軋轢のイデオローグ レビュー
-少女は信じた、神の存在を
-少女は願った、母の加護を
-少女は耐えた、偽の理不尽を
-故に神は与えた、煌びやかな宴の場を
-故に神は与えた、二羽の白い鳩との出会いを
-故に神は与えた、透明な靴と番(つがい)を
アクティベートの詠唱はどれも好きです。
タイトル:軋轢のイデオローグ
サークル:ONEONE1
ジャンル:ロールプレイング
発売日:2019年4月12日
クリアまでの時間(初回は約10時間)※現在は短縮可能
以前、FANZAで大きく広告が出ていた人気作品だったので
購入した作品になります。
すっごい物語に出会えました。それしか言いようがないです。
プロローグ
金髪のエルフが呼びかける。
「言ったでしょう?連れ戻すって!」
青髪のエルフは首を横に振る。
「最後のお願いだ、頼む、早くここから逃げてくれ。」
話は数年前に遡る。
彼女達はヴィクトール王国の騎士団に入るために
士官学校で出会い、共に過ごした仲であった。
彼女達と仲間達は同じ部隊に配属され、命がけの任務で戦っていた。
特務部隊。それは生きとして生けるものの天敵、ベヒーモスから人々を守り、
命をかけて戦う部隊。
特務部隊の隊員が命を落とす中、
戦う手を止めずに剣を握る彼女達に襲い掛かるのはベヒーモスの他、
予想だにしない敵と遭遇することになる。
金髪のエルフ、クレイシア・ベルクの生き残りをかけた戦いが始まる。
○登場人物
・クレイシア・ベルク
物語の主人公、エルフの種族。魔法剣という数少ない力の持ち主。
ファルケと同じく孤児院で育ち、生きるために出自を必要とされない騎士団を目指すことになる。
・ファルケ・エーゲル
クレイシアの幼馴染で同じく騎士団の部隊に入る大剣使い。
クレイシアとファルケが顔を:合わすたびに口喧嘩を始めるので、
周りからはいつものじゃれあいと言われることがある。
・アネット・ストール
青髪のエルフ。長剣と魔法を使いこなし、騎士団学校では
実技と学力トップでの卒業。
クレイシアの事を妹のように可愛がる。
ゲームの進行上、彼女を操作して戦う場面もある。
・クリフ・ロッド・フォルム
沈着冷静で思慮深いエルフの青年。
血の気の多い仲間達のブレーキ役に回ることが多い。
話す時は冷静だが、アネット相手では動揺した態度を取ることも。
・ゼップ・エンデ
クレイシア達が加入する特務部隊の隊長。
二本の刀を使いベヒーモス相手でも一人で切り伏せる実力の持ち主。
・ザラ・アフェイル
特務部隊の参謀。
くせ者揃いの特務部隊をまとめ上げ、
適切な指示でベヒーモス相手の戦略を組み立てる。
通常時の任務は彼女が指示を言い渡される。
○3つのシナリオ
この作品は大きく3つのルートに分かれます。
分岐条件はクレイシアの任務の失敗数、
H回数、殺人数によります。
具体的にはサークルのサイトに分岐とエンディング条件が載っています。
記事下あたりにリンクを貼っていますので、利用してください。
・騎士団ルート
初回に見て欲しいルートになります。
特務部隊として様々な依頼を受け、
メインシナリオで登場する様々な敵と戦うルートです。
本来はクレイシアが主人公での操作になりますが、
このルートのみ、アネット視点での探索、戦闘があります。
彼女の過去について詳しいことが分かります。
このルートは任務に失敗さえなければ進むことができます。
・レジスタンスルート
任務失敗でクレイシアが騎士団を抜けてレジスタンス組織に入るルートになります。
騎士団の人間でなくなった人間だから気づく、
今のヴィクトール王国のあり方に疑問をクレイシアの展開になります。
騎士団にいた時はなかった命を奪うかの選択肢を迫られ、今後の展開が変わります。
・放浪者ルート
騎士団でもなく、レジスタンス組織でもない、
彼女一人だけの欲望赴くままの戦いのルートです。
人の命を奪うことも身体を売ることも抵抗もない、変わり果てたクレイシアの結末になります。
○大ボリュームのHシーン
用意されているのはRPG特有のモンスターとのHや敗北Hだけでなく、
好きな時にデリヘルを行う売春H、戦闘中に動くアニメHがあります。
各女性キャラにも複数のHシーンが用意され、
他作品とは比べるとかなりのシーン数がありました。
またわずかですが、数人の想い人との純愛シーンがあったのもよかったです。
○感想
最初にこのゲームを購入した時は、
Hシーンは後回しにして、メインシナリオを見てみようとの思いで、
騎士団ルートを進めました。
ゲーム開始直後はレベル上げと任務でのダンジョン攻略が面倒だな、
と思っていましたが、物語が進むにつれ暗躍する組織の動きや、
命がけで戦う主人公と仲間達の展開に引き込まれていました。
18禁同人作品ですがエロ関係なく、次の展開がどうなるのだろう?
との思いでゲームを進めて、エンディングでは少し涙ぐんでしまいました。
クレイシアを中心に物語は進みますが、登場人物が一人一人、
自分の生き様や使命を持って戦いに挑むシーンはどれも心に残るシーンでした。
個人的にはレジスタンスルートのグッドエンディングがお気に入りで、
クレイシア本人は釈然としないが、これから未来に進んでいける結末だったと思います。
放浪者ルートはノーコメントにさせてください。
自分の中ではあんなクレイシアはいなかったことになっています(泣笑)。
Hシーンは多数ありましたが、自分としては好きではありませんでした。
大半が、クレイシアの敗北凌辱シーン・モンスター姦・乱暴なシーンだったと思います。
数少ない純愛な展開があったのは良い点でした。
作品全体としては、終始暗い展開が続きますが、
その中で主人公達の必死な姿で物語が進むのは良かったです。
Hシーンは凌辱ものが好きな人にはいい作品ではないでしょうか?
以上、軋轢のイデオローグのレビューでした。
ここまでご覧いただきありがとうございました。
最後にサークルより、攻略フローチャートと、
レベル99で開始できるチートモードが用意されています。
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購入の際は、下記リンクもご利用ください。
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