軋轢のイデオローグAppend レビュー
‐‐少女は灯りを羨望した
‐‐少女は鳥を探して旅に出た
‐‐少女は思い人と出会った
‐‐そして少女は戦った
‐‐そして少女は魅せられた
‐‐そして少女は知った。本当の幸せを
タイトル:軋轢のイデオローグAppend
サークル:ONEONE1
ジャンル:ロールプレイング
発売日:2020年02月29日
注意:Append版は単体購入ではプレイできません。
軋轢のイデオローグを購入し、
最新アップデートver1.14にする必要があります。
Append版を購入して騎士団ルートクリア、
他一部シーンを見終わったので紹介します。
○新たなＣＧの追加、新規立ち絵など
作品予告から多くのＣＧや立ち絵追加されるとの事でした。
ゲームをプレイしてみると、
無印版のときにはなかったラインハルトの立ち絵、
幼少期のゼップとサチヨの立ち絵、
ファルケのＣＧが無印版とAppend版での
変更などがありました。
他キャラにも新規絵が追加されていたので、
新鮮な気持ちでゲームをプレイすることができました。
Append版で追加されたＣＧだけを見たい、
という方向けにメニュー画面のエクストラから
追加されたＣＧを見ることができます。
驚いたのはこの注目の的（ヘイト的な意味も物理的な意味も含め）、
ハーラルト大臣にも追加ＣＧがありました。
騎士団ルートを進めるとみることができますので、
彼のシーンをぜひ見てください(笑)。
○サチヨエピソード追加
自分の中でこれが一番の楽しみにしていた部分になります。
無印版では少ししか登場していなかったゼップに関係する人物、
サチヨとの出会いがAppend版で見ることができます。
このエピソードはタイトル画面のエクストラからも
すぐに見ることができますが、ゲーム本編の騎士団ルートの
最終章での物語中に見てもらいたいと思います。
より一層この作品の物語を味わうことができます。
このAppend版にはサチヨにボイスが追加されて、
ゼップとの交流を見ることができます。
○Ｈシーン追加
ここがAppend版の大きな追加部分になるかと思います。
まだ全てのシーンを見ていませんが、
クレイシア、アネット、他女性陣にもＨシーンが
追加されていました。
こちらもタイトル画面のＨ回想シーンから
見ることができます。
サチヨのＨシーンはエクストラからになります。
○感想
昨年に購入した無印版は１０時間程度でクリア、
当初は街の人達との会話を見たり、
町中の男達にセクハラ行為をされたりと、
時間をかけてプレイしたのを覚えています。
今回のAppend版はそれまでにプレイしたレベル９９のデータを引き継ぎ
戦闘を極力避けて一気にプレイしました。
たぶん４時間程度の騎士団ルートのクリアになったかと思います。
ＣＧ一つ変わるだけでも作品の雰囲気が変わるように思えて、
戦闘描写がより盛り上がったように感じました。
このAppend版で印象に残ったのは、
追加エピソードのゼップとサチヨもそうですが、
一番はファルケのＣＧが多く目を引きました。
クレイシアやが共に騎士団で戦う中で悩んだり
戦いに迷いがある中、
終始ぶれることなく力強さを見せていたファルケが
ひときわ目立っていたように思いました。
幼少期のファルケのＣＧも増えて、
作品の中で一番格好いいのはファルケかな、という思いです。
もちろんゼップ、クリフも比べられないくらいの活躍がありました。
あと一人誰かいたような・・
あ、このリーダーも格好良かったデスヨ？
ですがこういう長編のシリアスな作品は
見ていると精神的に参ってしまう部分もあります。
立ち絵が追加されたラインハルトですが、
前回立ち絵なく退場した時は「シビアな作品だなぁ」ぐらいの思いでしたが、
立ち絵があってクレイシアやファルケと会話していた彼が
いなくなる、というのが自分の中で辛い部分でした。
わずかなセリフの中でも、家族のため、口にしていた彼が
途中退場となっていたのは結構心に来るものがありました。
ゲーム中盤から終盤にかけても戦いの中で
命を落とす仲間達のシーンも、
一度は見たシーンですが、やっぱりショックに思ってしまいました。
プレイされる方はシリアスな面を受け入れて、
この物語を体験してもらえばと思います。
サークルでは新たな作品｢サムライバンダリズム｣についても少しづつ情報があるので、
Ci-enのサイトからみてみてはいかがでしょうか。
以上、軋轢のイデオローグAppend版の紹介になります。
最後までご覧いただきありがとうございました。
Append版は下記より購入できます。
無印版の購入はこちらからできます。※ Append版 のプレイには無印版が必要になります。
