星と乙女が占う未来 レビュー
タイトル:星と乙女が占う未来
サークル:Rosetta
ジャンル:アドベンチャー/デジタルノベル
発売日:2023年01月26日
プレイ時間:３時間半ほどでクリア
ボイス：夏目みつ華 歩サラ 秋野花 蒼乃むすび
□関連リンク
占いを題材にしたアドベンチャーゲームのご紹介、
主人公は占い師の水城いずみ（みずしろいずみ）。
彼女がタロットと人相学で悩みを抱えている人たちを占っていく物語になります。
ゲームのご紹介の前に注意事項をお伝え。
本作はＲ１８作品ですのでＨシーンはありますが本編のオマケ要素。
この物語に何の脈略もなくヒロインいずみと想い人の男性がＨするシーンが
ゲーム終盤にあります。
ゲーム本編の物語とＨシーン描写がつながらず違和感ありましたのでご注意ください。
〇あらすじ
「桜花」の名はかなり有名な占い師と評判。
喫茶店はるかぜの一つのテーブル席を予約席として桜花が占う場所に使われていた。
占い師「桜花」は本名は水城いずみ、祖母から占いの教えを学んでいた
彼女は祖母の名をもらい、タロットカードと人相学を使った占いがよく当たると
人づてに噂になっていた。
そんな彼女に大きな出来事に遭う。占いの予約が突然増え驚くいずみ、
スケジュールをやりくりして占ってみると客から「風水占いだと思ったのに違う」、
「対面式の占いだと思っていなかった」と不満な声が上がっていた。
この不思議な出来事を調べていくと雑誌で占い師「桜花」が取り上げられ話題となっていたが、当の本人いずみは知る由がない。
どうやらいずみ以外に「桜花」を名乗り占い師をしている人物と
間違えられ彼女の元に占いの予約が入っていることを知る。
早速もう一人の桜花と連絡を取ろうとするが音沙汰がなく間違えで予約が入る事態が続いていく。
この出来事は意外な結果で真実が分かり、いずみと周囲の人物の未来が大きく変わることになる。
〇登場人物
・水城いずみ
祖母から「桜花」の名を受け継いだ占い師、喫茶店はるかぜの店主莉乃に
気に入られ店の席を借りて占いをしている。
占いの時間外は喫茶店ウェイトレスとして働いている。
・水城とわ
いずみの妹、いずみの占いの予約管理はとわに任されていて喫茶店では調理を担当している。
本業はカメラマンだがなかなか成果出ず思い悩んでいる。
・冬馬莉乃
喫茶店はるかぜの店長、いずみとわの二人を気に入り従業員兼占いの場所を貸している。
優しく頼れるお姉さんな立場であるがマイペースで人と違っている感性を持っているのか
ややズレた行動を取ることもある。
喫茶店の看板メニューとして稲荷ずしを食べてほしいと思うが反響はいまいち。
・奈良坂真希
快活天真爛漫向こう見ず。
有名な占い師桜花がいると聞いて喫茶店はるかぜへ訪れる。
明るい性格だが周りが見えないのか周囲の人を困らせることもしばしば。
〇みどころ
物語の大部分はいずみが占いをする場面が占めています。
占うお客は女性が大半ですが、小さい女の子が落ち込んでいるところを見かけ
占いで女の子を励ます場面などがありました。
タロットカードでの占いでは相手が引いたカードからこれからの運性を伝え、
人相学では顔の作りから自身の性格を伝えるなどといった内容でした。
いずみの占いは困っている人を勇気づけ応援をしたいという気持ちを持っていて、
占いの内容をただ伝えるだけでなくその結果から自信を持ってほしいと後押しを
している所が印象に残りまました。
また前作「銭湯カノジョ-恋もお風呂もアツアツで」の桐咲潤と『妹』のあさひが少しだけ
登場し姫の湯を訪れるイベントがありました（妹・・いもうと・・）。
〇Ｈシーン
Ｈシーンはエンディング後に４シーン発生。
いずみと「あなた」の恋人同士の純愛のセックスシーンとなっていました。
〇感想
やや百合寄りな世界観でいずみ自身の占いや周りの人達から助けられていく
素敵な物語となっていました。
それだけにどうしてＨイベントでは物語の内容から繋がりもなく、
「取って付けた」感あるものになっていたのかが残念な点でした。
何度もいいますが百合Ｈは無し、Ｈシーン男女の純愛展開でした。
女の子同士で進む百合風な物語と純愛Ｈをみるためのつもりで購入するのがいいかもしれません。
以上、星と乙女が占う未来のレビューになります。
最後までご覧いただきありがとうございます。
下記より購入ができます。
