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私、何回犯されたら終わるんですかっ! レビュー

「何度生まれ変わることになっても私の愛は変わらない!」
急展開に次ぐ急展開、転生を繰り返し続ける二人が
平和を勝ち取るその時まで戦いは終わらない!

タイトル:私、何回犯されたら終わるんですかっ!
サークル:Pe-B4
ジャンル:ロールプレイング
発売日:2021年03月21日
プレイ時間:1時間半ほどでクリア

総勢13名の絵師が参加する早変わりイラストのRPGです。

ヒロインのエリーゼ姫、ヒーローのアレス王子が
時空を超え悪の魔術師ジャードウと戦う物語になります。

〇オープニング

クリスタル王国は魔術師ジャードウと配下の魔物により
襲撃を受け滅亡の危機へと陥っていた。

ジャードウの狙いは国の王女エリーゼ姫である。

兵の奮闘むなしく王国は陥落、救援を求めるも徒労に終わり、
駆けつけたのは親交ある勇者アレス一人だけであった。

王はアレスにエリーゼ姫を連れて離れるよう告げ、
魔物の軍勢へと身を投じる。

戦地から逃れた二人ではあったが、
執拗なジャードウに居場所を突き止められ捕らわれの身に、

その時、光が辺り一面を包んだ。

アレスには何者かの声が聞こえ、
「愛を信じろ」との言葉を最後に意識が途切れる。

彼らがいた世界とは別の世界、
太郎と呼ばれる男は鬼退治へと向かっていた。

太郎は夢でも見ていたのだろうか、
鬼退治以外にも何かをしなければならないと
思うのだがそれが思い出せない。

鬼の住処では捕まった娘が襲われている最中であった。

太郎は娘を救おうとしたのだが
その時出た言葉は「エリーゼ姫」であった。

その娘も太郎の姿を見て「アレス様」と呼ぶ。

二人は世界が変わり身体が違っていても
かつての世界のアレスとエリーゼであることを知る。

そして二人の目の前にいる鬼こそが
魔術師ジャードウの分身であることに気付き
戦いに挑むことになる。

この先二人の身体が変わろうとも
愛を貫き続けることができれば
ジャードウの野望を打ち砕くことができる。

姿も世界も違えどもアレスとエリーゼは
長くも永い旅の道を歩むことになる。

〇ゲームの進め方

・ゲームの流れ

プレイヤーはアレスの魂が宿る男を操作し、
そのエリアのボスを倒していきます。

まずは新しい世界に入った時にセーブを行いましょう。

会話中にボスがいる目的地に向かうよう指示されますが、
周囲を探索しておきましょう。

世界のエリアごとに『クリスタルの欠片』と
『○○の秘石』が入手できます。

双魚宮、白羊宮の秘石は序盤各地を調べるだけで
入手できますが、中盤以降イベント戦で勝利することで
入手が可能になります。

各アイテムを入手し、エリア最奥へ向かうと
その世界のジャードウの分身、(行為真っ最中の)エリーゼ姫の
魂を持つ女性と出会い戦闘となります。

アレス、エリーゼ二人がジャードウと戦い勝利することで
その世界での目的を果たし、次の世界へと向かいます。

ゲームが進むにつれ敵は強力になっていきます。
かなりタフな敵HPにダメージの大きい魔法攻撃を
使うようになるので、長期戦覚悟で回復を怠らず戦いましょう。

・注意点

このゲームは通常の戦闘、ボス戦共に敗北で
即ゲームオーバーとなります。
セーブはこまめに行ってください。

またメニュー画面では移動中のスキル使用、アイテム使用が一切できません。

ボス戦に挑む時はHPMPが全回復の状態で戦うことになりますが、
それ以外は回復したりしなかったりとまちまちです。

中盤以降連戦となるのでHP管理には注意をしてください。

・エンディング分岐

エンディングは2つ(厳密にいうと追加でBADエンド1つ)。

全ての世界のクリスタルの欠片を入手した状態で
ボスを倒し続けると最終決戦ルート、
※1個でもクリスタル欠片を集め漏れしているとBAD扱い

秘石を全て集めればその時点で完全逃亡ルートとなります。
※こちらはボスを倒さずエンディングとなります。

〇Hシーン※回想シーン無し

Hシーンは全部で13シーン。

最初のエリーゼ姫が襲われ、

次の世界ではエリーゼ姫の魂が宿る女性が
ジャードウの分身に襲われている場面となり、

アレスが現れた時には一歩遅く、
彼の目の前で犯されるエリーゼとなっていました。

〇感想

Q:私、何回犯されたら終わるんですかっ!
A:13回です(ネタバレ)。

二人の魂が別の世界で結ばれるというと
感動的なお話になるのですが、
それが10回以上も繰り返すとなると
ギャグではないかと笑ってしまいました。

どの世界でも襲われている場面を目撃するアレスの
心中をを考えるとかける言葉もありません。

ゲーム部分としては難易度高く通常戦でも殺意ありありの
苦戦となってしまいました。

ボス以外にも魔法攻撃連発とかされると
勝てないのですが手加減が欲しいところでした。

ほぼ全てイベント戦となるので、
道中の経験値稼ぎもできず、
移動中の回復スキルの使用もできないのでは
かなり不自由なプレイとなってしまいました。

戦闘前に回復されたりされていなかったりと
バグなのか仕様なのか判断がつかないのも
困りごとでした。

それぞれのHシーンを見ることのできるゲームとして
いいのですがRPGとして難ありではないかと思います。

以上、私、何回犯されたら終わるんですかっ!
のレビューになります。

最後までご覧いただきありがとうございました。
下記より購入ができます。

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