ARET:VE White Lily Reactor 体験版レビュー
人類を脅かす存在、エイリアンの襲撃を受けた一人の男、
彼はとある施設へと遭遇し、一人の少女と出会う。
敵の襲撃を防ぐため防衛をしつつ少女と交流を深める
防衛・恋愛ゲームをご紹介します。
タイトル:ARET:VE ～White Lily Reactor～
サークル:ARET PROJECT
ジャンル:シュミレーション／アドベンチャー
発売日:2021年04月上旬予定
プレイ時間:１時間ほどで体験版クリア
本作品がサークルさんの１作目となるデビュー作品です。
儚げそうな少女に惹かれ体験版をプレイしてみました。
それほど難しくない探索・防衛ＳＬＧのゲームシステム、
そこに独自の世界観となる近未来を舞台に一人の少女に出会う物語となっています。
タイトル画面では「ＮＥＷ ＧＡＭＥ」にてオープニングから始まり、
ＳＬＧパートを３日目までプレイとなります。
まずはどのような物語かを知ってもらいたいのですが、
先に防衛ＳＬＧの部分をプレイしたい方は「ホーム体験へ」を選び
オープニングをスキップ、
「襲撃戦体験へ」では防衛戦がプレイできます。
〇オープニング
ここは科学の発展した世界、新たなるエネルギーが開発され、
人類が抱える問題が解決され平和となるはずだった。
しかし、その発明を奪おうとする者、
エイリアンにより襲撃を受け世界は荒廃の一途をたどっていた。
略奪者、エイリアンはその姿を見せず、
末端となる兵器によって今も被害を受け続けている。
その世界の中、ステム（名前変更可能）はスカベンジ（資材調達）を
しながら日々を送っていた。
運悪く彼はそのエイリアンによる攻撃を受け、意識を失ってしまう。
目を覚ました場所のは何らかの施設、ステムは建物内へと運ばれていた。
彼を助けたのは「ＥＶＡ」と名乗るＡＩ。
そして眠りから目覚めた少女と出会う。
ＣＵ‐ｉ７（コアユニットアイセブン）の名を持つ
彼女との出会いからこの物語は始まる。
エイリアンの襲撃をを防ぎ、生き抜くことができるのか。
「あの娘を守れるのは救世主さま、キミ一人だけだ。」
〇ゲームの進め方
オープニングを終えて、ゲームを操作することとなります。
このゲームは１日５ターン（朝・昼・夕・夜・深夜）に分かれ、
エイリアンの襲撃を防ぐための各行動を取ることとなります。
・画面の説明
画面左上が現在の施設などのステータスとなります。
①少女の親愛度 会話などで上昇
②少女へ性ステータス 性的な行動で上昇
③ＶＥ 消費資源、性的な事を行い獲得
④スクラップ ⑤ファイバー ⑥ケミカル
各資源 クエストで収集、襲撃戦勝利にて獲得。
クラフト時に上記資源を消費。
画面上部の「拠点ＨＰ」はそのままの意味の耐久力となります。
襲撃を受けることでダメージを受け、０にてゲームオーバーとなります。
右上４つのコマンドにて各操作、画面左下のアイコンで
セーブなど設定が行えます。
・各コマンド
それぞれＴＡＬＫ（会話）ＱＵＥＳＴ（素材採取）
ＣＲＡＦＴ（製作）、ＢＥＤ（ハート）となっています。
まずはＱＵＥＳＴにて物資を調達しましょう。
このコマンドのみ朝から夕まで行えるようになっています。
体験版では付近の森１カ所のみの探索、ここで各資源を入手します。
探索では３段階で成否が決まります。
極大成功、大成功、成功になっており、資源数と入手できる
資源の種類が変わります。
後で行うクラフトの為にも、スクラップ・ファイバー・ケミカルを
１００以上入手しておいた方がいいでしょう。
ＢＥＤはＨなイベント発生となっていますが、
体験版では実装されていません。
ここでは資源ＶＥが入手できます。
ＣＲＡＦＴでは防衛施設の強化・イベントアイテムの作成が行えます。
ここで入手した資源を使い拠点ＨＰの増加、
また体験版では１個のみ、イベントアイテムとして
記憶にある服を作り、彼女が着替えを行うことになります。
ＴＡＬＫでは彼女とのコミュニケーションを取ります。
１ターンの会話につき３回まで会話やスキンシップなことができます。
体験版では反応に乏しい彼女ですが、
ゲームが進行していくと様子が変わっていくかと思います。
〇防衛戦
製品版では７日に１度、エイリアンによる襲撃があるようです。
本体験版ではタイトル画面より「襲撃戦へ」を選ぶことで
戦闘を行うことができます。
勝利条件は敵ＨＰを０にする、倒さなくても３ターン経過、
特殊コマンドＶＥ‐tech（体験版では不可）の使用になります。
当然戦闘の決め手となるのが拠点ＨＰになります。
実際のプレイでは物資調達を行い、クラフトにて
防衛強化が必要となっていきます。
また戦闘開始時に敵味方のＨＰが比較され、多い方が戦闘有利となり、
ダメージに影響をしていきます。
戦闘コマンドは（体験版のみ）ふたつ、全門斉射・全周警戒です。
攻撃が全門斉射、特殊攻撃へのカウンターが全周警戒と
理解していればいいでしょう。
戦闘中、ＥＶＡから警告メッセージを受けた時に
全周警戒を行いましょう。
〇Ｈシーン
体験版では１つのみ。施設の維持に必要な精液を得るために
ＣＵ‐ｉ７の手コキシーンとなります。
〇感想
主人公と少女との交流を描く物語となりますが、
体験版ではちょっとだけ希薄な交流だっただけに
印象の薄い感じがありました。
その代わり、強烈な個性があったのがＥＶＡ。
やたらとフレンドリーで口の上手さでステムを
納得させるなど一際目立っていました。
単眼でウインクっぽいことをするなど、
何とも多芸なことをやってくれます。
まだまだ体験版だけでは全容が分かりませんが、
ＣＵ‐ｉ７との出会いの一歩目として
独創的な世界を見せてもらいました。
この先の展開がどうなるか製品版で明らかとなるのでしょうか。
気になった方はこの世界を体験してみてください。
以上、ARET:VE～White Lily Reactor～の体験版レビューとなります。
最後までご覧いただきありがとうございました。
下記より体験版がＤＬできます。
↓
ARET:VE ～White Lily Reactor～