粛清のサファイア レビュー
人知れず異形の者と戦う女性、
敗北すれば怪物の凌辱が待ち構えている!
タイトル:粛清のサファイア
サークル:破顔研
ジャンル:ロールプレイング
発売日:2020年06月26日
プレイ時間:約4時間程でクリア
ボイス:青島 薫/樹神 花付
ゲームデザイン・プログラムにゲームコロンの名前があり、
以前紹介した作品『ウラレタウン』を思い出しました。
※ゲームの紹介記事はこちら
この作品は今年6月に発売された人気作、
異種姦、ダメージボイス、リョナ要素ありと
なかなかハードな内容となっている作品をご紹介します。
○オープニング
青島 薫は学園の保険医として生徒達を見守る女性。
彼女にはもう一つの顔があった。
それは深夜に蠢く怪物を倒す始末屋。
薫はその怪物達を『球根』と呼び、
放置すると新たな怪物を生み出し、
生徒達に感染して悪影響を及ぼす。
昼は感染した生徒達を治療し、
夜は徘徊する球根を討伐する薫。
進化を行い多様な球根へと変化する
怪物を滅ぼすことが彼女の目的である。
○ゲームシステム・昼のパート
昼は保険医として生徒を治療、球根を倒す為の準備を行ない、
夜になれば出現する敵と戦い、
戦闘にて入手できる資源を使い
戦力アップを繰り返すゲームとなっています。
ゲームの目的は親玉となる球根を倒すことができれば
ゲームクリアとなります。
このゲームは戦闘で敗北してもプレイが続きますが、
生徒達の感染が50人以上を超えるとゲームオーバーになります。
昼のうちに感染した生徒を治療しましょう。
治療には1人当たり『緑の宝石』を2個消費します。
校内の様子では出現する怪物の場所が確認できます。
怪物は1日に1マスまで移動でき、
多くの生徒がいる場所へ動くようになっています。
上の図を例にすると、
2体の怪物をそのまま放っておくと、
左の紫の怪物は上へ移動し昇降口で5人感染、
右の赤い怪物はそのまま職員室に留まり6人感染、
翌日には新たな怪物も現れ、3体の怪物がまた感染を行うようになります。
1日に2体を倒すことができれば感染者0となりますが、
序盤の薫の体力は低く、1体倒すのがやっとの状態です。
時間による期限はありませんので、
気長に戦力アップしながら敵をゆっくり倒していくのがいいと思います。
敵の移動をある程度誘導できる方法があります。
研究(※後述)でアロマ開発行なうと、
緑、青の宝石どちらかを消費して作成できます。
最初に作成できる紫のアロマは「部屋の侵入を防ぐ」効果を持ちます。
こちらも上の図で説明すると、4人感染者となる卓球部にアロマを使用すると、怪物は次に人数の多い校舎裏へ移動することになります。
タイミング次第では人のいない場所に誘導することもでき、
敵を倒さなくても感染者が出ない状態にする方法がとれます。
研究では各種宝石を消費し、
戦力アップ、アロマの開発やストーリーを進めることになります。
ゲームが進むにつれ強敵と戦うことになるので、
研究やスキルアップを十分に行ってからストーリー進行を行いましょう。
スキル取得では戦闘で使う9つのスキルを変更します。
研究でのスキル解放を行うとより上位のスキルを使い
戦闘を有利に進めることができます。
取得には『青の宝石』が必要となります。
○ゲームシステム・夜のパート・戦闘
昼での準備を終えれば夜へと移り、
敵と戦うことになります。
戦闘の他、アロマを使い敵の誘導もこの時間帯に行います。
HPを残した状態で翌日を迎えると『緑の宝石』を入手、
敵を倒す、または敗北して凌辱を受けると『青の宝石』を入手できます。
・戦闘について
戦闘では設定された9つのスキルからランダムで5つ(研究で選択箇所増加)
の中から選んで各攻撃を行います。
スキル右上の「1・2」は消費SPになり、
毎ターン3回復するスキルポイントを使い選んでいきます。
画面右上は敵の行動予測になり、
下から順番に攻撃を仕掛けてきます。
ランダムに選べる攻撃の中から、相手の攻撃に備えながらも
最適な攻撃方法を選ぶのが悩ましいながらも面白いシステムとなっています。
敵は攻撃や状態異常のほか、拘束にて薫に襲い掛かってきます。
拘束中では攻撃が行えず、脱出するための行動を取ることになります。
「もがく」「放冷」を使い画面左上の拘束力を減らし、
脱出することになります。
拘束中も敵の行動は続きますので、攻撃でのダメージや
Hな行動で各感度が上昇していきます。
○おすすめスキルの紹介
敵は特性ある様々な攻撃をとってきます。
初期のスキルではすぐに力不足になるので、
研究やスキル取得で戦力アップを図っていきましょう。
ここでは自分が戦闘で役立ったいくつかのスキルを紹介します。
・ヒトガタ・防御BT
ヒトガタは1ターンの間、数値分のダメージの身代わりを行ってくれます。
ヒトガタ8を選べば、相手からの攻撃でストライク7の3回攻撃の場合、8-(7×3)=-13ダメージの軽減を行うことができます。
ヒトガタは敵も使ってきますので、そのターンでは
ヒトガタの数値分ダメージが通らないことになります。
相手のヒトガタの数値が多い場合は無理に攻撃せずに
次のターンの攻撃を待つ方法を取るなどを行いましょう。
防御BTは「1回に受けるダメージを1軽減する」バフ能力になります。
防御BT+1の状態だと、
敵の2×8の攻撃は(2-1)×8の8ダメージ、
1×15に至ってはどれだけ受けてもノーダメージとなります。
攻撃BTも同様に1回に与えるダメージを1増加となります。
複数攻撃のダメージの底上げが可能です。
このBTスキルも敵が使ってきますので、
できるだけ妨害して相手のバフを封じるようにして下さい。
・挑発・威圧・威圧R
研究で覚えることのできる挑発は、
SP回復+9つのパネル選択が可能となります。
相手の行動は拘束に変わりますが、威圧スキルがあれば無効化できます。
挑発を受けた敵は、
序盤は[間合い→拘束]
中盤以降は[間合い→間合い→拘束]と行動していきます。
序盤のスキル解放で覚える威圧を使えば、
敵の最初の攻撃を消すことができます。
パネルに2つの威圧を取得すれば、
挑発でパネル全て選択→威圧2回使用で
そのターンの敵の行動できなくなります。
中盤以降の敵は威圧Rを使用、
敵の最後の攻撃を消すことができますので、
無力化と一緒に残りSPで大ダメージを与えることも可能です。
挑発には回数制限があるので、
敵の絶対に受けたくない行動の時に使いましょう。
○Hシーン
戦闘中のH、敗北後のHと全て異種姦Hとなっています。
拘束中Hでは今までに受けた被虐度によってボイス内容が変わっていきます。
始めのうちは抵抗する声なのですが、
凌辱を受けるにつれ「胸は♡ダメェ♡」「痛いはずなのにぃ♡」と
変化していくエロボイスを楽しむことができます。
ゲームクリアでは今まで戦ってきた相手と
エロステータスを変更しながら再度戦闘することができますので、
回想閲覧として振り返ることができます。
○感想
どの敵にも苦戦しながらも色々なスキルを試しながらも勝利、
ラスボスは段違いの能力となっていたので、
スキルを一新してようやく勝てることができました。
全体的に難易度は高め、研究でスキル解放と取得を優先しないと、
通常の敵にもすんなり勝てないぐらいの強さになっていました。
ここで時間的ストレスになってくるのが『青の宝石』の入手の渋さ。
青の宝石は研究やスキル取得と大量に必要になりますが、
入手方法は敵を倒すか敗北時のHでの少量のみ。
入手量がもっと増えれば序盤から快適に戦うことができたので、
ゲーム中は青の宝石入手に苦労しました。
スキル取得もパネルの入れ替えだけになり、
外したスキルを再利用できないも不満でした。
1度使わなくなったスキルでもまた必要と思えば
再度青の宝石を消費するようになっていたので、
なかなか好き勝手にカスタマイズができないのはもどかしかったです。
異種姦プレイが好きな人には良作だと思いますが、
ゲーム面はちょっといまいちかなと思ってしまいました。
エロボイス&触手やスライム凌辱を見てみたい人には
あっているゲームかと思います。
以上、粛清のサファイアのレビューとなります。
最後までご覧いただきありがとうございました。
下記より購入ができます。
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