お狐様と滅妖師愛乃ちゃん レビュー
タイトル:お狐様と滅妖師愛乃ちゃん
サークル:たのしいたけ
ジャンル:ロールプレイング
発売日:2023年07月28日
プレイ時間:1時間半ほどでクリア
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妖怪を倒す簡易化戦闘RPG、妖怪を討伐しハッピーエンドか、
それとも敗北し妖怪に慰み者となるのか。
毎作ご紹介しているたのしいたけシリーズ作品の最新作をご紹介します。
女主人公の滅妖師、波街路愛乃一人を操作しての冒険。
道中の敵との戦闘は上手くいけば2、3秒で決着の着く爽快さあるものとなっていました。
冒頭は愛乃の住む村の周辺で妖怪の被害が起きているところから始まります。
愛乃の母八重から滅妖師を受け継いだ愛乃はまだまだ新人、
度重なる妖怪の襲撃で村を守り切れるか不安な愛乃を見て母は
村の神社に祀られている神様に助力を乞うよう助言をします。
愛乃は神社で賽銭をして神頼みをし神の姿を目にします。
金毛鈴鳴稲荷神(こんもうすずいなりのかみ)は愛乃の祖先である滅妖師の
頃からの知り合いであることを告げます。
愛乃は神様の名前が長くて覚えられないので金(こん)さんと呼ぶことに・・。
愛乃からの陳情を聞き一度は断るものの、彼女の祖先から村を守ってほしいとの手紙を読みやむなく彼女を助けることとします。
話しに聞く限りの妖怪の大量発生の原因は妖怪の長(おさ)が出現したことが考えられ、金は妖怪の親玉だけを倒し後の配下の妖怪は愛乃の力だけで倒すように言われます。
金の条件を受け入れ妖怪退治へと向かう愛乃。
滅妖師になりたての彼女はこの時知りませんでしたが妖怪に敗北した女は犯され、負の魂魄を奪いより凶悪な妖怪へとなる事を教えられます。
そして妖怪達は種族によって特徴ある性技を使い女性を犯し、
人間同士での交わりで得られる快楽の比ではない絶頂をもたらし
死ぬ以上の地獄を味わうこととなります。
この事を聞かされた愛乃ですが怖気づくことなく、
村の平和を守るため妖怪の棲み処へ退治へと向かうこととなります。
滅妖師愛乃の結末は如何に。
〇ゲームの進め方
驚き顔の口に特徴ある愛乃。
さて本作は短編RPGで簡易マップを進み道中の敵を倒し親玉の元へ向かう
形で進んでいきます。
拠点となるのはこの村のみ、ここで装備品や回復アイテムを揃え準備。
自宅では寝所で体力妖力回復、書斎で戦う妖怪の特性を把握できます。
準備が終われば右側から敵の待つダンジョンへと向かいます。
ダンジョン内は画面右上にミニマップが表示されマス目で区切られた次のフロアへ向かいます。
フロア内には敵&宝箱、ここで必ず戦闘発生かアイテム入手となり
一度入ったマスでは今後イベントが発生しなくなります。
戦闘では金さんより伝えられた通り道中の敵は愛乃一人で戦うことに、
主に愛乃1VS敵3体の構図で戦います。
戦闘を短時間で終わらせるには敵の色と名前を把握して弱点を突くことです。
画面上の敵は緑の小鬼3体なので愛乃の使う術では全体火属性攻撃の「拡散火炎Ⅰ」、
これで一撃で倒すことができます。
本RPGでは敵を倒しても経験値は上がりません。
今後のダンジョンでも妖怪の肌の色と弱点は共通ですので
・赤(妖怪)→氷礫の雨
・緑(妖怪)→拡散火炎
・青(妖怪)→大落雷
とパターンを掴んでおきましょう。
少し厄介なのは3種類の妖怪が登場すること。
この時はどの属性でもいいので全体攻撃を使うと弱点・通常・耐性でのダメージ量となります。
術をメインにした戦い方だとあっという間に妖力(MP)が尽きるので
回復アイテムの綺麗なお水を用意するか自宅へ帰り回復するのがいいでしょう。
一枚分のマップの最奥へ進むと次の階層へ到達、
ここで倒しに行く小鬼の親玉以外の妖気を持つ妖怪を察知。
調べてみると妖怪ぬりかべを発見、倒すことにそれほどメリットは
ありませんが敗北することで専用Hシーンを見ることができます。
最奥へ着いた愛乃、小鬼の親玉大鬼と対峙。
この相手は契約で交わした通り神の金さんが討伐しますが、
この時愛乃は見てるだけではなく中ボス相当の小鬼達と戦うことに、
色の判別はつきづらいので名前欄を見て弱点を突いた術で倒しましょう。
勝利すれば鬼の山をクリア、次は河童の妖怪が待つ地へと向かいます。
新たなダンジョンが開かれると自宅書斎が追加で解放、
道具屋などの装備品も新しくなっているのでこまめに訪れましょう。
なお戦闘敗北時には道中の敵・特殊敵・ボスによってHシーンが分かれ
戦闘直前に戻るかなどの選択ができます。
Hシーンを見逃してもゲームクリア時に全てが解放されます。
〇Hシーン※ゲームクリアでギャラリーが全開放
全てが敗北Hの10シーン。
道中の敵に襲われ徹底的に凌辱を受ける愛乃、そして力を失い無力化した母
八重にも妖怪の手が迫ろうとします。
ボス敗北時は妖怪の親玉による村の全滅エンド。
全ての村娘が妖怪に襲われる中、村人の助命を求める神が
調教凌辱を一身に負う場面ですが壮絶な快楽の責め苦により陥落。
村の人間を救えず自身も妖怪の奴隷へとなるバッドエンドとなっていました。
1シーンだけ人格排泄?のような描写のシーンもありました。
〇感想
毎作のように低価格・短時間で遊べるエロゲとしてプレイさせてらっていますが、Hシーン描写が容赦のないエグい調教シーンだと改めて思い知りました。
一つのHシーンに事前・事後や表情差分はあるのはもちろんですが
その一つ一つにショートストーリーのような、
「快楽に屈しない」から「耐えてみる」「もう駄目」「敗北を認めます!」と
流れるような形の深く掘り下げられた場面を見せてもらいました。
ゲームとしても常にコンパクトであるけど、
「安かろう悪かろうではない」のがこのサークルさんの特徴と言えるかと思います。
ゲーム作品の制作数の経験あるサークルならではの一作品となっていて楽しむことができました。
以上、お狐様と滅妖師愛乃ちゃんのレビューになります。
最後までご覧いただきありがとうございます。
下記より購入ができます。
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