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ある魔王城にて。 レビュー

タイトル:ある魔王城にて。
サークル:しましか製作所
ジャンル:ロールプレイング
発売日:2023年03月15日
プレイ時間:1時間半ほどでクリア

タグ コミカル・男の娘作品です

サムネイルのポーズはサンライズ立ちというのでしょうか。
かなり格好いいメイド服少年きなこの戦い、
レベル上げが楽々にできるお手軽RPGをご紹介します。

主人公はメイド姿をしていますがれっきとした男の子きなこ(名前変更可能)。

彼は生まれたときから館の主「雪」に拾われ育てられていました。

そんな彼女がたわむれに思いついたのか「ワシを倒してみろ」との突拍子もない発言。

この数多くのメイドが働く一見平和そうな屋敷は実は魔王城、
屋敷の主たる雪こそが世界最強の魔王なのでした。

そんな魔王に勝ってみろと言われてもきなこ本人は
いままでろくに戦ったこともない一般人、同僚である人間最強の剣士でも
歯が立たないというのだからきなこが挑める訳がありません。

さてどうしてかこのことに協力的なのが魔王本人の雪、魔王の娘茜、
そして元は最強の王国騎士にして今はきなこと同じメイドのメロウが
きなこを強くしようとトレーニングを与えていきます。

この出来事が面白く伝わったのか、淫魔にも訓練相手として挑むことになりますが
魔王城唯一の男子であるきなこ。
淫魔の罠にかかったり敗北してしまうと男の娘姿の彼がHなオシオキを受けてしまうことも?

「やってやろうじゃないか」と意気込むきなこは魔王を相手に勝利することができるでしょうか。

〇ゲームの進め方

「男の娘」ジャンルではありますが当の本人きなこは自ら女装をしているわけでもなく
普通の男の子、雪曰く配下は人も魔族も関係なくメイド服を着るようにとのお達しで
城内のメイドを仕事をしているようでした。

オープニングでは元王国剣士のメロウが数度にわたって魔王に挑んでいますが
結果は惨敗、この高ステータスでも歯が立たないのだからその強さがうかがえます。

なお、主人公きなこの初期ステータスはこちら。
・・きなこは「ぎょうざ」ではなくて「あんこ」が好きなようですね(現実逃避)。

ゲームの目標は城内にいる魔王に挑戦し勝利することと実にシンプルですが
見ての通りの貧弱ステータスではどうあっても勝ち目はありません。

オープニング終了後の自由行動でいきなり魔王に挑むことはできますが結果は
ご覧の通り、修行して強くなる正攻法で進めていきましょう。

きなこの強化には城内にいるメロウ・茜に話をかけてトレーニング、
レベルアップ以外にステータスアップ、スキル習得ができます。

城の外に出かければうろついている魔物退治、接触にて撃破して1レベルが上がるので
2、3度敵の全滅を繰り返せば大幅にレベルアップします。

他はメイドたちに話しかけおつかいをこなすことでステータスが上昇します。

ある程度修行をつけていると城内に淫魔のリパが登場、
魔王の雪を倒そうとするきなこに興味を持ったらしくアドバイスをします。

まずは手始めにリパが送った刺客に勝ってみろと城内に新たな人物が登場、
彼女達は淫魔なので準備不足で挑むとHなことをされるかもしれません。

メロウと茜の修行内容は魔王を倒すための物なので当然スパルタ、
普通の人なら死んでもおかしくない修行メニューを命がけで挑戦。

奇跡的なのかきなこは生き延び、短期間で驚くくらいの成長を遂げます。

その様子を間近で見ていた雪は相当に愉快なのか、
自分を倒しに来るきなこの成長を楽しみにしています。

成長を遂げたきなこと最強の魔王との戦い、この決着はどのような結末を迎えるのでしょうか。

〇Hシーン・イベント発生条件※回想シーンはおそらく無し

Hシーンは29シーンきなこが敗北か発情で襲われる逆転なしの
M向けHシーンとなっていました。

回想シーンが多分ないのですべて把握していませんが
戦闘中のきなこの瀕死・戦闘不能と敵HPが半分になった時の
Hイベントが発生条件になるようです。

戦闘Hを見たい場合はきなこのスキル「適度な一撃」で敵のHPを減らしてみてください。

真面目に戦っていたはずが発情してHなオシオキを受ける場面、

淫魔リパ達の特殊効果で発情したきなこは戦うこともできず
相手の性的要求を受け入れる場面などがありました。

この他にもトゥルーエンド後のおまけシーン、
やや条件の難しいイベントはゲームフォルダ内のテキストにヒントが記載されていますので、そちらを確認してください。

〇感想

万単位ダメージを与えてくる敵なんて倒せないよ~。
とは思ったいましたがレベル上げの速度が異常に早く、
ゲーム開始で30分くらいの所でレベルは100超。
上手くいけばどの敵も初撃スキルで倒すことができました。

回想シーンがないのかHシーンを一つ一つ見ていくのがやや手間に感じました。
もしかしたら見忘れもあるかもしれないのでしばらくプレイを続けてみます。

先ほどもお伝えしましたが男の娘ジャンルですがきなこは自分を俺呼びする普通の男の子。
始めこそ魔王との桁違いの強さにやる気を失いますが所々に見えてくる
男の子特有の格好良さがあり、コミカルながらも熱いシナリオとなっていました。

彼の持つ強さの秘訣とは?とあるエンディングに明らかとなりました。

非常に遊びやすい作品でしたのでぜひプレイしてみてください。

以上、ある魔王城にて。のレビューになります。
最後までご覧いただきありがとうございます。

下記より購入ができます。

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