イビルリクルート～オナラで世界を支配せよ!～ レビュー
タイトル:イビルリクルート～オナラで世界を支配せよ!～
サークル:銀の林檎
ジャンル:アドベンチャー/デジタルノベル
発売日:2023年03月25日
プレイ時間:1時間ほどでクリア
タグ コミカル作品です
オナラに次ぐオナラの物語、
臭いおならでお悩みの女性達が勧誘されて悪の秘密結社に入り、
そこではオナラを使った世界征服を企むというぶっとんだ活動を行う物語をご紹介します。
本作品はＲ１８作品ですがＨシーンも露出もなし。
本物のオナラ音を収録して作中に使うという、とてもイカれたゲームになります。
本作はティラノスクリプト制の短編ＡＶＧ、
選択肢は２か所で途中バッドエンドがあるだけの読みやすい作品でした。
主人公直井桜（なおいさくら）が悪の戦闘員としてオナラを使い活躍するお話、
新規オナラジャンルとなるのか？
怖いもの見たさ、失礼『臭いもの』みたさでゲームの内容を知ってもらえればと思います。
※主人公の名前をひらがなにして並べ替えをしないように
〇オープニング
就職活動を行う直井桜は自身の身体の悩みもあり上手くいかないでいた。
彼女の悩み、それは「オナラが臭いこと」である。
面接時にテストで不意にオナラをしてしまった桜が周囲の人物に
ありえないほどの被害を与え大混乱。
被害の原因が直井桜であると分かり結果は不採用、
さらにはこの噂が広がったのか応募する企業すべてが断られる事態へとなった。
早急にお金が必要な桜の元に一枚の通知、
『秘密結社アスタリスク、我が社はオナラによる世界征服を目的とした結社です』
との知らせを見て疑りながらも案内された企業の元へ向かう。
表向きはガス会社アステルのオフィスこそ秘密結社のアジト、
桜はそこで同じくオナラで悩みを抱えている女性と出会った。
彼女の名前は木堂葵（きどうあおい）。葵は電車内でオナラをしてしまい、
狭い空間内での異臭を毒ガスの犯行と勘違いされそうになった所を
結社の人間に助けられここへとやって来た。
桜と葵を勧誘したのがアスタリスク幹部の四条百合（しじょうゆり）。
二人を戦闘員として勧誘しオナラを使った活動をするように告げる。
悪の組織に入ることに戸惑いながらも、周囲から疎まれていたことへの
仕返しができると知り二人はアスタリスクに入ることを決める、
戦闘員服を支給され臭いオナラを出すことを訓練とし日々活動し
来たる任務の日に備える桜と葵、彼女達の行く末やいかに。
〇イベントシーン・みどころ
悪の組織入団後は儀式として髪色に変化、
中央の桜はピンク→紫、右の葵は黒髪→緑、
共に髪の一部が白色に変わりこれがスカンクを模したものなそうな。
ゲームとしては２つの分岐があるだけで間違えた選択肢を選ぶと
桜が動けなくなってしまうバッドエンドとなります。
※２つとも上選択肢は危険なもの
早速訓練として互いにオナラを嗅がせる対決、
葵にマウントを取られた桜は抜け出せず顔を埋めるようにじかにオナラを発生。
どうしてここでベストを尽くしたのか、
オナラ発生イベントシーンはＬｉｖｅ２Ｄアニメーションでガス発生のエフェクト、
そして多種多様のオナラ音、
「プゥ～（高音）」、「ブブブゥー！（低音）」と文面にしづらいいくつもの効果音。
あげくにはオナラというより不調なエンジンの爆音のようなものが聞こえ、
抵抗できない桜はもがき苦しむことになります。
選択肢次第では下っ端戦闘員になったばかりの桜がトップクラスの百合と対決することに、
格上の相手のオナラの臭いに屈する場面。
タイトルから視聴できるＣＧモードは効果音・セリフなくＣＧのみ視聴可能、
全部で６つのオナライベントシーンになります。
〇感想
オナラの臭いでゲームオーバーが待ち構える史上稀に見るゲーム（恐怖）。
物語の続きは訓練を終えて実践に入る桜と葵、
オナラを相手に嗅がせることがクセになったのか、アスタリスクの戦闘員として
活躍する物語になります。
この後の展開はゲームを購入してプレイしてみてください。
いつもは感想を述べてレビュー記事を終えていますが・・、
何と評価すればいいのでしょうかね（困惑）？
本来であれば戦闘員服でぴっちりスーツを着て胸や尻が強調されてエロイなぁ、
と出てくるべきなのですがそれを上回るほどのオナラのインパクトで
上書きされてエロ方面はそれほど感じなかったです。
オナラに関してこだわりを持った作品だなとは伝わりました。
後はこの作品を最後までプレイして感じた気持ちが人それぞれ
あるんではないでしょうかね？
終わってみればあっという間な作品で、物語も出だしの部分を描いたところなので、
続編のようなものがあってもいいかなとは思いました。
以上、イビルリクルートのレビューになります。
最後までご覧いただきありがとうございます。
下記より購入ができます。
