ゴミを拾うもん レビュー
異世界へと転生した主人公、
しかし何のスキルも持たずに荒廃した世界で過ごすことになる。
この世界を変えるのに必要な事、それはゴミ拾いだった？
タイトル:ゴミを拾うもん
サークル:ちぇすとぼっくす
ジャンル:ロールプレイング（戦闘なし？）
発売日:2019年10月21日
プレイ時間:約１時間でクリア
以前紹介した作品、エクスタシーエルフ昇天拳を
製作されたサークルさんの第１作になります。
お手軽に遊べてＨシーンが見れる作品でした。
今回はこちらの作品をご紹介します。
○オープニング
ここは異世界、勇者と魔王の戦いも過去の出来事。
あるのは争いの後に残った荒れ果てた町だけである。
この世界に転生したのはトウマ。
異世界にやってきたからといっても、
モンスターと戦う力もなく、特別なスキルがあるわけでもない。
トウマはこの生きにくい町で日々を過ごす。
コンビニでのバイトは強盗に襲われ閉店、
たった今、中華料理店では面接で落とされていたところであった。
異世界に来たからと言っても何もいいことなどなかった
トウマは思わず大声を上げてしまう。
「あー！可愛い女の子とエッチしたい！！」
目の前に女の子がいるとも気づかず大きな声を出してしまったトウマ、
彼女は気にもせずトウマに声をかけ、仕事を頼もうとする。
彼女の名は千鶴、リサイクルを行うスクラップ屋をしている。
仕事の内容はこの町に落ちているゴミを集めてきてほしいとの内容であった。
異世界に来てまでゴミ拾いなんてしたくないと
断ろうとするトウマであったが、
報酬に「エッチしてあげる」と言われ一転心変わり。
早速脱童貞を果たしたトウマは異世界に来てよかったと叫び出し、
千鶴の頼み事、ゴミを拾う事とする。
さあ、えっちをするため、ゴミを集めよう。
○ゲームシステム
不幸にも黒塗りの高級車に追突したトウマ。
車の主に言い渡された示談の条件とは…
そういうゲームではないのであしからず、閑話休題。
ゲームとしてはシンプルな探索ＲＰＧとなります。
千鶴の指定したゴミを集めるため、街中を探索してアイテムを集めます。
最初に集めるのは鉄くず、光っているアイコンを調べ、
アイテムを入手します。
中にはわかりにくい部分にアイテムがあったりするので、
見落としが無いように調べていきましょう。
鉄くずを集めて千鶴に渡し、バイト代ゲット、
Ｈイベント発生で次に集めるモノを指定されます。
イベントを進めていくうちに、アイテム入手の為に
道具が必要な場合があります。
商人から道具を買うと、表示されなかった部分が光り、
アイテムが入手できるようになります。
※道具は消耗品ではないので１個買うだけでＯＫ。
部屋の中には謎解き要素があり、障害物をどけて
奥にあるアイテムを手に入れるなどミニゲームもあります。
千鶴が頼む全てのゴミを集めてエンディングを迎えます。
彼女がゴミを集める理由は？この世界は一体何なのか？
全てが明らかとなります。
○Ｈシーン
Ｈシーンは全てで１１シーン、
ゴミを集めたご褒美としての千鶴とのＨ、
その他、町の住人の女の子とＨできるチケットの購入で
４人の女性とのＨシーンを見ることができます。
○感想
エンディング突入前に回想場面にかかっている鍵を開くことができれば
製作者のメッセージを聞くことができます。
ゲーム制作に関する苦労話など、
遊ぶだけの自分にとっては頭の下がる思いですm(__)m。
これがちぇすとぼっくす一作目となる作品で、
Ｈシーンに関してはボリューム含め少ないかな？
との思いですがデビュー作として妥当なものでしょうか。
この作品からパワーアップして２作目、
３作目のエクスタシーエルフ昇天拳へと続いていき、
進化を遂げてよりエロさに力が入っていくことになるので、
最新作を購入された人はシリーズのルーツとなるこの
作品を買ってみるとより深く本シリーズ作品を楽しめるかと思います。
まだ２作目は購入していませんが、
サークルさんの手掛ける手軽なゲームでいて、
その短い作品の中に詰まったドラマ性あるシナリオというのが
魅力でもあるので、最新作を気に入った方はこの作品も
気に入ってもらえるかと思います。
以上、ゴミを拾うもんのレビューとなります。
最後までご覧いただきありがとうございました。
下記より購入ができます。
ちぇすとぼっくす最新はこちらとなります。
