おてんばカミュルの奮闘記～ツァイブ島出稼ぎ物語～ レビュー
この場面を見て嫌な予感がしたのは自分だけでないはず。
事件を起こした彼女がとある島へと送り込まれる物語のご紹介です。
タイトル:おてんばカミュルの奮闘記～ツァイブ島出稼ぎ物語～
サークル:アイオライト
ジャンル:ロールプレイング
発売日:2021年02月04日
プレイ時間:約５時間ほどでクリア※短縮方法あり
注意:発売直後のバージョンでのプレイの為
数回ほど画面フリーズがして直前のデータをロードしなおすことが
多々ありました。
おそらく修正があるとは思いますが、プレイの際は
全体フィールドに出る前、ダンジョン中などこまめなセーブをお勧めします。
サークル３作目ののゲームのご紹介です、
１４日間の期限までに返済額分のお金を稼いでいく
探索＆売春ＲＰＧとなります。
〇オープニング
ギルド所属のカミュルはおてんば冒険者である。
今回高価な壺を割ってしまったことで多大な弁償金を
払うことになってしまった。
ギルドマスターから提示された返済方法は
ツァイブ島で出稼ぎをしてこいとの事だった。
商業が盛んなこの島では多くの儲け話があり、
ここでなら大金ゲットができるとの話で
カミュラは向かうことになった。
ただし外部の人間は１４日間の滞在しか認められず
滞在後は１年間再びの入島が許されていない島であった。
カミュラは１４日分の宿屋の宿泊費用を払い、
各地の冒険をして借金を返済しようとする。
彼女の借金返済窓口としてギルドの人間が派遣され
返済額、「３０万ゴールド」を伝えられる。
果たしてカミュラは無事に借金返済ができるのか。
〇ゲームシステム
ゲームの目的はシンプル。
どんな方法でもいいので１４日間までに
３０万Ｇを稼いでギルドの職員に支払うことを目指します。
・昼夜のターン制ゲーム
１日は４ターン制となり、村や町・ダンジョンへの移動で１ターン経過します。
昼３ターン、夜１ターンとなり、
夜のターンが終われば翌日昼の１ターン目から始まります。
宿屋の自室で眠ると全回復しますが、
現在のターンに関わらず翌日昼１ターン目となります。
回復方法は道具屋のアイテムでも代用できます。
眠らない事でのペナルティもないので、
昼夜問わず冒険をしてもいいです（ひどい）。
プレイして重要と感じたのが、
１日ターンの夜の使い方がポイントでした。
夜のターンにダンジョンへ向かうと、
夜の時のみ採取できる素材アイテムが手に入り、
夜専用のボスモンスターも出現します。
スタート地点港町サジェスでも夜専用の
Ｈイベントが発生しますが、まずは借金返済方法を優先しましょう。
・港町サジェス
全体マップに出るとこの町の他に
のどかな村・治安の悪い村がありますが、
後の２つはＨイベント発生の為だけの場所となります。
戦闘の準備として買い物ができるのはこのサジェスだけです。
まずは道具屋でポーション購入して冒険に出発、
ダンジョンでお金稼ぎができれば武器防具の調達、
ＭＰ回復アイテムの購入をして次のダンジョンへ行くための
準備をしていきましょう。
武器屋・道具屋の他に合成屋というお店があります。
ここではダンジョンで拾う素材アイテムと少額資金を消費し、
装備品・アイテムなどを錬成してくれます。
新しい武器を手に入れるのに大金を出して手に入れるか、
素材を集めて少額で作成するか選びますので
最適な方法を選んでみてください。
更にこの店では希少な素材アイテムから金塊が
作成できるので借金返済に役立ちます。
金塊に必要な素材アイテムは場所と時間帯を選んでみてください。
・ダンジョンについて
フィールドの全体マップからダンジョンへ行くことができます。
最初はウーツルの森の１か所しか表示されていませんが、
各ダンジョン最奥のボスを倒すと次のダンジョンが探索可能になります。
ダンジョンは全部４カ所となり、広い所でも６エリアほどの
コンパクトなダンジョンとなっています。
ダンジョンへと入ると「〇」が素材アイテムを入手でき、
翌日になると再度出現します。
※昼と夜では入手出来るアイテムが違うため、
１日に昼夜と探索してみるのあり。
シンボルエンカウントの魔物と接触で戦闘開始、
ターン制戦闘画面へとなります。
カミュラはレベルが上がると魔法と特技を覚え、
魔法は回復・各属性の単体と全体攻撃魔法
その攻撃魔法の強弱を覚えることになります。
どの魔法もＭＰ消費量が少なく燃費効率がいいので、
ＭＰ回復アイテムを用意して魔法中心で戦っていいと思います。
通常敵・ボス共に何らかの属性に弱点がありますので、
戦いを有利にするため各属性の攻撃を試してみてください。
どの敵もドロップアイテムとして換金用アイテムが手に入りますので、
借金返済の足しにしましょう。
一部アイテムは合成屋で強力なアイテムの素材になるかも？
なお、夜の時間帯にダンジョンへ向かうと
ナイトバウンティと呼ばれるボスが登場します。
倒せば多額のゴールドが手に入ります。
そのダンジョンの最奥のボスより強敵となっていますので、
最初のうちは挑まない方がいいでしょう。
※ボス・ナイトバウンティ共に倒しても再復活します。
「戦闘が面倒だ～」という方にはお手軽機能、
爆殺モード（何て名前・・）で戦闘を省略できます。
アイテム→大事なもので爆殺モードをＯＮ、
あとはエンカウントする敵に接触するだけで
お金と経験値が手に入ります。※ドロップアイテムは入手できず。
港町サジェスで準備→ダンジョンへ探索→
サジェスへ戻って換金・再度準備する→次のダンジョンを探索
というのが一連の流れとなります。
○Ｈシーン※全開放あり
治安の悪い村のハテナマークの場所へ向かうと
カミュラが売春ができるようになります。
これ以降ハートマークのある場所ではＨシーンが発生、
一部淫乱度が高くないと発生しないものおあります。
カミュラの淫乱度によっては段階別になっており、
最初は嫌がっていたのが徐々に快楽に変わっていくセリフとなっていました。
売春の他、ボスモンスターの敗北での凌辱Ｈ、
宿の店主べリルも選択肢次第ではＨシーンが発生ます。
アイテム→大事なもの→ギャラリーモードで
いつでもＨシーンの回想＆段階別が見れるようになっています。
ゲーム開始からすぐに全開放もできるので
プレイの省略をしたい人は試してみてください。
○感想
初回プレイ時は極力Ｈせず冒険オンリーで探索＆ボス狩り。
結果８日目で早くも借金完済、残り日数を自由行動でのクリアとなりました。
面白くて遊びやすい作品でした。
爆殺モードなしでも普通に時間をかけてレベリングと装備強化で
どの敵も苦労せず倒すことができて割とな易しめな難易度となっていました。
ただ、育てたキャラに最強装備を揃えても相応のボスがいなかったので、
そういう意味では物足りなかったのではとも感じました。
ダンジョンもマップも広すぎずコンパクトな中に
盛りだくさんなＨシーンとなっていたのが良かったです。
ほとんどが全裸だったのでいくつかの衣装Ｈが欲しかったとも思います。
発売直後のプレイだったのでいくつかの不具合がありましたが、
それらが解消すれば遊びやすさのある低難易度ＲＰＧとしてお勧めできます。
一気にクリアまでプレイしてたくさんのＨシーンがみれて満足できる作品でした。
以上、おてんばカミュルの奮闘記～ツァイブ島出稼ぎ物語～
のレビューになります。
最後までご覧いただきありがとうございました。
下記より購入ができます。
