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とつげき!人間戦車 ALTeR レビュー

古いPCを動かすことがあったので
ファイルやソフトを眺めていたらこの作品がありました。
全年齢作品なのでエロ要素もありませんが紹介します。

タイトル:とつげき!人間戦車 ALTeR
サークル:焼肉万歳
ジャンル:シミュレーション
発売日: 2009年04月12日
プレイ時間:未確認

プレイ時間:未確認

○あらすじ

ジャポン全土で二分された勢力、
「ジャポン王国」「ジャポン帝国」での争いは
激しさを増し、人型兵器「人間戦車」と呼ばれる兵器で
両者がぶつかり合う戦争と化した。

物語の主役はアルタ・松雪代。

子供の頃に人間戦車と出会いと別れを経験した泣き虫だった彼女。

十年経った今、
アルタは王国軍で人間戦車を率いる陸軍中尉として戦っていた。

敵対する帝国軍との戦いの行方は彼女が左右することになる。

○登場人物

・アルタ・松雪代

本作主人公。
任務達成率100%を誇り、若くして人間戦車を率いる隊長となる。

戦争での手腕は確かだが性格や趣味が悪く、
気乗りがしなければ命令無視で戦いもせず、
敵国帝国軍の鉄ヘルメットをコレクションする変わり者。

王族の生まれだが王位継承権はなく、
現在の国王、飯倉くららの従姉妹にあたる。

・ルル

アルタの特殊作戦の為に用意された特別製人間戦車。

アルタとの出会いから評価が悪く、
アホッぽい人間戦車扱いされる。

人間戦車は攻撃を受けると爆発するが、
ルルだけは特別製のため、再度復活するという
風変わりな技師によって開発される。

・山奈めぐみ

アルタの参謀として配属されることになった元少佐。

とある事情で国王くららの機嫌を損ね階級を下げてしまう。
アルタからは「うっかりめぐみん」の愛称で呼ばれる。

・えれ

大本営で製造されて今回アルタの元へ派遣された人間戦車技師。

10年前アルタが友達となった人間戦車につけた、
「えれ」の名前だが別人のような無表情で現る。

○使い捨て戦術シミュレーション

アクティブタイムで進む戦略ゲームになります。

ステージ毎に登場する敵に人間戦車に指示を出して
勝利条件を満たすSLGになります。
味方の人間戦車の特徴を覚えてしまえば
割とスムーズにゲームが進めると思います。

実際のゲームの流れについて画面を追って紹介します。

・「UNKNOWN」マスに隠れた敵を探し出して倒す。

ゲーム開始時は左下の味方キャラと隣接する空きマス扱いの
場所しか視界が分かりません。

マスに小さく「UNKNOWN」と表示された場所には
敵の人間戦車が隠れていますので、
マスを調べながら見つけた敵を倒していきましょう。

敵は右上に点在しているはずなので、その方向へ移動します。

・強襲車両を動かす

ゲーム開始時に通信速度(他ゲームでいう素早さ)順で
行動ができるようになり、「.CONNECT」の表示で行動ができます。

強襲車両はこの中で一番早い通信速度を持っています。
この戦車の特徴は周囲マス全ての範囲を自爆で攻撃して敵を倒します。

「ピピッ」と鳴れば敵の発見になります。

敵は1体撃破、味方の強襲車両もここで消失しますが先に進みます。

・索敵車両を動かす

索敵は「UNKNOWN」マスに敵がいるかの確認ができます。
他車両も索敵は使えますが、この車両は索敵距離と範囲が広く
敵を調べるのに役立つ車両になります。

ですが今回は移動した場所の隣接に敵がいたため、
攻撃で倒します。

次の行動順を考えている時に敵の発砲、
赤マス部分が攻撃場所になり味方隣接のニアミス、
ちょっとした悲鳴を出してしまいました。

これは敵が近くにいることの情報になりますので
潜伏場所を調べるため強襲車両を上に2マス移動。

「ピピッ」となって予想的中。自爆攻撃で敵を倒します。(このゲームは攻撃を敵味方で判別しないので巻き込んで倒すことのないようにしましょう。)

・突撃車両を動かす

突撃車両はアタッカーの要。
移動と攻撃を使い敵を倒します。

索敵は使えませんが射程のある攻撃ができるので、
「UNKNOWN」へ向けて攻撃して敵がいるかの判断はできます。

・砲撃車両を動かす

行動順が遅いのがこの砲撃車両。
移動も1マスしかできませんが、他にはない攻撃射程の長さで
敵を攻撃します。

オレンジ範囲が攻撃可能範囲なので、適当な場所に撃って
敵を撃破、なんてこともありますが今回は命中がありませんでした。

またしても敵の攻撃、敵は右の索敵車両の上あたりにいると思います。

・指揮車両を動かす

冒頭に登場したルルは指揮車両の扱いになり、
攻撃も索敵もこなす便利キャラです。

ですが指揮車両が全て撃破されると敗北になりますので、
今回は被弾しないように隅に移動するだけになります。

余裕があれば指揮車両は2体以上いたほうが事故を防げます。

こちらは索敵車両を動かして調べるも空振り、
したところで相手に発見されて撃破されます。やばいかも・・

今度は突撃車両を動かすと直後に相手の索敵車両に撃破される始末。
これってピンチかも・・

他に動かすと事の出来る味方はこちらの索敵車両。
相手が動く前に倒しましょう。

その後他の人間戦車が行動ができるようになっても
しばらく間をおいて索敵車両に敵位置を調べてもらいます。

敵の車両を発見、青髪の鉄ヘルは敵の指揮車両になるので、
この敵を倒せば勝利となりますが、砲撃車両は1マス届かず。

他に倒す手段がないかとためらっていたところ、
敵の指揮車両はその場を動かず発砲。被弾はありませんでした。

相手のステータス欄を見るに視界が1マスなので、
「索敵した味方側からは見ていて」、
「視界1マスの敵側からは見えていない」状態だったため助かりました。

味方ができる行動は敵も同じなので、
敵も索敵をしながらこちらを探ってきます。

後は動けるようになった索敵車両で最後の敵を倒して勝利。
最初のチュートリアルで冷や汗をかいての戦いでした。

○人間戦車の開発

戦闘終了後のインターバルより、開発コマンドが使えるようになります。

人間戦車の開発では資材を消費して、各人間戦車の強化バージョンの戦車を
生産することができます。
※生産にも別途資材が必要。

具体的には通信速度の増加が共通で、
突撃車両は攻撃射程・攻撃範囲の増加。
索敵車両は索敵距離・索敵範囲の増加。
強襲車両は移動範囲・攻撃範囲の増加。

なかでも砲撃車両の開発を続けると大量の資材が必要ですが、
超遠距離から広範囲攻撃をしかける戦車が登場します。

もちろんステージを進めると敵も強化した人間戦車と
戦うことになるので、こちらがその砲撃車両の攻撃を
受けることにもなりますので、対策することになります。

ゲーム後半では新たな特徴の戦車が多数登場して、
能力の上がった敵味方の戦いに変わっていきますので、
戦力準備を都度行ってください。

資材はフリーモードでいつでも稼げるので、
メインストーリーを放って資材集めで人間戦車を
強くしてもいいと思います。

人間戦車の新たな開発には、開発した戦車を生産をすると
次の開発ができるようになります。

○追加パッチ富士樹海大洞穴パッチ

※現在発売中のDL版では標準になっていると思いますが、
確認していないため間違いがあるかもしれません。

パッケージ版を購入した人は焼肉万歳のサークルより
パッチをあてることで追加ステージの富士樹海大洞穴に挑むことができます。

これは本編以上の難易度とボリュームになっていますので、
人間戦車の腕に自慢のある人は挑んでみてください。

○感想

現在発売中の人間戦車シリーズは3作で、
この「とつげき!人間戦車ALTA」は2作目にあたります。

どういった理由でこのゲームを手にしたのかは記憶にありませんが、
1話毎に流れるエンディングテーマを見ながら
スタッフの名前のほとんどが「すりわただお」「寺田せう」だけで、
同人ゲームってこんな小規模で面白いゲームができるんだなぁ
と思っていました。

ゲームシステムは慣れればシンプルに進み、
見えない相手にどうやって戦い、どの戦車を使うかの選択の幅が広くて
面白いゲームでした。

一番気に入っているのはテンションの上がるBGMです。

戦闘中の均衡から優勢に変わるとき、
また特別なステージでの曲が緊張感を盛りあげていて、
最後までドキドキして楽しめるゲームでした。

機会があれば3作目の作品も購入したいと思えるような作品でしたので、
今回記事として紹介しました。

以上、とつげき!人間戦車ALTAのレビューでした。
最後までご覧いただきありがとうございました。

下記より購入ができます。


最新作の人間戦車シリーズはこちら

とつげき!人間戦車 LIMITED OPERATIONS

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