雫チャンが援交なんてするわけないっ! 製品版レビュー
タイトル:雫チャンが援交なんてするわけないっ!
サークル:あややや屋
発売日: 2025年01月24日
ジャンル:ロールプレイング(戦闘無し)
プレイ時間:3時間ほどでクリア
注意:一部ホラー演出があります
□関連リンク
体験版に引き続き製品版をプレイ、
カードショップを営む女子学生神楽 雫がお店のリフォーム費用の支払いを迫られ
あの手この手でお金を稼いでいく物語となっています。
お店さえ開くことが出来れば収入は得られるのですが
その為の再建費用も自力で稼がないといけない始末。
普段は明るい性格な彼女でも店の風評被害に気持ちが沈み、
次第にやさぐれてく雫は良識があれば絶対に手をださなかった怪しいバイトにも手を染めようとします。
借金の返済も進めて行きますが今回の元凶である強盗犯を掴めるのも雫の目的、
店の経営者とは言えただの一学生には何をするにも力及ばない彼女ですが
非現実的な出来事にも巻き込まれ彼女の受難は続きます。
或いはこの不可思議な現象が雫の手助けになるかも?
元の平穏な日常のカードショップSHIZUKUを取り戻す物語の続きをご紹介します。
〇ゲームの進め方※製品版以降
序盤の物語や操作方法については体験版レビューを参照してください。
また、ゲームに行き詰った際はゲームフォルダ内の「※攻略」テキストを見て進めるといいでしょう。
本作品の目標の一つは事件が起きて休業を迫られたカードショップを再開すること、
開店さえすれば店のリフォーム代として借金をしていた分の返済の目途が立つとの雫の主張。
本作では一定額を稼ぐ、または返済期日などはありませんのでマイペースにプレイが出来ます。
もう一つの目標は店に入って強盗を行った犯人を捕まえる事、
店の商品を取り返しなおかつ事件の真相を探ることで物語が大きく進んでいきます。
体験版では店員の雇用と壊れたガラスケースの補充を行い店を開店までが出来ました。
本記事ではその先の内容についてご紹介します。
事件の手がかりが無いかと隣駅まで渡り歩く雫、
駅構内で犯人を目撃するも取り逃がしてしまいます。
自分の住んでいる地域と大きく違う都会の場所、
ここでの情報を集めるのにも一苦労をする彼女。
少しお話が戻りますが雫の住むきさらぎ町の中には使われなくなった廃寺があります。
何度も通ううちに不思議な人物(?)に出会います。
この出会いが雫の問題を解決するかも?
そして様々な場所で入手できる悪魔が描かれた羊皮紙を学園内のオカルト好き生徒に渡すことで
その悪魔について知ることが出来ます。
これをお寺のとある場所で使うと・・?
雫の悪落ち度に応じて行動の幅が増えていきます。
気丈な正確な持ち主でも日々続いていく精神の疲弊から深く堕落をしていきます。
初めのうちは夜更かしで街を出歩く程度でしたが、
次第に悪事に抵抗が無くなっていき、必要とあらば夜中の学校に忍び込んだり、
都会で援助交際として男からお金と引き換えに性的なサービスをするようになっていきます。
本作では悪落ち度が高くなったからと言ってバッドエンドになることは無いので
どんどん悪落ちして雫ちゃんのいけない様子を見ていきましょう(ゲス顔)。
ネタバレは控えるつもりですが少しばかり踏み込んで一部のみご紹介、
神楽雫の目の前に突如、自分とそっくりの姿の女の子が登場、
見た目は同じでも言葉遣いはかなり荒いようです。
彼女(?)の正体とは一体?
店の借金問題や強盗犯の事件がひと段落したと思えば新たな災難に遭遇、
身動きの取れなくなった雫に変わり、友人の灯華や仲間と操作キャラをチェンジ。
情報収集や推理を行い真相へとたどり着き雫を救います。
ゲームクリア後も引き続きプレイ可能、未読Hシーンの探索なども含め
まだ見ていないイベントを探してみて下さい。
〇Hシーン※回想より全開放可能
カードショップにて入手できる回想場面移動アイテムを使用して移動。
ここではまさかの全開放スイッチと会話をする様子が見れます。
一度は会話を見ておくといいかも。
Hシーンは15+5つのIFの結末エンドシーン。
通常は雫のバイトでのセクハライベントや痴漢、都会での援助交際や
事件に巻き込まれて襲われるシーンなどが視聴できます。
バッドエンドのIFシナリオでは雫以外のヒロインも含めて凌辱を受ける結末が見れます。
〇感想
一作目のレムではあまりにもはっちゃけたトンデモ展開がありましたが
前作今作とその奇天烈さは大人し目、それでもたまに見せるNPCのフリーダムな会話や
ゲーム中の雰囲気をぶち壊す斜め上の展開はサークルさんならではの物かと思います。
ゲーム開始から一気にプレイしてエンディングまでたどり着きました。
途中迷う点などや躓きなどもあったので攻略テキストはありがたかったです。
ゲームに内容としてはカードショップの経営者神楽雫がお店を続けるにあたっていくつもの
障害を乗り越えていき、その中で避けて通れないHなイベントをこなしていくものでした。
その中で気になるのがゲームのタイトル・コンセプト・Hシーン・物語の整合性が取れているかな?
との疑問は持ちました。
タイトルは「雫チャンが援交なんてするわけないっ!」なので、
文字通り普通に暮らしている彼女が不穏な行動を取るはずがないのに
事情があってそのような行為に手を染めていく内容となると思います。
それなら作中にそういった発言をするキャラクターがいるかと思えばそういうは無し、
雫の行為を目撃する人物もいないのにこのタイトルになるのは違和感がありました。
悪堕ちレベルについてもやや単調に感じます、作中では一定レベルに上がれば
普段やらない性的行為に及んだり被害に遭ったりしますが、これもレベルアップ=Hシーン解禁でしか
ほぼ使われなく、物語とHシーンがリンクしていたと言えばそうでもないように感じ取れました。
過去作品のファンタジー作品から現実的な世界になってHシーンのシチュエーションなども
変わってはいきましたが、一連の流れからもっと魅力的な同人エロゲが見たかったのと思いがありました。
シリーズを通して変わり種な面白さがあるのでサークルさんの作品には触れてほしいと思いご紹介しました。
以上、雫チャンが援交なんてするわけないっ!の製品版レビューになります。
最後までご覧いただきありがとうございました。
下記より購入が出来ます。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません