DEAR SPACE レビュー


タイトル:DEAR SPACE
サークル:PigExplorers
ジャンル:アクション/シューティング
発売日:2025年10月18日
プレイ時間:3時間半ほどでクリア

RPGツクール上のマップでのガンアクションゲーム、
近未来の宇宙を舞台に愛する彼女を救うためゾンビや警備ロボを倒しながら進んでいくゲームになります。

主人公はパイロットスーツに身を包んだ男ユークリッド、
彼の恋人であるクラウからの救援で駆け付けた先の大型宇宙船がバイオハザード化。

宇宙船内のスタッフはゾンビ化、警備ロボの暴走で殺されたりなど大惨事が発生、
彼の武器である試作型銃を片手に挑むことになります。

この事件は宇宙船内での極秘実験が発端、
EX細胞の研究が予想しない方へ暴走し研究者たちがモンスター化、理性を失い主人公に襲ってきます。
モンスター化した敵は様々な特性を使い攻撃、スライムの分裂化や霧を操るなどの手段で攻撃、
こちらも武器の強化を行いながらレールガン・波動砲を上手く使って倒していきます。

最愛のクラウを救うためエリアボスを倒して正気に戻し、彼女達の力や知恵を借りながら先へと進めます。
・・まぁそれはそれとして性欲が溜まったのでモンスター娘であるヒロイン達とHをしてもいいよね!
というゲームになります。
ガンアクションとしての操作は最初は戸惑うものの全体的な難易度は易し目、
いくつもの強力な効果のある波動砲を使えばサクサククリアできるゲームとなっていました。
本日はこちらの作品を紹介します。
〇ゲームの進め方

ニューゲーム開始時には難易度設定、アクションゲームが苦手な人の為にバフ付きでプレイできる「STORY」、
通常難易度でボス戦のみやや苦戦するくらいの「NORMAL」の2つがあります。
自分のプレイではNORMALで挑んでみました。

次に敵の瞳孔を琥珀色にするか、敵は洗脳扱いとなり琥珀色の瞳を持っていて
敗北Hシーンではその瞳の色のまま異種姦をされるようになっています。

オープニングを少し飛ばして主人公ユークリッドを操作する場面から開始。
クラウの救援要請で彼女のいる大型宇宙船までやってきたのですがそこは不気味くらいの無人な空間、
彼は用心して進みます。

船内を調べながら進めようやく人に出会えたかと思えばその人物はゾンビ、
今の彼には武器が無いため逃げ回ります。

ゾンビから逃げ切り一息ついた区画で話の出来る人物(?)と遭遇、
彼女からこの危機を乗り切るために武器である銃を提供されます。

ここでユークリッドは連絡をくれたクラウと出会えますがどうも様子のおかしい?
目の前にいる女性研究員スゥに触れて彼女はスライム化、この宇宙船内の騒動を引き起こしたのは
クラウ自身であると知り警戒をします。
幸いにもクラウの行動を阻止する相手が出てきてユークリッドは一命を取り留めます。

ここからがアクションゲームのチュートリアル、
スライム化した研究主任スゥをターゲットとして敵の倒し方を教わります。
各コマンド操作はゲームフォルダ内の「readme」にも記載されています。

まずは銃を撃つための「姿勢」、これは「Shiftキー」を押すと現在向いている方向に銃を向けます。
Shiftキーを押しながら操作移動をするとその方向を向いたまま低速移動になります。
姿勢を変えたい場合は一度Shiftを離して向きを変えてから再度姿勢を取ります。

姿勢を取ればその状態で「通常攻撃」、「Zキー」で今の方向へ向かい攻撃できます。

お次は攻撃スキルになる「波動砲」、スキルをセットして右下カーソルから選択、
「Cキー」を長押しで左下「BEAM」ゲージが上昇するのでCキーを離して波動砲攻撃を行います。
今後もいくつものスキルを習得するのでそのたびにメニュー画面でスキルセット、
状況に応じた波動砲攻撃や特殊効果の攻撃を行いましょう。

最後はガード、「Aキー」で敵からの攻撃を軽減します。
ガード中は動くことが出来ません、相手の避けようもない攻撃が来たらガードでやり過ごすのがいいでしょう。
ここまでが操作の説明、今から実践として初回ボススライム娘と化したスゥと戦います。

初回の敵は分裂をするくらいでそれほど変わった行動はとらないので
姿勢・通常攻撃・波動砲と基本操作を体験して戦いましょう。

ある程度ダメージを与えると相手から戦いをやめようと提案、
色仕掛けを使ってユークリッドを篭絡していきます。
ここで「無視する」を選ぶと勝負続行、それ以外を選ぶと誘惑Hシーンとなりゲームオーバーとなります。

無視するを選んで続行、初回なので難しいことはなく撃破しました。
勝利後は新たなスキルを入手できるので次回時に向けスキルセットして試してみましょう。

スゥ主任を倒して彼女が理性を取り戻したことで一度帰還、
安全なユークリッドの小型宇宙船で状況を確認します。
スゥ主任の話ではここの宇宙船「ストーンヴィレッジ」は採掘船と偽装をしているものの
本当は極秘裏の研究を行っていたとのこと、そこではEX細胞という危険な代物を取り扱っていたもののクラウが感染、
彼女はEX細胞に取り込まれ突然変異、クラウを「マザー」として次々と研究員を変異させていきました。
マザークラウを組織の頂点として多くの人物を感染しスゥのような配下を作り「もんむす」を形成、
やがて地球へと侵略をしていく画策をしていました。
これを止めるには今のクラウを手持ちの試作銃で倒すこと、クラウさえ理性を取りもどせば
作られた組織系統が破壊され脅威がなくなるとスゥは考えユークリッドは行動に移します。

目的達成の為のポイントは2つ、現在の試作銃は威力が弱くEX細胞の感染影響が多いクラウには効き目が見込めないため
スゥ主任に銃の強化をしてもらいます。
ですが現在のスライム娘と化した彼女は各地にスライムが分散して能力不足、
ユークリッドが危険な船内を探索しながら分裂したスゥをみつけ本体へと合流し試作銃を強化します。

もうひとつはマザークラウの配下、もんむすについて。
EX細胞にてクラウを通じて感染した彼女達は変異を遂げモンスターとしての能力を持ちます。
マザーに忠誠を誓い障害となるであろうユークリッドの探索を邪魔する彼女達の存在は脅威となります。
これから遭遇するであろう彼女達に対抗する為、銃の強化が必須と言えます。

スゥと協力してクラウを救うことを決めたユークリッドは再び船内へ、
宇宙ステーション内のトラム(電車)が電源故障の為に自由に動けずまずは修理に必要な区画へと向かいます。

森林地区にはEX細胞に感染したバウンドが縄張りとしています。
彼女を倒して電源周辺を修理、さらに先へと進めます。

まずはマップ探索ではスライムキャラアイコンである小型スゥがいないかを確認、
彼女を一体づつ見つけることで銃の強化が行えます。

ステージ内には主人公を襲う敵キャラが多数配置、通常攻撃や波動砲で闘っていきます。
遠距離攻撃をする敵もいるので回避やガードを組合わせて攻撃をしましょう。

森林ステージも中間になれば休息ポイントが登場、
ゲーム序盤まではスゥの場所かここなどでのみ武器の強化が行えます。

2人目のボスはハウンド、ダッシュで距離を詰めて襲い掛かってきます。
距離を空けるか遮蔽物で攻撃を防ぎましょう。

誘惑に対しては抵抗をするように(間違えてそっちの選択肢を選んだなんて言えないよな・・)。
敵を追い詰めると攻撃パターンが変化してより強力な攻撃をしてきます。
今後についてもいえる事ですが上手く避けて攻撃するヒット&アウェイの戦法より
ごり押しでダメージを受けても攻撃をし続けピンチになったら回復する脳筋スタイルが最適だと思います。

2人目ハウンドの理性を取りもどしたことで基地の電源の修理もでき
船内を自由に移動できるようになります。
一応次の目的地が指定されるのでそこに向かって進むのがいいでしょう。
〇物語について

物語としてはマザーに操られたもんむすを倒し理性の戻った彼女達を仲間に加え情報共有、
クラウ救出の方策を考えながら次への目的を決めていきます。

そして相手方も一枚岩でなくマザークラウの勢力もお互い不審となって暗雲が立ち込めています。

さらにはクラウに対抗する人物がユークリッド以外にもいて単独行動でマザークラウと戦っている女性、
クラークと名乗る人物はクラウもんむす共に滅ぼそうとしています。
様々な思惑が重なる中、ユークリッドは最愛の彼女クラウを正気に戻して救うことが出来るのでしょうか。
〇Hシーン※回想シーンで全開放可能

Hシーンはヒロイン10人からなる2つのHシーン+後日談H。
一度対戦した相手との再戦もここで出来るようになります。

Hシーン1つに対しても誘惑・敗北・仲間勧誘後の性欲処理とセリフ差分が分かれています。

スライム化したスゥ主任に対して性欲処理をお願いする主人公、
「彼女がいるのにこんなことをしていいのか?」といいながら性欲処理に協力をしてくれるスゥ、
スライムの身体を使った奉仕をしてくれます。

一部Hシーンには複数人でのハーレムプレイなどもありました。
〇感想

ガンシューティングアクションゲームというと操作方法が複雑という印象を受けるのですが、
こちらのゲームは(操作方法に慣れさえすれば)割とスムーズに遊ぶことが出来ました。
最初の通常攻撃で戦うと大変でしょうが次々覚える波動砲スキルを使えば
ほぼどのボス戦も楽に倒せるくらいの難易度だったと思います。
Hシーンは敗北・誘惑がモンスター娘による快楽責め、性欲処理が甘々Hで進む
マニアック寄りな内容のHシーンでした。
本作の特徴的なのはシナリオ・設定作りが凝っていること、
回想での小話にもある通りサークルさんの映画作品の趣味などを生かしたキャラ制作や物語を作っていたので
同じ趣味の人にとっては共感する部分もあるかと思います。
気になったのは登場人物が多めだったかな?人によってはセリフシーンがほとんど無かったのでは、
と思うキャラもいたのでこの作品が中編~長編の内容だったら扱いも変わっていたかもと思える作品でした。
今後もこちらのサークルさんの作品をチェックしてみようと思います。
以上、DEAR SPACEのレビューになります。
最後までご覧いただきありがとうございました。
下記より購入が出来ます。















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