終末のオルターエゴイズム レビュー※アイリスルート


タイトル:終末のオルターエゴイズム
サークル:ONEONE1
ジャンル:ロールプレイング
発売日:2025年11月01日
プレイ時間:7時間半ほどでクリア
□関連リンク
・【外部リンク】ONEONE1Ci-en記事 攻略フローチャート

体験版に引き続き製品版をプレイ、サークルONEONE1の新作
『終末のオルターエゴイズム』をプレイしてみました。
W主人公で白雪リンドブロム・黒羽夜鶴の二人がバディを組んで戦闘任務。
突如発生した魔物退治であったり反体制派のテロ組織の調査と危険な任務に挑んでいきます。

彼女達が敗北すれば敵対する相手に犯され、ゴブリンや触手などの魔物にも襲われる凌辱作品、
そして発売前から話題となっていたアナルセックス特化イベントであったり露出行為でイベント内容が
変化するなど多くの特徴ある作品となっていました。
本日はこちらの作品の1ルート、アイリスルート編についてご紹介します。
〇ゲームの進め方※製品版以降

体験版では5.2GBと大容量な内容とお伝えしましたが、
製品版は12.7GBの超・大容量となっています。
ゲーム購入前にPCの空き容量などに気をつけて下さい。

ゲームの進め方は体験版、並びにこれまでのサークルONEONE1のRPGと同じ。
任務を言い渡されるのでダンジョンへ向かい最奥のボスを倒していく形でゲームを進めて行きます。
基本的に1本道形式で進み勝利敗北でイベント変化、現在のHステータスに応じて
サブクエストが発生するなどがありますので詳細はサークルから配布されている攻略チャートで確認を行って下さい。
・戦闘面について

このゲームはノーマル・イージーモードの2種類がありEASYの場合はボスイベント戦に「勝ったことにする」の選択肢が追加されます。
ただしノーマルモードでもゲームも中盤辺りに来ると一気に敵を殲滅できるようになっていきます。

その理由が3つまで装備が出来るギア、攻撃力アップ・魔法攻撃力アップなど各種効果を得られる装備品でストーリーが進むにあたり上位装備品が購入できるようになります。
極端な話、これで白雪に「アタックギア×3」、夜鶴に「マジックギア×3」といった攻撃重視で編成すれば雑魚敵はほぼ一掃できます。

さらにレベルが上がると夜鶴が全体魔法攻撃を習得(白雪は割と遅めに物理全体攻撃を習得)、
これで接触する敵を全て夜鶴の魔法攻撃をサクサク倒して経験値稼ぎが出来るようになります。
これで強くなった二人はボス戦も1~2ターン撃破、
ぶっちゃけてラスボス戦も苦戦無く力押しだけで倒せるといったシリーズ全体からいってもとても楽な難易度となっていました。
・ミニゲーム

お次に紹介するのはこれもシリーズ初ではないかと思えるくらいの要素、ONEONE1作品でミニゲームが出来るようになりました。
一つは釣り、エサを投げ入れて魚を釣り寄せる連打形式のゲームになります。
釣りの時には白雪・黒羽のグラフィックあり、ある条件を満たせば衣装を変えて釣りをすることも?

お次はヴァンサバ形のミニゲーム、アイリススマフォを使いキャラクターを操作して5分間生き残る簡易アクションゲームになります。

ここで登場するキャラクターはシリーズ過去作品のヒロイン達、
全5ステージで各ステージクリアで勝利Hイベントが発生します。
鬼と刀、令嬢、軋轢などの単語を見れば懐かしいと思えるユーザーさんもいるのではないでしょうか。

こちらも難易度は相当易しいものとなり、アップグレードを繰り返していけば集まってくる敵を殲滅できるようになります。
・登場人物・ルート分岐

お話を本編に戻して、登場人物についてご紹介。
体験版では全員の顔見せ程度の登場でしたがようやく白雪達と関わるようになります。

まずは白雪達が通うアイリスアカデミーの生徒会長と副会長の西園寺麗菜・藍野薫子。
白雪・黒羽バディがクラスの中で優秀ならこちらはアカデミー最強の二人。

大剣2本を軽々しく操り強敵をなぎ倒していく様子が描かれます。
しかし麗菜本人は不本意にも生徒会としての事務仕事に追われる日々、
それに度々二人のレズ行為にふけることも・・。

お次はアイリスのエージェント、周防晶(右)・美住鳴海(左)。
アカデミーを卒業した二人がアイリス本部のエージェントとなり任務の最前線に立ちます。

ハントのエージェントである二人は魔物の上位種の魔族を討伐する役目を負います。
その戦闘力はアカデミー最強の麗菜でも敵わない程。

そんな晶自身がこの人を超えることは出来ないと言わしめる人物、
それがエージェントを引退してアカデミーの講師となった岡田千景だそうです。
岡田、東雲がバディを組んでいたエージェント時代、脅威と言える魔族の中でも最も高位な存在、カラミティとの戦いに挑み討伐に成功したもののアイリスの戦闘員は半壊、
岡田千景も戦いの後の後遺症でエージェントを引退することになります。
戦闘能力で言えば、現役時の岡田千景>周防晶>西園寺麗菜>白雪・黒羽といった感じでしょうか。

しかしながらアカデミーとして訓練を積んでいる二人にもアイリスからの任務が言い渡されます。
先の事件でアイリスは慢性的な人出不足、実質学徒動員の形で彼女達は実践に出ることになります。

ゲームも中盤、ようやくテロ組織側の素性について知ることが出来ます。
彼らの名は「ダリア」、現在日ノ本の魔力至上主義での差別意識が強いこの国で無能のレッテルを着けられた人々が反旗を翻そうとします。

作中で大きな分岐は白雪・黒羽の二人がダリア側の人間にスカウトを受ける場面、
ここを断ればアイリスルート、受け入れればダリアルートへと分岐をします。
・Hステータス・パワーアップイベント

今作には処女ルート・処女エンドのようなイベントは用意されていません。
ですのでハートアイコンのHイベントがあれば寄り道がてらどんどん見て行っていいかと思います。

Hイベントを見た後はステータスで各種部位のランクを選択してレベルアップしてください。
これにより新たなHイベントが解放されるようになります。
特に最低でも一番下の淫乱度Cがないと白雪・黒羽の親愛エンドが見れなくなるので
グッドエンドを目指すつもりならある程度のH経験を積んでおきましょう。

そしてとあるサブクエストをクリアすると二人のアーティファクトが解放、
白雪リンドブロムの持つアーティファクトの名前が分かるようになります。
今後はパワーアップスキルが使用可能、白雪が???解放、黒羽がマサムネ解放を習得で強化状態にすることができます。

ゲームクリア後は現在のステータス・Hステータスが引き継ぎ可能
この状態で最初からプレイすることが出来ます。
次はもう一つのルートをプレイしてみます。
〇Hシーン※タイトル画面から全開放可能

Hシーンは260(多っ!?)Hアニメは80シーンとなります。
学園や街で声を掛けられ手コキやフェラを要求されるものもあり、
戦闘中に魔物に犯されるなどがあります。

中でも特徴的だったのは露出イベント、始めのうちは銭湯で会話をしていき露出経験値を入手する程度だったのですが・・、

女子寮で露出徘徊の話を聞き夜のアカデミーで実践、

さらにはアイリス内部で性的行為を行う所属から声を掛けられストリップ、はては男湯に突入してHなことをしまくる様子が見れました。

特定イベントを見終われば露出行為が可能、昼夜場所も問わず全裸で動き回り周りの人達を驚かせることになります。

このゲーム、至る所に「分岐:服を着ている」が発生して条件さえ満たせば学園内も裸での会話イベントが発生するようになっています。

これには生徒会長はお怒り、そのまま裸のまま任務に就くという
シリアスな展開をぶち壊すことになるので2週目以降に楽しんでみてはいかがでしょうか。
〇感想※アイリスルートクリアのみ

今作からRPGツクールMZに切り替わったのもあり、
操作周りはスムーズに進めることが出来て良かったです。
エクリプス、サムライヴァンダリズムでは慣れないシステムがあったのもあり
もたついた部分があったので慣れたシステムだったのは良かったと思います。
戦闘部分は割愛していましたが専用モーションもあり(裸差分あり)、
非情に細かく作りこまれていたのが伺えました。
ただ、本当に残念でならないのが「もう終わってしまったの?」と思えるくらい
あっさりとしたシナリオ展開でした。
イデオローグ、サムライヴァンダリズムの時はアドベンチャーゲームか?と
勘違いするくらいの長編作品だったのに対し、こちらは非常に駆け足で物語を進めてのエンディング、
これまでの作品に比べても印象に残らないゲームとなっていました。
作品の舞台から登場人物に至るまで作り込みがあったのでどんな物語になるかと
思っていましたが終始薄目な物語を見ている感じでした。
主人公である白雪も夜鶴も何かしらの過去の掘り下げもあるかな思いましたがそんなものもなく、
ゲーム内に登場するサイドエピソードもほぼ別視点Hシーンを見るにとどもったものでした。
前作エクリプスでは一人主人公ということもありストーリーもコンパクト気味なのは
分かりましたが今作でそれよりあっさりにした物語を出されるのは違うかなとは感じました。
ミニゲームや露出特化など新たな試みをするのは評価できますが、
過去の良さを削ったのは、虚しさを感じるところがありました。
まだゲームは途中ですので次回はもうひとつのルートをプレイしてみたいと思います。
以上、終末のオルターエゴイズムの製品版レビュー・アイリス編のご紹介でした。
最後までご覧いただきありがとうございました。
下記より購入が出来ます。














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