Imperial knights 製品版レビュー


タイトル:Imperial knights
サークル:ぽいずん
ジャンル:ロールプレイング
発売日:2025年08月01日
プレイ時間:1週目8時間ほどでクリア※全コンプリートまで15時間ほど
ボイスː浅木式 秋山はるる 琴音有波 乙倉ゅい 恋鈴桃歌 山田じぇみ子 逢坂成美 御子柴泉
□関連リンク
【外部リンク】Imperial knights 攻略:JDの同人ゲーム布教
・【外部リンク】Imperial knights 攻略:同人ゲーム攻略レビュー大辞典

サークルぽいずんの大型RPG、シリーズ過去作品のSlave’s Swordのサイドストーリーとして
ルナの妹、ディアナ=アーシュリーにスポットを当てた作品となっています。
『最低3回遊べる』をコンセプトにしたゲームとなり、
主人公ディアナとヒロインや傭兵でパーティを組んで多くの敵との戦いに挑む物語になります。

Hシーンは一部は他ヒロインにも用意されていますが大半はディアナの戦闘敗北Hシーン。
盗賊やならず者達人間、ゴブリン・ウルフといった亜人、触手・スライムなど挙げればきりがないほどの
大量のHシーンが用意されています。

今まで箱入り娘として育ってきたディアナにとって外の世界は見たことも無い世界、
父や姉譲りの剣技を身に着けることが出来ても、帝国各地で騒動を起こす野盗に
捕らわれたり戦争中の帝国の実情を肌を持って知ることになります。
ディアナ=アーシュリーは戦いの中で何を見つけ選び取るのでしょうか。
本日はこちらの製品版をご紹介します。
ゲームには同梱されていませんが今作もオープニングテーマ曲が用意されています。
DLsite、Youtubeにて視聴が出来ますのでぜひ見て下さい。
〇ゲームの進め方※製品版以降
操作説明に関しては体験版レビューに載せていますのでそちらを参照してください。

舞台は帝国全各地を周っていく物語でシリーズにもあるSlave’s Swordと同じ世界になります。
過去作品をプレイしていなくても十分楽しめますが、本作のちょっとした出来事がつながっている所もありますので気になる方はそちらの作品もプレイしてみて下さい。

『Slave’s Sword2』に登場したルナの妹ディアナは作中の重要な人物なのですが
登場シーンはそれほど多くなかったかな?
とある事情で出奔したルナを憎く思いディアナが帝国軍に入り圧倒的な力を手にして姉を倒していくものであったかと思います。
Imperial knightsでは冒頭が金髪で途中から銀髪に変化していくのは今後のお話になります。
・ルート1

3つのルート分岐のある中、一つ目は冒険者になる為のお金を自分で用立てるルートを進めます。
冒険者になったディアナが初めて受ける依頼は帝都から北にあるジルベドの町へ落とし物を届ける事。

出発の前に冒険者ギルドで傭兵を雇っておきます。
ストーリーには無関係のNPC扱いで戦闘要員になります。
4人パーティ目一杯雇うことも出来ますが、今後登場する強制加入キャラが仲間になると傭兵を外すことになるので1人くらいにとどめておくのがいいかと思います。
雇うのはウォーリアー、シンプルに強くてネームドキャラより扱いやすくて最後まで活躍をしてくれました。

少し飛ばして体験版ではディアナがリテシアと出会い終わりとなっていましたが、製品版では先へと続きます。
どうやら彼女は何かの目的があり一人で帝都に向かっていたようです。

ジルベドの町へ到着、メインストーリーを進める前に他にできそうな事を探していきます。
宿屋に泊まり夜になればHイベントが発生します。
お金の為に売春をしたり情報を得ていきます。

Hイベントではお店の制服に着替えてのHシーン、

もしくはキャラアイコンのままのドットHイベントもありました。

H経験回数を重ねるとレベルが上がりアイテムの入手が出来ます。
※Hシーンはストーリークリア後に解放されるので後で、
特典を無視してまとめて見るのもいいかと思います。

少し前後しますがギルドではメインストーリー以外にも
何でも受けられるサブクエストが受注できます。

依頼内容は大体がモンスター討伐となりサブクエスト用ダンジョンに挑み最奥のボスモンスターを倒せばクリアとなります。

もし敗北Hシーンを回収したい時はアイテムの自爆弾を使用、
アイテム屋で火薬と布地を購入し合成屋で作成してもらいます(少し手間だな・・)。
今後気を付けてほしいのは戦闘での敗北条件はディアナのHPが0になることです。
他メンバーは戦闘不能になっても回復アイテムで復活できますが
ディアナはやられて時点で敗北扱いとなります。
本作にはゲームオーバーはなくダンジョンスタート地点からの再開になります。

ルート1の物語について紹介。
忘れ物を届けるディアナですがその人は帝国騎士団の女騎士ティア、
現在も敵国からの防衛任務に当たりその強さに目にします。

帝国内の有力な人物だと思い、同行していたリテシアは彼女に素性を明かし、聖都で囚われとなる聖女を救い出して欲しいと頼みます。
帝国としてはプロテウス教に関与できなくてもティア個人が動くことは問題ないとしディアナ達一行に加入、プロテウス教の聖地へと向かいます。

続いて戦闘面で少しお話、ある程度レベル上がると接触するだけで
敵が倒せるコンタクトモードで戦闘が省略できます。
1回当たりの入手経験値は減りますがサクサク敵を倒しドロップアイテムも
入手できるのでボス戦に挑む前に不安があれば経験値稼ぎをしておきましょう。

こちらもSlave’s Swordでは恒例、アイテムショップではガチャカードが入手でき、
カードを装備することによりステータスアップや特殊スキルが使えるなどの効果があります。
レアカードになると大きな特典があるかも?ぜひ有効活用してください。

聖都でのボスイベントでは暗躍をしていた枢機卿が信徒を魔薬で操り襲い掛かります。
ボス戦では連続戦となり疲弊した状態でボスとの戦いになります。

この戦闘ではディアナ達も薬の影響を受けて戦闘力が大幅に弱体化、

試行錯誤の結果、3戦目のボスに挑む前にウォーリアーはギリギリまでHPを減らしてもらい、

ボス戦に入ったと同時にダメージを受けて戦闘不能→蘇生して魔薬のバッドステータスを
無い状態にして一人頑張ってもらい勝利しました。
今回は随分なプレイを要求される難易度なんだなぁ・・と思っていたのですが、

後々で攻略サイトを見ると薬の悪影響を治す漢方薬がある事をしり
ディアナ達は枢機卿の元へ行く前に素材調達へ向かい万全の状態で戦えることが分かりました(あちゃぁ)。
特にイベントも起きそうにないし町の住人との会話をスキップしていたのでこれは後でわかって変な苦労をしてしまいました・・。

枢機卿を倒したもののしぶとく逃げる有様、
この隙に聖女レアを救出、仲間として行動を共にしてくれます。

パーティが5人になってしまったので傭兵はここで脱退、
ウォーリアー今までありがとう、グッバイ。

ここから先もディアナ達は大変な目に遭いましたが
無事に聖都での大事件を解決、リテシアとレアはここで脱退しますが
冒険ギルドの傭兵に登録をするのでまた声をかけてほしいとのことでした。

ここから先はかなりかいつまんでの早足で紹介、
ディアナの活躍を傍で見ていたティアは帝国の騎士として推薦、
皇帝陛下にの元へ向かい士官してみないかと薦められます。
父の為に何かをしてあげたかったディアナは念願の騎士になることができました。

しかし、Slave’s Swordをプレイしていた人はお判りでしょうが、
帝国内部で行われていることを知り、自分の住んでいた帝国の実情を知るディアナが迷いながらも大きな行動を取る事になります。
ルート1は8時間ほどでクリア、(攻略情報を知っていればもと早くクリアできたかな)
続いてステータスをそのまま2週目に向かいます。
・ルート2・3について

2週目はステータス引継ぎでのスタート、一部装備品は初期装備になりますが持越しの装備品を揃えると初っ端でめちゃ強。

ルート2は盗賊に捕ったものの、護衛の商人と一緒に脱出し何とか依頼を成功させたディアナ。
今後は貿易街マチャントを拠点として冒険者として過ごします。

ルート2が確定した時点で傭兵所では別ルートヒロインを雇い入れることが出来ます。
今後の戦いはかなり楽になります。

このルートでは依頼の最中に出会った魔術師のエリス、

エルフのアリエルと出会うことになります。

ルート3は最も悲惨なルート、盗賊に捕まり脱出も出来ず奴隷の焼き印を入れられ道具扱いをされることになります。

ここで出会ったのは復讐相手を探す殺し屋のタニア、

山賊頭目の孫娘、パンと出会い幾多の地を冒険して戦っていくことになります。

とあるルートではカジノに入りスロットやポーカーで大勝ちする依頼を受けます。
特殊アイテムと交換できるのでぜひ遊んでみて下さい。
〇Hシーン※ルートクリア後に回想シーン解放

Hシーンは全部で100シーン超。
ルート1をクリアすればその部分までで視聴できるようになっています。
Hシーンのほぼ大半がディアナが雑魚・ボスモンスターに敗北した時の敗北H。
盗賊や兵士といった人間、ゴブリン・ウルフなどの獣人、軟体形のスライムや触手など
ほぼ全てのモンスターに敗北した時のHシーンが台詞付きで見ることができます。

街イベントでは娼館で働いたり、アルバイトとして働くときの衣装に着替えてH
襲われるようなHシーンもありました。

シーン数は少ないものの他ヒロインにも全てHシーンが用意されていました。
〇感想

サークルぽいずんの凌辱Hシーンをこれでもかといったくらいに見せてもらいました。
「敗北H」と一言でいうと簡単なものでありますが、
その実ヒロインが戦いに敗れ殺されるのでなく目の前のモンスターに
襲われる恐怖を描いたシチュエーション、ゴブリンなどでいえば1体では終わらず
群れを成してヒロインを犯しにかかり終わりの無い凌辱劇がとことん詰まっていた作品になっていました。
ゲーム中結構不満だったがもどかしく感じるゲームシステムでした。
本作での多数の敗北Hを見るのがすごく手間で一つのダンジョンを例にすると
ダンジョンスタート地点→モンスター①に敗北→スタート地点に戻る
ダンジョンスタート地点→モンスター②に敗北→スタート地点に戻る
ダンジョンスタート地点→ボスモンスターに敗北→スタート地点に戻る
↑といったようにこれを繰り返さないといけないのが大変でした。
ダンジョン自体はマップ数も多くなく迷うほどではありませんが
この行き来を繰り返さなくてはいけないのは時間がかかり大変な思いもしました。
おまけに敗北する為のアイテムもアイテム屋で購入した後に合成屋に持っていくなど
用意するもにも手間をかけないのは疑問でした。
マップの造り、イベント発生個所もわずかながら面倒な思いをしました。
店の看板を見れば何の店かが分かるのでしょうがかなりズームアウト視点で分かりづらく、
ただのNPCなのかHイベントが発生するのかの判別もできずに
イベント回収が疎かになってしまったのは残念でした。
最低3回遊べるの説明通り、長編RPGに比べると
割とそこそこのキリのいい部分でクリアしてステータスを引き継げるのは良かったですが、
結局のところ3ルートとも同じシナリオの終わり方をしたのは面白みに欠けました。
加入するヒロインもティアを除き本編に関わらない小イベントを解決する一時的な仲間なのも
シナリオとしてはインパクトに欠ける内容でした。
過程の話ですがこのImperial knightsがSlave’s Sword2の後すぐに番外編として
発売されていて小規模な作品だったとしたらここまでの不満点は無かったと思います。
数多くのHシーンを用意してそれを視聴する手間がかかり、
『その後、勇者の姿を見た者はいない』の画期的なシステムのあるゲームを発売した後に
順番が戻るようなSlave’s Swordシステムを遊ぶユーザーには受けが悪いのではないでしょうか。
Hイベントは間違いなく良いサークルなのでシステム面についても改善をしてほしいと願います。
以上、Imperial knightsの製品版レビューになります。
最後までご覧いただきありがとうございました。
下記より購入が出来ます。

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