人気記事

ニンナ・ナンナ・アリエッタ レビュー

タイトル:ニンナ・ナンナ・アリエッタ
サークル:サークルブルーエモ
ジャンル:ロールプレイング
発売日:2025年03月01日
プレイ時間:2時間半ほどでクリア

ダイスを使って遺跡の内部を探索、
出目次第で止まるマスやイベント内容が変わり
エロハプニングに巻き込まれる作品をご紹介します。

遺跡の調査を任されたのは魔術の心得がある学士のナナ、
本来危険な地域の探索は冒険者が行うのですが
彼らが調査に挑んでも不思議なことに情報を持ち帰ってくることが出来ず、
唯一遺跡内で起きた出来事を記録できるナナが調査の役目を言い渡されます。

調査で張り切る彼女ですが現実ではおよそ起こりえないであろう
不可解な出来事に慌てふためく波乱の連続。

そして街へ戻ってきても生来の内気な性格が災いしてか
男性達に目を着けられエロいことを要求され断り切れない状況に陥ります。

そんな内外でのエロ経験を重ねるごとに強化して
遺跡を調査を進めて行くゲームとなります。

遺跡の謎とは一体?最奥には何が待ち構えているのでしょうか?
本日はこちらの作品をご紹介します。

〇ゲームの進め方

オープニングからほぼホットスタート状態でチュートリアル付きの
ダンジョン探索に挑むことになります。

始まりは学士院の本部から派遣されたナナが遺跡への調査許可をもらう所から、
そこは既に発掘が終わっていた遺跡だった場所が突如として
魔物であったり幻惑の世界が発生してしまう事態に陥ります。

冒険者に調査を頼んでみても帰ってきた者の口からは
「よく覚えていない」「夢を見ていたような感覚」とはっきりした情報が得られず、
やがてその遺跡は『夢魂の迷宮』と呼ばれます。

そこで調査方法を変えてみようと派遣されたのがこの物語の主人公ナナ、
学士院の者であれば何らかの情報が得られるのではと彼女が派遣され
この迷宮へと挑むことになります。

本作品は全てマウス操作の「決定/キャンセル」のみで操作を行います。

ダンジョン内ではダイス目で移動・探索など決めていきます。

初回は指示された通りダイスを選択していきますが、
今後はランダムで3つの出目のダイスを「移動・探索・抵抗」に割り当てていきます。

移動は分かりやすくそのまま出た目の分を移動します。

探索では出た目の大きさによってイベントの効果の量が変化します。
ここではいきなりナナに対してトレーニングをしようと誘う女性が登場、

言われるがまま指示に従ったナナは力を身に着けステータスがアップ、
二択で3つのステータスを伸ばすことが出来ます。

今回は探索の出目が「6」と最大なので3つのステータスが伸ばせますが、
もし最低値の「1」だった場合は1つのステータス上昇しか伸ばすことが出来ません。

さらに付け加えるとこの探索の出目はグッドイベントだけでなく
バッドイベントにも反映されます。
例えば今回とは逆にハプニングイベントでステータスが下がるマスだと
3つのステータスが低下、ダメージを受けるマスだと最大効果でHPが大きく減ります。

最後の抵抗は遺跡内部の瘴気に対する抵抗、
抵抗の値が大きければ悪影響を受けにくく、受けてもHPダメージ量が低く、
抵抗の値が小さいと悪影響を受けやすくダメージ量も多くなっていきます。

ランダムで出たダイス目をどこに割り振るかが探索の肝になると思います。

チュートリアルではダメージを受けたナナがHP0になり、
HP全回復後は淫紋レベルが0→1に上昇します。

淫紋レベルはダイス目に影響を与え、{出たダイス目-淫紋レベル}となり
画像のように「6・6・3」が「5・5・2」へと減ってしまいます。

その後は戦闘マスに止まり魔物とバトル、戦闘コマンドは無く
お互いのステータスで攻撃をしていきます。

無力な状態で挑んだため敗北し犯されてここにて探索失敗、
今回は遺跡入り入り口前まで戻されますが、今後の探索では戦闘不能は
淫紋レベルが上がりHPが全快、最大レベル3でHPが0になった時にHシーンとなり
遺跡入口に戻されます。
※本作品でのゲームオーバーは街に戻されるだけになります

あまり収穫が得られなかったナナはここで撤退して支部である学士院に向かい
報告を行います。

受付おじさん(ぶっちゃけ竿役その1)に事情を聞いて今後も
情報を持ち帰って報告をしてほしいと頼まれます。

遺跡帰還後は街の中で準備を行い、再び遺跡へと向かいます。

気を付けてほしいのは迷宮内のランダムイベントで上昇(或いは減少)したステータス、
新たに入手した装備品は持ち帰ることが出来ずリセットされてしまいます。

唯一持ち帰る事ができるのはイベントマスの情報とその情報に応じた経験ポイントになります。

学士院で報告後に得られたポイントは自警団の訓練所で消費して
基礎ステータスを底上げできます。

この街にある廃協会では自分の体験した出来事を告白することでもポイントを獲得できます。
告白するのは迷宮内で起きたHなイベントであったり街の男性とのHな経験であったりもします。

宿に帰ればセーブを行いステータス確認、
このゲームは街の施設を利用し経験値入手でステータスアップ⇔遺跡探索の繰り返しとなります。

タイムリミットなどは無いのでマイペースでのプレイでいいと思います。

2回目からの挑戦が本格的なスタート、各階層は50マスで1エリアとなっており
50マス目に到達でボス戦となっています。

それまでの間に街での強化プラス、迷宮内での効果で強化を重ねていきましょう。

マスの種類は上記の通り、青マスがプラス効果があり赤・ピンクがマイナス効果のあるものとなっています。

ただ先述したように紫の未探索マスに止まりイベント内容を把握することで
経験値につながるので何度も遺跡探索を繰り返して探索済みにするのもいいかと思います。

さてこのゲームでネックになるのがダイス目、
全てが大きければ多く移動してプラス効果の恩恵を受けて瘴気の抵抗もできるのですが・・

ダイス目が低ければ選択肢はないも同然、
わすかなマスを進み良い効果も得られず瘴気でダメージを受けるという踏んだり蹴ったりな
状況になってしまいます。
こればかりは運に左右されるので再挑戦していくことになります。

プレイ中感じたのはトラップマスが何より手痛い効果でした。
探索値が大きいと3つのステータスダウンになるので複数回止まった後に敵との戦闘だと苦戦しました。

バッドイベントの影響を減らすなら未探索マスは低めの探索値にしてみるのもいいかと思います。

装備品入手では現在の装備品と交換するかを選びます。
攻撃の威力に命中率・必殺攻撃の確率・重量とある中での判断。
※入手した装備品はダンジョン探索中のみの効果で帰還すると元に戻ります

数回の遺跡探索チャレンジで1階層目の50マス到達でボス戦に遭遇、
ここでは3連続の戦闘が待ち構えています。

撃破後はイベント発生、ナナには靄(もや)がかかったような状態で曖昧な出来事に
感じ取れてしまいますが、何が起きたかは廃教会で告白することで明らかになります。

その後も2階層、3階層と同様に地道に強化を重ねながら攻略、
そこには危険な迷宮内で無警戒なワンピース服の少女を目にします。

少女との出会いがナナの今後の物語に影響を与えるのか、
詳細はゲームをプレイして確かめてみて下さい。

〇Hシーン※ゲームタイトル右下から全開放可能

Hシーンは12シーン(エロトラップ除く)、
各階層クリア時に遭遇したハプニングHや街の男性とのHなどがあります。

階層クリア時は何が起きたかは見れず、
廃教会で告白することで魔物に犯されたり淫魔に誘惑を受けたりした様子を
ナナ自身が語っていきます。

街中でのHイベントでは男性と会話を重ねることで発生、
男性によってパイズリ・フェラ・手コキを数回行い次の段階へと移りセックスへとつながっていきます。

始めのうちは恥ずかしがりながらも抵抗していたナナですが、
迷宮での瘴気に当てられたのもあるのか次第に発情していき性行為を受け入れて
身体の関係を許すようになります。

男性とのHも同じく廃教会で告白が出来、その時の気持ちをナナ自身が語ることで
より煽情的な様子を表す差分ありのHシーンとなっていました。

最初のうちの男性陣は「ナナ?誰の事、遺跡探索に来た人?」とのほぼ
知られていなかった認識から始まり「おっぱいの大きな女の子」→「ヤらせてくれるいい女」と
関係性が変わっていくものとなっていました。

〇感想

スゴロク風RPGとの紹介ページにあったので運の良し悪しで決まるくらいの
ゲームとは思っていましたが、その実出た目をどのように割り振っていくかの
判断が探索の成否につながるのでとても楽しくプレイが出来ました。

ゲーム難易度としてもほぼほぼ簡単、時間をかけて階層のマス目を
明らかにしていけば次回以降スムーズに攻略が出来てボス戦も楽々撃破が出来るものとなっていました。

もっと強い敵キャラが登場したりなどといった
このシステムを生かして中~長編RPGを遊んでみたくも思いました。

ゲームの物語とHシーンが綺麗につながる良作、
一度体験した性の経験をヒロインに告白させることで改めてエロさを出していく
とても上手な表現の仕方だったと思います。

短編シナリオでありながら物語の始まりから終わりまでのまとまりが良く、
ゲームシステムからシナリオとHシーンに至る全ての出来が良いゲームだと感じました。

割と短くエロが楽しめるゲームのご紹介でした。

以上、ニンナ・ナンナ・アリエッタのレビューになります。
最後までご覧いただきありがとうございました。

下記より購入が出来ます。

広告