温泉王国の泡姫さま レビュー
タイトル:温泉王国の泡姫さま
サークル:sol-fa-soft
ジャンル:ロールプレイング
発売日:2023年09月01日
プレイ時間:４時間半ほどでクリア
タグ ロリ作品です
□関連リンク
温泉の国アクアテルマが陥落寸前！？
突然に全権を譲られたバブル王女が国を守るために奮闘するゲームをご紹介します。
ゲームシステムとしてはとても目新しいクリッカーゲームと防衛戦の組み合わせ、
クリックすることで謁見での資金集めをして来るべく襲来に備え、
襲撃する敵を相手に金に物を言わせた軍備で敵を迎え撃ち。
しかしながら敵の兵力は明らかに桁違い、奮戦むなしく破れ命を落とした姫は
「転生の間」からやり直し次こそは国を守ってみると誓います。
何度死んで失敗をしてもその経験が次へとつながる、
国中からの支持を集めて平和を取り戻すバブル姫の戦いの様子をお伝えします。
〇ゲームの進め方
そもそもの国が滅ぶ原因を作ったのがバブル姫の父親のトンデモ暴政なんだよなぁ。
何だよ税を３０００倍って・・。
さておき、ゲームの流れとしては、
①敵軍が攻めてくるまでの６０日の間に資金を集める
②６０日経過で軍を編成して迎撃
③勝利すれば次の敵軍を迎え撃つ
敗北すれば転生の間でこれまでのポイントをボーナスに変換して①へ戻る
これがおおざっぱな一連の流れになります。
①の資金獲得方法の部分では日数（時間）経過する謁見モードと
経過しない城内探索があります。
謁見モードでは画面右側のバブル姫のエリアをクリック、
これで一人分との謁見になり初期状態で１Ｇが獲得できます。
そんな状態で６０日を過ごしていては微々たる資金しか集まらないので
より多くお金を稼ぐ方法、そして戦力アップの方法も同時にこなしていきます。
お金を稼ぐ一つ目の手段は国民からの支持を得ること。
姫の母、王妃から魔法を露出魔法伝授され温泉内での視察を行い国民と触れ合いなさいとのお達し。
玉座から温泉視察を行います。
１度の温泉視察で淫乱度を１消費、国民１人との会話でえっちポイントを１消費。
この人数に応じて支持数が増加、画面上側の「自動増」につながり
クリック数とは関係なしに資金が増えていきます。
ただし国民一人が国に与える影響は画面上にある通り１ポイント。
人数を増やしても１ポイントが増えるだけで到底まとまったお金にはなりません。
次の手立てはより大きな影響を与える兵士、これ以降はえっちポイントではなく
お金を用いて「買収」します。
やる気が無さそうな兵士にお金を渡すことで態度が一変、姫に忠誠を誓います。
おカネのちからってスゲー。
１人目の兵士は１００Ｇ、次の兵士を買収するには２００Ｇ→３００Ｇと増えていきます。
さらに兵士より効果的な人物は女中、買収金額は１０００Ｇ→２０００Ｇ・・と
高額ですがその分の効果があります。
「自動増」での増やし方の次は謁見時でのクリック１Ｇをより効率よく稼ぐ方法。
画面上では「上納金」と表示されている項目です。
こちらも王妃より伝授された露出魔法を使い民を魅了する為、「パンツを脱ぐ」ことに。
お分かり頂けるだろうか。
通常の謁見では１回１Ｇの上納金だったのが
ノーパンでいることにより姫の魅力が２倍になり２Ｇへと変わっています。
パンツを脱ぐには画面下のパンツコマンドを使用、こちらでもえっちポイントを消費します。
えっちポイントが足りない場合は淫乱度を消費してポイントを回復します。
国民の支持を得る為か、直接での謁見でえっちポイントを使うか割り振る必要が出てきます。
お金が溜まれば謁見を中断して兵士を買収、また謁見を再開してお金を稼ぎ
来たる６０日目に備えます。
城内探索では兵を率いる指揮官を加入、こちらでもお金が必要になります。
続いて②の場面。６０日経過で敵軍との戦闘開始、戦闘準備を行います。
こちらではマップ移動不可、大臣に話しかけて兵士を雇い編成し出撃します。
初期段階では指揮官の頭数も足りず姫は目についた一兵卒を指揮官にすることに、コモン兵可哀そう。
さておきここでは出撃する指揮官の編成、兵数の割り当てを行います。
※バブル姫は必ず出撃・兵士の装備は不可
まずは兵士の購入、歩兵を１０人、５０人、１００人と装備品扱いとなり
兵数が多くなるほど高額になります。
続いて兵士編成、一人の隊長に装備できるスロットは４つ。
画面上のノービス隊には歩兵１００人×１、歩兵×１０人×３を装備して合計１３１人。
これが戦闘時の１キャラのＨＰになり兵士数に応じての攻撃力にもなります。
バブル姫は固定で戦闘参加、後は２～４番目が戦闘開始時に参戦。
その２～４番目が戦闘不能になれば５、６番目の控えが登場します。
オープニング時の戦闘では戦う隊長が全滅したことにより姫に攻撃が通り敗北。
ここからが本番、初戦はジャグジー領での反乱兵、隊長格のロウリュとヴィヒタとの
戦いになります。
戦闘は３連戦、姫が倒される前に敵を全滅させることが勝利条件になります。
コマンドは姫のみが選択可能、他指揮官は自動攻撃で特定キャラはスキルが発動する場合があります。
姫のコマンドは味方の攻撃対象の設定・攻撃強化・防御強化・投降で自動敗北が選べます。
戦闘中の制約として戦場規模によってダメージに一定制限があります。
画面左下に「戦場規模１２００人」と設定されており、
仮に敵味方どちらが２０００、３０００人の兵を率いてもこのターンで
ダメージを与えるのは上限となる１２００人分までとなります。
この戦場規模はターン経過ごとに上限枠が増えてすぐに万単位に上がるので
序盤は気にしなくてもいいと思いますが今後この戦場規模を変更して
上手く戦うことが必要になるかと思います。
１戦目の小隊１００人は撃退できても２戦目の３００人×２隊には人数差で敗北。
冒頭と同じく姫はﾀﾋんでしまいました・・。
戦闘に敗北したことにより③の転生の間。
ここでは元の人間界に戻る前に今までの支持やお金をリセットして
次回の獲得上昇量を増やすことができます。
右側の赤クリスタルは敗北時点でのお金を破棄して上納金獲得ボーナスを得ます。
※再スタートではお金を持ち越せないので毎回ここでお金は破棄しましょう。
左側の黄色クリスタルは国民や買収した兵士などの支持をリセット。
序盤のうちは気にせずどちらもリセットしていいと思いますが
どこかのタイミングで支持は残して再スタートするのがいいでしょう。
２回目、３回目と繰り返し敗北。
これまでに溜めた転生の間でのボーナスを生かして謁見時の資金獲得量を増やしていきます。
数回にわたる転生を得てジャグジー領の反乱兵を撃退。
バブル姫にとっては負け続けてきた相手への初勝利になります。
これで一安心、と思っても次は勇者を自称するアルスズの軍が攻めてきます。
兵の数は先ほどの戦いの１０倍となる１万の兵。
再度６０日の間で同様の準備を行い撃退します、顔ムカツクなぁ。
今度の敗北で転生するタイミングは反乱兵撃退直後の時間から再開します。
初戦に勝利したことにより城内探索の範囲が広くなり兵士や女中を次々買収していきます。
それから先は商人が登場、「バカには見えないドレス」の購入を勧められるれることに、
「何にも見えないっていえばバカ扱いされる・・」と思ったのかそのドレスを着て
謁見に臨む姫、ぜひゲームをプレイして確かめてみてください。
絶望的な兵力差で敗北してもバブル姫は何度でも死に戻り。
繰り返し繰り返しの経験を力に変えて大金をものにします。
どうしてもクリアができない、という人には各お助けアイテムを使い
楽にゲームを進めることも可能。
４つ目の賊軍を倒して平和が訪れる、と思ってもここからさらに一波乱、
バブル姫はアクアテルマを守ることができるでしょうか。
〇Ｈシーン
Ｈシーンは４つ、どの軍に対して「降伏（ハート）」をするかで
それぞれのＨシーンを見ることができます。
内容はどれもアクアテルマ陥落でのバブル姫が辱めを受ける描写となっていました。
〇感想
クリッカーゲームとしてお金を貯めて王国を防衛する新感覚ゲームを
楽しませてもらいました。
上記画像はクリア直前の国庫の状態。
ゲームの目的としては防衛に勝利することですが、プレイ中一番の喜びは
今までの準備が実を結んで万全な状態に出来たことだと思います。
サークルさんの新たな試みとしてクリッカーゲームと王国防衛を組み合わせた
ゲームを遊ぶことができたのは良かったと思います。
ただ、この新たなゲームシステムだったからこそもう少し踏み込んだ内容で
プレイしたかったとの物足りなさは感じました。
このクリッカー防衛ゲームで４戦＋オマケはボリューム不足だと思います。
他シンプルなクリッカーゲームと違い兵士や女中の支持をリセットして
一から買収し直しするとその城内の探索を繰り返し行う手間が出てくるので
操作性に難ありかな？と感じます。
（温泉視察自動と同じように５人の兵士を１５００Ｇで一括買収・・のように出来ればいいな）
Ｈシーンについてもゲーム説明文からあるようにやや少なめで一つ当たりのシーン描写も薄目。
本番Ｈなく侵略者に辱めを受けるだけなのはエロゲとしてのインパクトとしては
弱かったのではとの思いです。
新たな試みとして面白いゲームシステムであるけどもどかしい点があるのが難点でした。
今後のサークルさんの作品に期待をします。
以上、温泉王国の泡姫さまのレビューになります。
最後までご覧いただきありがとうございます。
下記より購入ができます。
