なぜかぼっちのマチルダさん!～巨乳スケベエルフと二人きりのダンジョン攻略～ 体験版・製品版レビュー【発売中】
タイトル:なぜかぼっちのマチルダさん!～巨乳スケベエルフと二人きりのダンジョン攻略～
サークル:犬オレンジ
ジャンル:ロールプレイング
発売日: 2024年08月25日
プレイ時間：体験版が１時間・製品版が６時間ほどでクリア
ボイスː四方山みかん 高梨はなみ
これは冒険者を夢見てダンジョンに挑む若者と訳ありエルフの物語、
主人公である青年が迷宮へ挑むのにはパートナーが必要、彼が仲間にしたのは
酒場で一人たたずむエルフのマチルダ、彼女は有能そうな魔術師に見えるのですが・・。
なんと彼女は魔法を使うためのＭＰが０！？Ｈな事をして精液を得ることで魔法が使える
訳ありの『ドスケベエルフ』だったのです。
昼は冒険者としてダンジョンに挑み夜は宿屋でＨをして魔力回復、
不思議な出会いをした男女のイチャラブＨが楽しめるローグライト風ＲＰＧをご紹介します。
ヒロインのマチルダさんとサブヒロイン（？）商人のミリィはフルボイス、
Ｈシーンだけではなく通常の会話でもボイスありで没入感ある恋愛ゲームが楽しめるようになっています。
ＲＰＧのシステム面はオーソドックスな二人パーティでの探索＆戦闘、
と思いきや通常のＲＰＧに加わるダイス要素や特殊ポイントの使い道。
時には運任せ、時にはポイントを割り振り行動を選び取る何とも悩ましいゲームを楽しませてもらいました。
さて二人の冒険はどのようなものになるのでしょうか。
〇オープニング
主人公の青年が訪れた街はモウドヤード、この地で発生したダンジョンにより冒険者が集まり
一攫千金の夢見る大勢の挑戦者たち、彼もまたその一人となろうとした一人でした。
早速酒場で受付を済まそうとするのですが、冒険者が受ける依頼には原則二人以上が条件。
まだ年若いだけの冒険者一人では依頼を任せることができないと断られます。
そこで彼が探したのは共に冒険を共にしてくれる仲間。酒場で賑わう客が多い中、
何故かぼっちのエルフの女性に声をかけパーティを組んでもらえないかと勧誘します。
彼女、マチルダは戸惑いながらも誘ってもらえたのが嬉しくて了承、彼とマチルダはコンビを組むことになりました。
その光景を見ていた他の冒険者たちは事情を察したのか静まり返ったそうですが。
さておき受付を済ましこの街で冒険者としてのノルマを達成するためにダンジョンへと向かいます。
彼女エルフのマチルダはダンジョン内での探索の知識もあり彼に助言を行い、
魔術師としていくつもの魔法を習得している（使えるとは言っていない・・）冒険者でした。
しかしながら、迷宮内での戦闘ではマチルダは魔法を使わず杖で応戦。
彼が魔物の負傷で気絶をした時でも回復魔法が使えず二人は命からがらの撤退をしました。
宿屋の中で目を覚ました彼はマチルダからの話を聞きます。
その内容は彼女が「ただのエルフ」ではなく「ドスケベエルフ」であること、
男の精液が無ければＭＰは回復せず能力も上がらない事を告白されました。
今まで「ぼっち」だったマチルダに事情があったことを知った彼ですが、
要はＨをしてマチルダが精液を手にすれば問題は解決、コンビ解消など考えず
これからもパートナーとして行動を共にします。
昼は冒険、夜はＨで魔力回復をする変わり者な二人の物語がこれから始まります。
〇ゲームの進め方
本作システムはUnityを使用、マウス操作だけで進めていきます。
オープニングで大体のチュートリアルは説明をしてくれます。
それにしても巨乳のマチルダさん、ボイス付きのセリフだけどそのお胸で文字が隠れている・・。
ゲーム開始時に選べるのは主人公の特性、選んだものによりステータスが増加します。
パートナーとなるマチルダさんが魔術師タイプなので主人公はファイター、またはシーフ（器用さ）を選んだ方がいいかも。
さて、パーティを組んでこれで冒険者といっても喜んでばかりもいられず。
酒場の主人でありギルドのマスターから最初のノルマを課せられます。
初回のノルマは『４日以内に３０００Ｇを稼いで納める事』。
その為ダンジョンへ入りモンスターを倒すかアイテムを入手しショップで売却する必要があります。
ショップでアイテムの売買を行ってくれるのが商人のミリィ、彼女とも関係を深めていくとイベントが発生するかも。
準備が出来たらダンジョンへ突入、左端からスタートし上下の分岐先を選びながら
ダンジョンへ進め右端のボス戦に勝利で１フロアクリア。
製品版では３０階層分が用意されているようです。
１回目は１戦のみして強制イベント発生で退却、本格的に探索が出来るのは２回目から。
マチルダさんの事情を聴いて彼女が（ドスケベエルフ）精液が無いと魔法が使えないと知り
Ｈなことをしながら回復や強化をしていくことになります。
ここで重要なのが主人公のＬＰ（ライフポイント）。
昼の時間帯でのダンジョン探索では戦闘時のスキル、
また探索時の宝箱解錠判定・罠の感知判定なので失敗した時にＬＰ１を消費して再判定に使用。
夜の時間帯は宿屋に戻り１回のＨでＬＰ１を消費しマチルダさんはＭＰ回復＆能力値アップ。
その為ダンジョン探索でＬＰを使い切ってしまうとＨができずに翌日、ＭＰの回復なしで
ダンジョンに挑まなくてはなりません。
だからといって戦闘・探索で有用になるＬＰ消費行動を節約して消極的に探索を進めていくのも
良くないような・・、そこはプレイする人が適時判断していけばいいと思いますよ？（投げやり）
体験版初回ノルマはお金を稼いで納めることですがそれ以外にもお金は何かと必要。
本作には敵を倒して経験値を集める形ではないので訓練所へ行って主人公のステータスを上げていきます。
ダンジョンを踏破し階層を進めていくと敵が強くなるのは当然、新しいアイテムが手に入ったりと様々な恩恵も受けます。
中にはダンジョンのいる間だけ受け取る呪いまであるそうな？
体験版ではノルマとなる４日目を迎えて終了。
ここで無事にお金を稼げば初回のノルマが達成して次の目標が設定されるようです。
※ちょっと操作ミスして致命的な状態になっているけど気にしないで・・（泣）
〇製品版以降のプレイ内容
体験版はギルドに３０００Ｇを納めて第一段階の目標は達成、
次は５／１２に１００００Ｇを納める目標になります。
ですがまだまだ序盤～中盤なので特段難しいことは無し。
ダンジョンへ潜り戦闘やお宝を集めて戻りショップのミリィへ売却、
そのお金で訓練所のレベルアップや強い装備品を入手し強化を繰り返していけば
たいていの敵は簡単に倒せました。
体験版プレイ中で迷ったのはＬＰの使い道、
ダンジョン探検中にダイス判定のやり直しや主人公の特殊スキルにも使えるのですが
宿屋へ戻った際のマチルダさんとのＨ回数にも使えます。
自分なりの答えとしては夜の時間帯に２～３くらい残して夜のＨに使うのがいいかと思いました。
マチルダさんは精液を得ることでＭＰ全回復、胸揉みやキスなどで絶頂をする度に
ステータスが上昇するので毎日ここで強化するのがいいでしょう。
ダンジョンはかなりの長期探索、戦闘以外はランダム・お宝・呪い・トラップなどマスを踏んで
先へと進んでいきます。
本作での呪いの扱いは割とメリットが多めなものがあります。
その場でアイテムが手に入ったり強化がされたりと有用なものがあります。
一部敵味方全てに効果があるものも含まれていて思わぬしっぺ返しを食らうこともあるので注意しましょう。
呪いの悪い例：敵味方攻撃力大幅アップ、敵味方リフレクト付与などなど・・
宝箱マスを踏んで開錠も何度か行いましたが器用さが求められるので
ステータスに不安があれば素通りでもいいかも？
レアアイテムは階層のフロアボスを倒せば入手できるのでわざわざイベントマスで
器用さ判定をしてまでノーマルアイテムを手に入れなくてもいいのでは、と思っています。
ダンジョン中盤～終盤はかなりの苦戦を強いられます。
耐久力のある敵であり状態異常を使ってくる敵、魔法攻撃や低確率の即死魔法で
あっさり２人パーティを壊滅する危険もありました。
力不足を感じたら無理せず帰還、少しばかりダンジョンの再開地点を戻してお金＆アイテム収集、
訓練所やマチルダさんの強化をして再挑戦をしてください。
ギルドの日数制限はありますがそれほどあせらず期限ぎりぎりまで戦闘の準備にかけてもいいかなとは感じました。
・ゲームクリアまでのアドバイス
いつも自分のプレイでは最短クリアを目指していましたが、それだと大苦戦の上に
ノーマルエンディングのような結末だったので皆さんは日数をかけてのプレイングをお勧めします。
※自分の最短クリアは５／１５でしたが諸々の条件を満たしていないのでノーマルエンド
参考までにグッドエンディングを迎えるための条件になりそうなものを挙げておきます。
・３０階層のクリアを目指すのは５／２０の目標をクリアしてから挑む
・マチルダさんとの好感度を３０以上にする
・２６階層以降に登場する呪い「禁忌の本」を取得する
・１０万ゴールド以上を所持しておく
これに加え毎日の酒場で情報を得ておくとグッと攻略が楽になります。
３０階層のラスボスを撃破ゲームはクリア、その時の条件や選択肢によりエンディングが変化します。
〇Ｈシーン※サークルCi-enページより全開放済セーブデータ配布あり
Ｈシーンは全部で４０シーン。
マチルダさんとの夜のＨでの各プレイ、コスチュームＨ、
ダンジョン内でのイベントによって発生するハプニングＨ、
一部ミリィとのＨシーンが用意されていました。
〇製品版を終えての感想
純愛はいいぞおじさん「純愛はいいぞ。」
なぜかぼっちのマチルダさんとの２人きりのダンジョン探索。
ダンジョン内の呪いや書物に対して冷静な助言をしてくれたり、
時折はしゃいで可愛い反応を見せたりなどフルボイスヒロインの良さを体感できました。
ＲＰＧの難易度としては普通～厳しめ、
２人パーティの強化を続けていってもそれ以上に敵モンスターの特色ある攻撃や
長期戦での探索で消耗するなどゲームクリアまでに腰を据えるやりがいあるゲームバランスとなっていました。
↑このゲームが難しいというより、これまでプレイしたＲＰＧがイージーモードやチート機能が使えて
楽をしていたので通常のこの作品が余計に難しく感じただけかも。
ゲームシステムはUnity製のオリジナルインターフェースだったので独特な操作に少しばかり困惑しました。
細かく言うと回復魔法が戦闘中に呑み使えて移動中は使えない、取得・購入アイテムがほぼほぼランダムとなっていて
ゲーム終盤でも低ランク装備品が入手することになるなど。
ゲーム中は運要素にも振り回されることもあるのでそれほどスムーズな進め方はできなかったかと思います。
ですがマチルダさんとのデート感覚でパーティを組んで冒険をする物語は没入感あるものですので、
是非とも楽しんでほしいと思います。
以上、なぜかぼっちのマチルダさん!～巨乳スケベエルフと二人きりのダンジョン攻略～
の製品版レビューになります。
最後までご覧いただきありがとうございました。
