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Memories Story~囚われの者たち~ レビュー

2023/08/02/22:05

タイトル:Memories Story~囚われの者たち~
サークル:NAGINATA SOFT
ジャンル:ロールプレイング
発売日:2023年07月28日
プレイ時間:3時間半ほどでクリア

タグ ロリ作品です

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・サークルNAGINATA SOFT作品一覧

3人の少女と共に過ごす青年の物語をご紹介します。

青年ハックはアンガリー村で学校の教師、

そんな彼が村長からの頼まれごととして引き受けたのは
国王の娘パステル嬢の療養の面倒を見ること。

この国では過去の戦争がありパステルの姉が戦地へ赴き、還らぬ人となってしまいました。
その出来事からパステルは塞ぎ込んでしまい、
祖父母に連れられこの村でしばらく過ごすことになりました。

王族の娘の面倒を見るということに気後れするハックですが、
他の子どもたちと同様に接して授業を教えていこうとします。

パステルはこの村へやって来て多くの出会いを経験します。

自分と同い年くらいで気分やなサシュ、

そしてハック達にしか見えない幽霊のミーネ。

彼女達の出会いで塞ぎがちだったパステルが心を開きつつあります・・が、
女の子といってもわんぱくなお年頃。

怖いもの知らずな彼女達の行動にハックは戸惑いながら交流を深めていこうとします。

〇ゲームの進め方

ゲーム面は前作同様探索RPGになります。

メインストリーを進めるには画面右上に従い自宅での就寝などを選択、

それまでの間は「電球」「!」アイコンで表示されるサブクエストを受注できます。
※サブクエストは2つ以上の同時受注は不可、断ると再度の受注は不可

依頼内容はモンスター退治や森での素材採取のほか、
ハックは錬金術師なので自宅の錬金部屋で素材を使い依頼品を錬成する場合もあります。

どこでイベントが起こるかは校内のマチルダよりヒントがもらえます。
〇人がハックの手助けを求めている、少女との進展があるなど・・。
イベント発生場所を教えてもらえるので毎回話しかけてみるのがいいでしょう。

アンガリー村を出るとフィールド画面、
西方向アンガリーの森、南方面オミットの町、東方面旧アーネブルグ城となります。

シンボルエンカウントでの戦闘、戦闘面はやや特殊でタイムゲージで
行動順が決まりますが、そのコマンド選択中も敵のタイムゲージがゆっくりと増加、

攻撃をするかスキルを使うかを迷っていると
ゲージの貯まった敵に先に行動されることもあります。

コマンド選択で攻撃を選べば即攻撃、
スキル魔法を使うと詠唱に入り画面のゲージの「ACTION」到達で発動、
その為若干の時間差で敵攻撃を受ける場合もあります。

幸い敵の強さはそれほどでもないので決定キー長押しで攻撃をし続けるのでもいいかと思います。

クエストをいくつか受けて報酬を得られれば次の町で装備品を購入、
(装備でのステータス増減は白文字のままでなく緑や赤色表記にしてほしい・・)

ハックが3人の少女と交流を深めていくことで思い悩む場面も、
彼女達と深く関わることで物語が大きく変わります。

〇Hシーン※ゲームクリア後回想に入ることで全開放可能

Hシーン9シーン、通常イベントシーン7つ。

先生と生徒の関係だったハックと少女ですが突然のように身体を交わす場面になることも。

イベントボスは勝利後でも回想シーンから敗北Hシーンが解放されます。
戦闘不能での敗北Hはゲームオーバーになるので勝利後に見るのがいいでしょう。

〇感想

本作の主人公はハックですが物語の主役となるのはヒロインとなる3人の少女達。

まだ子供と言えるお年頃な彼女達ですが生い立ちがあり(うち一人は幽霊ですが)、自身に影を落とすような場面が見受けられました。

それを解決するのはパステルやサシュ、そして幽霊のミーネが踏み込んで
接することで悩みを解決していく形の物語、ハックはあくまで彼女達が
進む道を支えていく役割として進んでいく素敵な作品となっていました。

ですがこの作品でやや問題があるとするなら、これまでのサークル作品同様の
RPG形式のジャンルとこのシナリオとのミスマッチが感じられました。

シナリオの都合上ヒロイン3人の加入脱退が頻繁に起き、
4人全員でパーティを組むのも僅かな機会しかなく、
中ボスだと思って倒した相手がラスボスでそのままエンディングを
迎えて肩透かしを味わうことになるのが残念でした。

RPGのシステムは前作のクエスト形式で進むものですが
このMemories Storyでは歩き回る範囲も広くなく武器や装備品の入れ替えも
1、2回あるかぐらいのラインナップなのでRPGとしてはかなり単調、
キャラクターを強化していく面白さは感じられませんでした。

RPGや戦闘面はオマケ程度、ヒロインとのイベントCGやHシーンを
見ていくゲームのつもりでプレイしていくのが良いのかもしれません。

物語が良くできてイベントCGやBGMで雰囲気も素敵な作品だけあったので
チグハグな点が目立ったかな?との思いでした。

以上、Memories Story~囚われの者たち~のレビューになります。
最後までご覧いただきありがとうございます。

下記より購入ができます。

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