竜と大剣 製品版レビューその②
タイトル:竜と大剣
サークル:スタジオドビー
ジャンル:ロールプレイング
発売日:2022年04月23日
プレイ時間:31時間ほどで真エンドクリア(Hシーン未読)
ボイス:秋山はるる 浅木式 こやまはる 分部河原シホ 水谷六花 天川みるく 来夢ふらん
※体験版から製品版へのセーブデータ移行可能
□関連リンク
・製品版レビューその②←今ここ
先日ご紹介した製品版レビューは物語の前半部分まで、
今回はネタバレを避けてはいますがエンディングまでの部分、
Hイベントの発生条件などをお伝えしていきます。
〇ゲームの進め方※後半部分について
・クエスト内容・シナリオについて
クレアとその仲間達がドラゴンを倒し物語は一応の決着を迎えますが
冒険者ギルドクレアの戦いは続きます。
今後はパーティメンバーの先頭だけ使えていたAAAスキルが共通で使用可能になります。
今まではLR操作でクレア→ノラ→リルム→ソフィア・・と切り替えて
バックアタック撃破・岩を動かす・古代のコイン収集・女神像で全回復・・などと
できていましたがその切り替えが不要になります。
特に古代のコインはノラ・リルムで発見する箇所が違いますので
スキルレベルを上げて街やダンジョンを巡ってみるといいでしょう。
前半部分のドラゴンとの戦いがクレアを主軸とした物語なら、
後半はクエストを通してノラ達仲間やフォティゾナ以外の6地方の有力者達に
焦点を当てて物語が進んでいく形で進んでいきます。
クレアが初めて仲間となった盗賊ノラ、彼女の目的はエマ盗賊団を再興すること。
秘宝ドラゴンの瞳を手にし盗賊団の元へ向かおうとするのですが団長のクレヴォや
他の仲間達と連絡がつかない状態、さらに帝国内では全ての盗賊団を壊滅する動きが出始める中
ノラの仲間達を探すことになります。
リルムの目的はアカデミーへの功績を示すことで、かつての失態でアークメイジに奪われた
自身の魔力を取り戻すこと。そして上級魔導士になり次期アークメイジになるべく
各地の探索をクレアに協力してもらいます。
僧侶のソフィアだけははっきりとした目的をクレア達に告げてはおらず、
事件に巻き込まれるようにして彼女の過去が明らかになります。
彼女達や各地の依頼を受けていくことで帝国内には次なる事件が起き、
ドラゴンが姿を現した時以上の騒動が起こります。
冒険者クレアとその仲間たちはどのような戦いをするのでしょうか。
・戦闘面について
今後も数多くのクエストを受けることになりますがその障害となるのが、クエスト内で挑むボスとの戦い。
ドラゴン戦を終えてもそれに近いぐらいの高ステータスモンスターとの戦いでかなりの苦戦をすることになります。
この頃になると敵の火力も高まりHPの低いリルム・ソフィア辺りが戦闘不能なる事も多々あります。
勝つ為の手段として4人パーティでの役割を決め、どんな戦術で敵に挑むかを決めていきます。
安全策なのはクレアがスキル「かばう」を使い全ダメージを軽減状態で引き受けて
後のメンバーで攻撃・支援をしていく形ですが、これだと高HPのボスを相手に
かなりの長期戦となっていまします。
ここで2つのオススメ戦術方法をご紹介、一つ目は共通の弱点攻撃で総攻撃することです。
クレアの「雷鳴斬」、ノラの「パワーストライク」、リルムの「基本術式:雷」、
ソフィアの「イミセリノスの雷光」で雷属性でダメージを与えます。
特にクレアの雷鳴斬は敵に雷属性弱点を付与しますので大ダメージにつながります。
2つ目は衣装スキルによりクレアのみを最強アタッカーにすること、
ある程度イベントを進めていくとクレアの新防具「女神アクティナの装束」が手に入ります。
この防具を装備中、戦闘スキル「女神アクティナの旗手」が使用可能。
これを使うことで3ターンのみ「女神アクティナの閃光」が発動できます。
この女神アクティナの閃光がとても高威力の2連発攻撃、光属性弱点付与でさらに大ダメージ、
さらにクリティカル率上昇アップの装備を付け加えればラスボスすら3ターン以内に
倒せてしまう破格の戦術となっています。
他メンバーは敵の防御力デバフや前もって光属性弱点付与、クレアの攻撃力アップや
MP回復などで支援に回りましょう。
3人にも衣装スキルがあるので好きな組み合わせで最適な戦術を探してみてください。
・エンディング分岐について
ネタバレは避けてお伝えするのでここでは曖昧な内容でご紹介、
いくつものクエストをクリアしていくとエンディングにつながる最終的なクエストが受注可能、
ですが準備が揃わないうちに最期のクエストを受けてしまうとノーマルエンド、
内容としてはかなりバッドエンドに近いものとなっていました。
ノーマルエンド後はその依頼を受ける直前から再開、
冒頭から度々登場する吟遊詩人から真エンドを達成するためのヒントを聞くことができます。
真エンド達成(クレア達が処女かどうかで結末が分岐)で本当の意味で『竜と大剣』は終わりになります。
クレアのドラゴンへの復讐から始まった物語に終止符が打たれます。
このシナリオの凄さはぜひ製品版をプレイして感じてみてください。
〇Hシーン・イベント発生条件など
真エンド達成後は今の今まで後回しにしていたHイベントを総巡り、
敗北Hシーンは事あるごとに見てきたのでここからはHな経験を重ねていく4人の物語となります。
フォティゾナ以外の6地方の依頼掲示板にはキャラアイコンの依頼があり、
それぞれのHシーンが発生します。
依頼条件にキャラクターの淫乱レベル(最大Lv4)・アダルトスキルが解放済・
アダルトスキルのレベル(最大Lv3)が必要になります。
まずはアダルトスキル開放のためにスキルツリーから「Adult」表記の
スキルをSPを使いスキルを獲得します。
その後アダルトスキルレベルを上げるにはAPを消費してレベルアップ、
いくつかのスキルを上げていくと淫乱レベルが上昇します。
淫乱レベル1→2へ上がるとレベル1で見れていた依頼が消失しますので
画面上部のLv限定シーン数を見て最大値になっていることを確認の上
レベル上げをするといいでしょう。
SPはレベルアップによって獲得、APはHイベント経験で獲得します。
全てのHシーンを見るとなるとかなりのポイントが必要になるので、
各街にある色付き扉をノラで開錠、金貨・金塊吹き出しアイコンの商人を
ソフィアで交渉するとポイント獲得アイテムが購入できますので積極的に入手しましょう。
依頼内容にある受注条件を満たしていればHイベントが視聴可能、
この時派生条件も一緒に満たしていればシーン中に選択肢が選べ
より過激な場面を見ることができます。
クレアのストリップショーでいえば露出をするだけで終わっていた場面が、
派生条件を満たすことでその場でのセックスシーンとなります。
淫乱レベルの低かったノラは男に怯えながら言いなりになっていましたが
回数を重ねるごとに性欲のままに男を求めることも。
天才魔導士を自称するリルムは何を思ったのか夜の露出行為に目覚め快感を得ようとします。
ソフィアは酒の失敗でそのまま男に襲われることに、
最大の淫乱レベル4なら積極的に男を求めたり誘惑、時に3PのHシーンなど、
そして全アダルトスキル開放で全スキルを3までに上げていれば開かれる最後の
Hシーン、どのようなもになるかぜひ確かめてください。
Hシーン数は驚異の106シーン、おそらく全開放はないかと思います。
〇全クリア後の感想
まだまだフルコンプリートとはいきませんが、
ノーマルエンド&トゥルーエンドと大体のHシーンの回収ができたので
自分の中のプレイで区切りとします。
どこから語ればいいかと迷ってしまうほど、あらゆる場面がみどころとなる
超大作RPGを遊ぶことができて良かったです。
当初はドラゴンに襲われ両親を殺されたクレアの復讐の物語ですが、
冒険者ギルドの一員として仲間達と共にクエストを通して成長していく物語が印象的でした。
もちろんそれだけでなく彼女達の周囲の人物にもドラマがあり、
クレアに協力する者、敵対する者にも強い想いがあり劇的な物語を演出していきました。
クエスト数100超で戦いや調査をこなしていきましたが思わず笑ってしまったのは
ヴァルト地方での依頼「大地に注がれた血」。ここで敵対する組織のアジトに入るのですが
ノラにもリルムにも開錠できない扉を叩いて大声で開けろと迫るクレアに一同ドン引き、
正攻法で決着をつけようと強引に攻め入る場面となっていました。
クレアが冒険者ギルドの人間として成長を喜ばれるはずが、
シモスやギルド長以前のアゴニアに似てきたと呼ばれる始末・・どうしてこうなった。
要望が通るならH以外の通常イベントシーンを振り返るギャラリーが欲しかったですね。
4人で拳を交わす場面も好きでしたが個人的に一番なのはリルムのこの一枚。
振り返ってみれば色々な出来事を思い返す長編作品、
できれば一度クリアした後にもう一度ニューゲームから始めると思わぬ発見もあるかと思います。
遊べる時間のある方にはぜひこの作品を堪能してみてください。
DLsiteの製品ページでレビューができますので皆さんも思いの丈を語ってみてください。
以上、竜と大剣 製品版レビューその②になります。
最後までご覧いただきありがとうございます。
下記より購入ができます。
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