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竜と大剣 製品版レビューその①

2023/05/04/22:20

タイトル:竜と大剣
サークル:スタジオドビー
ジャンル:ロールプレイング
発売日:2022年04月23日
プレイ時間:28時間ほどで通常エンドクリア(Hシーン未読)
ボイス:秋山はるる 浅木式 こやまはる 分部河原シホ 水谷六花 天川みるく 来夢ふらん
※体験版から製品版へのセーブデータ移行可能

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・体験版レビュー

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・製品版レビューその②エンディング・Hシーンについて

体験版でこの作品をご紹介したのはほぼ1年ほど前でしょうか、待望の大作「竜と大剣」が発売されました。

ここ数日は発売されてからずっとこのゲームに没頭してプレイしてどうにか通常エンドまでこぎつけました。

個人的な感想を先に述べておきますがこのゲーム1つが長編RPG2本分くらいの
内容量となっていました。
できれば「竜と大剣 序章・終章」と2つに分かれていれば良かったのでは?
(もちろん2本分の価格でOK)
と、思うくらいの超大ボリューム作品でした。
それだけにシナリオ・戦闘・Hシーンの数々と余りあるものとなりドラマティックな作品になっていました。

ゲーム内容についてご紹介していきたいのですが本日はその一部、製品版版内容の前半部分までをお伝えします。

本作品は非常に長期プレイする作品ですので、購入の前に体験版をプレイしてから
そのセーブデータを製品版へ移行するようにしてください。

セーブデータの移行方法は記載されてあるように引継ぎ部屋でセーブを行い
製品版でロードしてから始めてください。

〇オープニングから体験版クリアまでの物語概要

少女クレアは突如現れた巨大モンスターのドラゴンに両親を殺され孤独となります。

両親の仇を取ってほしいと願いクレアは冒険者ギルドを訪れますが、
この世界ではドラゴンはおとぎ話にしか出てこない空想の生き物として思われ
彼女の話は信じてもらえませんでした。

そんなクレアは悪漢に襲われそうになりますが冒険者セリスによって助けられます。

冒険者の在り方を目の当たりにしたクレアは依頼者といしてではなく
自分自身が冒険者となり自分の手でドラゴンを見つけ出し復讐を誓います。

時が流れ、力なき少女であったクレアは大剣を背負う重戦士として力をつけギルドへと加入、初級者として始まりドラゴンを倒すまでの長い道のりを歩みます。

クレアは盗賊エマ、魔法使いリルム、僧侶ソフィアと出会い
彼女の話すドラゴンの存在を信じ、共に倒すことを約束し仲間となります。

その後は彼女達は冒険者ギルドで帝国内各地依頼を受けつつ有力者たちと
交流をしいくつもの情報を得ていきます。

やがて一つの依頼を受けている最中、空に浮かぶ巨大な怪物を目にします。

それこそがクレアの両親を奪った怨敵のドラゴン。
数年を得て探し出した相手を目の前に復讐を果たすこととなります。

〇ゲームの進め方※製品版以降

詳細な内容は体験版レビューに載せています、ゲーム内にもチュートリアルがありますので、メニューのヘルプ欄からも見返すことができます。

基本的な流れは冒険者ギルドでクエストを受けて目的の場所へ移動、
情報提供者に出会ったりモンスター討伐を行いクエストを達成します。

ゲーム上のクエスト数は100を超え、行き先も街やダンジョンと多くなっています。
依頼受注後はクエストレポートを開くと次の目的へ移動できますのでこれを使いスムーズに進めてください。

若干戸惑うのはクレアの本拠地となるフォティゾナ以外での依頼受注、
カンプス~ミュロスの6つの地域での依頼はその地方での依頼掲示板の場所へ向かう必要があります。

これがまちまちで草原の街カンプスでは酒場にある掲示板、
カノナスでは魔法使いアカデミー内の掲示板と最初は戸惑うことがありますので慣れて覚えていく形でした。
※この6地方での依頼にはHシーン発生の依頼があります。
 なかには処女喪失イベントもありその後のフラグにも影響しますのでHシーンを見るかどうかの判断をしてく ださい。

まだ序盤のうちは戦闘で苦労することはなかったかと思います。

習得スキルの数が増えていくと「どのスキル名がどんな効果があったけ?」と戸惑うことがありました。

ボス戦では万単位のHPを持つ相手に対して挑むことになるので、
誰をメインアタッカーにするか、HP回復・状態異常回復・バフデバフ要員は誰にするかなどの戦術を決めておくのがいいでしょう。

クレアをパーティーの先頭にしていればAAAスキルでバックアタックで退治、
経験値・お金が手に入るので戦闘はイベント戦だけするような形でした。

重要になっていくのはレベルアップや特定アイテムで獲得するSP、
これで4人のキャラクターのスキルツリーを獲得して新たなスキルや
AAAスキル・能力値アップなどをしてみてください。

自分のプレイではHイベントは全部後回しにしているのでH経験で溜まるAPは
ほぼ使用せず、これも強化方法へとつながります。

クレアたちが挑むドラゴンは非常に難敵、
初回は数ターンで戦闘不能になってしまったので対策を立てて再挑戦しました。
SPに余裕を持たせて状態異常無効化スキルを伸ばしておくと戦闘が有利になりました。

ドラゴンとの戦いで勝利をしても彼女達の物語はまだまだ続きます。

〇物語の見どころ

ドラゴンを倒す目的を持った4人の冒険の物語、
クレアは両親の仇を取る為、エマは盗賊団の一員として認められるよう
秘宝ドラゴンの瞳を入手する為、リルムは自分の偉業を認められる為、
ソフィアは僧侶として彼女達の勇姿を支える為と戦いに挑みます。

クエストはどれもショートストーリー形式になっており何人もの依頼人との交友を交わしていきます。
そして依頼の中には各地方の有力者に認められることもあります。
カンプスなら隻腕のオプロ、バリエなら探検家アマルダ、ミュコスなら渡世人コルスなどといったように。

これまで人々には信じられてこなかったドラゴンが姿を現し、
ゴブリンやオークなどが活性化し帝国内に被害を及ぼしていきます。

ドラゴンを倒すことはクレアたちだけの問題だけではなく、この国に生きる全ての人達に関わり国の存亡へとつながります。

クレアは冒険者として依頼を受けた人達から協力を取り付け
ドラゴンを含めおびただしい数のモンスターとの戦いに挑みます。

その後も冒険者クレアの物語は続きます。
ドラゴンを倒すという大きな戦いを終えてもそれ以上の波乱のある展開、彼女達の戦いの行く末を見届けてください。

〇Hシーン

まだ前半戦部分ではほぼ未読だったのでわずかだけご紹介します。

Hシーン発生イベントは2つ、特定イベント戦で表示される「Hard core Battle」、
敵グラフィックに黒い影のオーラが表示される相手に敗北するとHシーンが発生します。

「tabキー」で即敗北できるので見ておくといいでしょう。
※一部リトライできないこともあるのでイベント戦前は必ずセーブを行ってください。

敗北Hシーンは下衆な男達やゴブリンなどのモンスターに犯される場面。
※ゲームオーバー扱いなので閲覧はしてもリトライで処女扱いになります。

フォティゾナを除く6地方では依頼によっては男に奉仕をする場面となっています。
今後ご紹介しますが淫乱レベルをあげると処女喪失イベントも発生します。

〇感想【前半部分を終えて】

体験版を終えて9時間、その後製品版のドラゴン討伐で8時間の合計17時間。

思ったよりも早くクリアができたなぁ、などと口にしてみれば大間違い、
まさかの第2章が始まるとは思ってもみませんでした。

多くのネタバレは避けますが前半戦がクレアに主軸を置いたドラゴンの復讐の物語なら、
これから先は共に冒険をしたエマ・リルム・ソフィアに焦点を当てた物語、

そしてクレア達と関わった冒険者ギルドや有力者達の生きざまを描いた
どこまでも続く果てないものが達が待っています。

長編RPGとしてはクエストレポートでワープができる利便性あるゲームシステムで
とても良かったです。

問題があるとすればこの作品をプレイヤーする側のキャパシティ、
膨大な数のスキルツリーから有用なものを選んでいったりと
シナリオ面も数え切れないくらいの登場人物で物語の把握も結構難しいものでした。

クエスト中に「フォニに会いに行きましょう。」とメッセージが出ても
いまいちピンとこなかったり・・(体験版を1年前のプレイしたこともあるなど)、
遅かれながらオロス地方で依頼を受けたときに出会った巫女のフォニと思い出しました。

このボリューム量を遊びきれるか、ということを前提にプレイするかを吟味してほしいと思います。

ゲームを購入しようと思っている人には時間の許す限り遊んでほしいと願います。

本日はここまで、次回は各キャラのHシーンやエンディングにも少しばかり触れていきたいと思います。

以上、竜と大剣の製品版レビューその①となります。

最後までご覧いただきありがとうございます。

下記より購入ができます。

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