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Ark Mobius レビュー

近未来の世界で挑むリズムアクションゲーム、
人類に災いをもたらす侵略者を倒す力を手に入れるため、
各時空の魔力を持った女の子と出会いセックスしよう!?

タイトル:Ark Mobius
サークル:YellowDuckWroks
ジャンル:アクション(リズムアクション)
発売日:2022年04月22日
プレイ時間:3時間半ほどでクリア
ボイス:葉月千雪 シルフ・アシュリア 四宮瑠璃/藤村莉央
    エレノア・ベアトリス ネフェルラ/篠守ゆきこ

怪我明け復帰、第1弾としてお伝えしたかった作品をご紹介します。

本年4月に発売されたこの作品、元は昨年Steamで配信され好評だったゲームのようです。

美麗CG&アニメーション・女性フルボイス作品でありながら
シンプル操作のリズムアクションで楽しめるゲームとなっています。

リズムアクションゲームとして約20曲ステージ、
徐々に上がっていく曲の難易度とギミックで歯ごたえのあるやや難易度高めの
ゲームでありながら、クリアが難しい人向けの救済特典もあるので
誰にでもお勧めできるゲームになります。

人類を救うため主人公(名前設定可能)とサポート役の葉月千雪、
別時空の世界へと向かい高い魔力を持った女性から魔力を得る任務
Ark Mobius(アークメビウス)プロジェクトの物語をご紹介します。

〇オープニング

西暦2320年地球へと侵略してきた巨大生物、
「黒ヤギ」によって人類は存亡の危機に陥った。

あらゆる兵器を用いて攻撃を試みるが効果はなく、
黒ヤギが存在するだけで生物は狂い、人精神汚染を受けた間同士の争いが終わることはなかった。

荒廃していく世界の中、黒ヤギを倒す手段を見つけたのは数年後の事。
それは遥か昔に失われた魔力を宿し攻撃することであった。

政府は適正を持った男性を選び、魔力が使われていた時空へと送り、
高い魔力を持った女性の力を手にする任務を与えた。

マスター、と呼ばれる男と彼を補佐し外敵の攻撃に備える警護の役目を持った
葉月千雪の二人は「アークメビウスプロジェクト」を成功させ、
黒ヤギを倒す力を手にし戦いへと挑むことになる。

しかしながら任務は一筋縄ではいかない。
その時空の女性から見ればはるか未来からやってきた人物など
信用などはしてもらえないし外敵だとしか思われない。

アークメビウスプロジェクトを任された彼は彼女達と接し、魔力を得る事ができるだろうか。

〇ゲームの進め方

オープニング終了後最初のリズムゲームが始まりますが、後でまとめてご紹介します。

本作品はセーブスロットが3つあり、1つのセーブデータを選び
ゲームを始め、後はオートセーブで記録がされるようになります。

メニュー画面にあたるのがこちら、
画面右側で千雪と会話他、通貨(エネルギー晶石)を得るためのリズムゲームがプレイできます。

画面左側はストーリーモード、主人公が魔力の高い女性のいる時空へと向かい
その場での敵と戦うリズムゲーム、Hシーンなどを見る場面となります。

ストーリーモードのヒロインは4人、チャプター1~3に分かれ
最後の選択肢で2つのエンディングが選べます。
1人あたりリズムゲーム・会話・Hシーンを含め30分程度の
ショートストーリーとなっています。

最初に解放されているのはシルフ・アシュリアのみ、
他3人はエネルギー晶石を消費してキャラ解放を行います。

千雪のストーリーで通貨を得ながら並行して進めましょう。

ゲームを終了したい場合は画面右上「OFF」マークで終了になります。

〇リズムアクションゲーム

本作品のメインとなる部分、リズムアクションゲームについてお伝えします。
※操作方法はキーボード・マウス・ゲームパッドの3つから選べます。
 本プレイではゲームパッドを使用しています、

画面右側からやってくる敵がノーツになり、主人公キャラのいる
トライアングルマークに合わせてタイミングよくボタンを押します。

ボタン操作は上段攻撃・下段攻撃・上下段同時攻撃・上と下押しっぱなし・
上下連打と数パターンのみになります。

ゲームパッドで上下同時攻撃はできないだろうと思っていましたが
メニュー画面のキータイプを見ると初期状態は、
上攻撃:上下左右方向キー
下攻撃:4つのボタン
と対応していました、上ノーツはどれでもいいので方向キー、
下ノーツは4つのどれかを押せばいいと後々ながら理解しました。

ロング型ノーツは押しっぱなし、青い星を起点にボタン長押し、
赤い星部分が終点になりボタンを離し高スコア・コンボを得ます。
(との説明ですが。本ゲームの目的はミスを減らしての完走が
 クリア条件となりますので、曲が難しいと思ったときは
 青部分を1回押すだけと割り切っていいかも・・)

大型の敵またはヒロインが登場すれば上下攻撃を連打、ヒット数によってスコアを得ます。

ノーツを押すのが間に合わない場合はミス、
ライフが5つまでで5回のミスで失敗扱いとなります。
※ストーリーモードはそれでも成功扱いで先に進みます。

リズムゲームは苦手だけど曲は完走したい!という人には
メニュー画面設定からロックHPにチェックを入れて無敵モード、
どれだけミスしても曲を完走しクリア扱いとなります。

序盤の曲は易しいノーツ配置ですが千雪・ストーリー後半になるにつれ
難易度上昇、細かいノーツや絶え間ないロングノーツが並びミスを誘うようになります。

シルフクリア後の2つ目以降のステージではギミック発動、
エレノア編の楽曲では曲の一部分で画面暗転、僅か左側の視界範囲内でノーツを裁くことに・・。

ステージ3四宮瑠璃、ステージ4ネフェルラでは理解が追い付かない
トンデモギミックが発動、どんなことが待ち受けているかはご自分の目で確かめてください。

4人のキャラのエンディング、選択肢でグッド&バッドエンドに分かれますが、
どれかを見ておけばそのキャラの魔力を得てクリア条件達成、
4人のエンディングと千雪の8つのバトルモードをクリアすればラストバトル、

黒ヤギとの存亡をかけた最後の戦いを終えてゲームクリア、
ゲームタイトル画面に戻りますが、再度プレイ可能。
未読イベントの回収をしたりなどしてみてください。

〇各エンディングについて

まずは各4人のヒロインのエンディングについて、
こちらは最後のチャプター3の選択肢でグッド&バッドエンドが選択できます。

ストーリークリア後は右下ヒロインにピンク色・青色ハートマークが付きます。
これがグッド・バッドエンド状態となり本編エンディングに関わっていきます。
ピンク・青のハートマークを変えたい場合はもう一方のエンディングを見直せば
そちらのエンディング状態へ切り替わります。
(もし全員がバッドエンド状態でラストバトルに挑んだらねぇ・・)

グッドエンドのヒロインがいる状態でラストバトルクリアで選択肢発生、
主人公はその時空へと旅立ちそのヒロインとエンディングを迎えます。
4人がグッドエンド状態なら4人の選択肢が選べます、が・・

千雪ルートはないの?と思いましたがちゃんとありました。
最後に選ぶ選択肢をよーく見てみると・・。

〇Hシーン

Hシーンは11シーン、千雪を含む5人のヒロインが主人公とHをする場面となります。
千雪だけやや分かりづらいですが、千雪ストーリーと会話を進めて好感度アップ、
彼女の体に触るととうっすら見える2つのHシーンが閲覧可能です。

Hシーンでは画面右側または左側にある挿入マークを選択、

その後は4段階別に激しくしたりセックスシーンを再生可能、
画面下のピンクゲージが満タンになると射精が可能になります。
なお、ブラブラ動いているバイブは結局使われませんでした(なんじゃこれ)。

なお、Hシーン自体スキップしたい場合は画面右上の矢印マークで飛ばすこともできます。

シルフとのHシーンはお互いの心を通じてのグッドエンドHシーン、

バッドエンド編では彼女の想いなど関係なく魔力を奪う為だけの凌辱となっていました。

シルフクリア後はエレノア・ベアトリス

四宮瑠璃、

ネフェルラと時空を渡り魔力を得る冒険、
その世界観にあった曲のリズムゲームや彼女達の真意に触れながら進む物語、
主人公は彼女達に対してどのように接するのでしょうか。

〇感想

リズムゲーム、というと記憶に新しいのが「律動のぱらいぞ」を
思い出しますがそれと比較すると雰囲気はまるで違い(笑)、
もうちょっとリズムゲームとして踏み込んだゲーム、というのが
やりがいあるゲームとなっていました。

ただ音ゲーガチ勢の人にとっては機能としては物足りないかと思います。
スコア結果が記録されるわけでもなくノーミスフルコンボの特典もなく
ライフを0にしないがクリアのラインとなっているだけでした。

個人的にステージ選択時にどんな曲かを知ることができないのはやや不満でした。
千雪の8ステージ分は「DurationX’XX"」と分類されていますが、
それだとどんな曲かが分からないのは不親切かな?との思いです。

本作は音ゲーをそれなりに楽しみたい(もしくは苦手だけどプレイしてみたい)人、
それに近未来の世界観にアニメーションHシーンをみてみたい人が
遊んでみるにはいいゲームになるかと思います。

ややもどかしい点もありますが、この魅力あるゲームを
ぜひ体験してほしいと思います。

以上、Ark Mobiusのレビューになります。
最後までご覧いただきありがとうございます。

下記より購入ができます。

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