その後、勇者の姿を見た者はいない 体験版レビュー【発売中】
魔王を倒した勇者が不思議な力で女性へ変わってしまった!?
勇者でなくなっても生活の為に女剣士として戦う物語。
女として生活を行うにはハプニングが待ち構えている。
タイトル:その後、勇者の姿を見た者はいない
サークル:ぽいずん
ジャンル:ロールプレイング
発売日:2023年05月19日
プレイ時間:2時間半ほどで体験版クリア
※体験版データを製品版に移行可能
注意:体験版Ver0.90でプレイした内容について記載しています。
今後仕様変更がありますのでご了承ください。
同サークルの作品をプレイしたのは
6年ほど前のSlaveSword2作品で今回久しぶりの新作をプレイしてみました。
開始数分で気づいたのは完全に別物作品で
家庭用ゲーム機でのフルプライスゲームを遊んでいるようでした。
主題歌入りのOPと各章が終わればエンディングテーマが流れる
1クールものアニメを見ているようでした。
RPGのシナリオとしてはもちろん、戦闘システムにも
かなり作りこまれていたのでかなり遊び買いのあるゲームとなります。
覚えておく項目はかなりあるので、今のうちからプレイして
慣れておくことをお勧めします。これに加えて早めに遊んでおくと
製品版がより楽しめる要素があります。
これについてはページ最下段あたりで改めてご紹介します。
非常に魅力的なゲームをご紹介します。
〇オープニング
冒頭では勇者アステルと仲間達が魔王を倒す場面、
※顔が隠れていますが左側が勇者アステル
勇者の圧倒的な力で魔王は打ち倒されますが、
魔王が倒れたと同時に勇者が魔力の渦へと呑まれ
少年だったアステルは美少女への姿へと変わってしまいました。
魔王討伐から半年後、平和な世界ではありますが
当の本人、女アステルは危機を迎えていました。
世間では勇者は魔王を倒した後行方知らずとなっており
(魔王を倒したら女の子になってました、なんて言える訳もなく)
アステルは一国民として過ごすことにしていました。
生活費も底をつき今の自分にできること、
と働き口であるギルドに向かいましたが
平和になった世界ではハンター業は必要とされていませんでした。
困っている彼(今は彼女・・)に声をかけたのがかつての仲間ウィリアム。
ウィリアムは魔王討伐後、王国内で事業を行い人手を募集、
アステルは働き口としてキャリアー隊の一員となりました。
キャリアー隊は全員が女性で構成された各分野のエキスパート、
任務は古代文明の発掘で【ポータル】と呼ばれる転移装置を探し出すことです。
アステルとペアを組むのはイマ、初対面から険悪な雰囲気な様子ですが
二人でのポータル発掘調査に出かけます。
当然ながらアステルが男だと知っているのはウィリアムだけ、
不慣れながらも女としてイマと接するアステルにはハプニングの連続、
女になってしまったアステルの苦難の物語の始まりです。
〇ゲームの進め方※体験版仕様
本作品は3人の女性パーティで進めるRPG、
体験版ではアステル・イマのペアで進めることになります。
一般的なRPGに比べて覚えることは多く、
武器へのエンチャント・アビリティセット・各ステータス項目と
このゲームならではの要素があります。
一応一つずつ詳しい説明があるので秘書のイルゼ、
それと各地にいるニワトリ大先生がチュートリアル役になってくれます。
セーブ画面はどこ?と思いましたがメニュー画面⇔で
それぞれの項目が選べるようになっていました。
画面上部にある「R・T・F」で特殊操作、
ワープ移動やメンバー内の会話、次への目的地が確認できます。
・戦闘準備・アビリティ・戦技
少し複雑な仕様になっているのが戦技・アビリティになります。
まずはキャラクターの装備する武器ですが、
一人に対してメイン・サブ武器として分かれています。
アステル:メイン剣 サブ槍
イマ: メイン鎌 サブ杖
戦闘時の画面ですがコマンドに「攻撃<メイン>」・「サブに切り替え」とあります。
攻撃時にはメイン・サブで装備している武器で攻撃、
ターン消費無しで選べる「サブ(メイン)に切り替え」で武器を持ち換え
もう一方の武器で攻撃する場面が出てきます。
その武器でしか使えない効果や武器戦技があるので
今後は使い分けた戦い方が必要になると思います。
続いて武器戦技、これは対応する武器へ継承する(エンチャント)アイテムになります。
チュートリアルではアステルが装備するメイン武器【ブロードソード】に
戦技【スピードレイン】をエンチャント。※前もって装備品は外すこと
これによりメニュー画面ではスピードレインが使えるブロードソードへ変化、
メイン武器使用時が対応した武器戦技が使えるようになります。
今後はイマのサブ武器杖で回復効果のある武器戦技が登場するので
攻撃の時はメイン武器、回復するときにサブ武器にして武器戦技使用、
という使い方をすることになります。
戦闘準備の説明最後はスキル・アビリティ、
スキルは従来作品の魔法扱いで回復・攻撃魔法同様。
アビリティは初期時2つまで、各キャラの必殺技やHPアップなどの
効果が選べるようになります。
・ダンジョン探索・戦闘
準備が終われば最初の任務、ポータル調査のため森へと向かいます。
シンボルエンカウントでの戦闘、チュートリアル戦闘を含め
ここでメイン・サブ攻撃・武器戦技・スキルなどを試しで使っていって
慣れておくといいでしょう。
アビリティにあった各キャラ固有の必殺技は一定確率で使用可能、
通常敵を一撃で倒す優れものですが、お金入手できず、
ボスなどのイベント戦では使用不可となっているので
不要時は別アビリティにしておくのがいいでしょう。
何かイベントがありそうな場面では状態表示で確認。
その場所の戦闘に敗北するとHシーンが発生します。
一部ゲームオーバーありの敗北Hもありますが、
チェックポイントに戻り引き続きプレイすることができます。
体験版では2章までプレイが可能、
通常難易度で挑戦してみましたが武器装備を買い替え
経験値を集めていれば苦戦することはありませんでした。
〇Hシーン・発生条件
主にイベント戦の敗北、アルバイト・街での探索中に発生します。
敗北Hは襲われるキャラが選択可能、選んだキャラが襲われ
Hステータスが増加します。
公衆浴場ではアルバイト中に野球拳が始まったり、
お風呂イベント特有の覗き見シーンなどがあります。
各キャラの経験によりHステータスからレベルに応じた特典が貰えます。
ガンガンHイベント発生してキャラ強化するか、処女クリアを目指すのか
プレイ方針は決めておくといいでしょう。
〇繰り越し可能な戦績ポイントについて
先ほど覚えることが多いので前もってのプレイがいいとお伝えしましたがもう一点。戦績ポイントについてもご紹介します。
戦績ポイントは【EXP】と表示され敵を倒す・イベント報酬などで入手し、
特殊景品と交換が可能です
現体験版Ver0.90ではごく一部の景品しか交換できませんがこのポイント、
なんと全セーブデータ共通で加算され、次期体験版・製品版への持ち越しが可能となっています。
一度体験版でクリアした後もう一度ニューゲームを始めると
既に獲得した戦績ポイントがある状態でプレイ可能。
これやりようによってはこの体験版だけで相当数のポイントが
手に入るかと思います。
来年の発売時により快適にプレイするため、
今からの体験版を遊んでおくのをお勧めします。
〇感想
すごい。
Hシーンはもちろん通常時のイベントシーンや
戦闘時のドラマある場面など多数のCGが詰め込まれている作品を体験しました。
本記事では作中の物語は触れていませんが
主人公アステルとイマのコミカルやシリアスなやりとりがありながら
今後起こりうる大きな事件が待ち構える長編シナリオが予想されるゲームとなっています。
今までの同サークル作品をプレイした方はもちろん、
これまで触れてこなかった人にもぜひ遊んでみてほしいと思える作品です。
ゲームシステムに関しても紹介しきれない点もありましたので、
この体験版で遊べる範囲内をどっぷりとプレイしてみてください。
以上、その後、勇者の姿を見た者はいない
の体験版レビューになります。
最後までご覧いただきありがとうございます。
下記よりDLができます。
サークル過去作品はこちら
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