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くノ一クナイの姦堕ち絵巻 レビュー

囚われのくノ一が受ける終わりなき絶望の物語、
残った僅かな意志で刀を手に恨みを晴らす忍びの行方は。

タイトル:くノ一クナイの姦堕ち絵巻
サークル:第46騎士団
ジャンル:ロールプレイング(戦闘なし)
発売日:2022年04月23日
プレイ時間:1時間ほどでクリア

敵の手により捕まったくノ一苦無(くない)の
ステルスゲームになります。

オープニングでは既に牢屋で囚われ辱めを受ける苦無。
里のわずかな生き残り犬丸から知ることができたのは
敵国によって苦無の国は滅ぼされていること、

苦無の兄力丸(りきまる)は敵地へ単独で忍び込み
行方知れずとなっている。

国を奪回すること叶わぬと知った苦無は
怨敵に一太刀浴びせて散ってみようと決意、
この牢屋を脱出し屋敷の最奥へ目指します。

先にお伝えしますがこの物語はハッピーエンディングなどなく、
無力となったくノ一が絶望的な状況にあがなう暗めな作品となります。

全体を通してBGM効果音のない無音、
敵に捕まった時の凌辱Hシーンのみ陰惨な様子の曲が流れます。

身も心も汚され力尽きるくノ一、
湧き上がる怒りだけで立ち向かう苦無の最期を迎える戦いの様子をご紹介します。

〇ゲームの進め方

敵の視界範囲に入らないように脱出・潜入する
ステルスアクションゲームになります。

敵に見つかれるとHイベント発生、その他は
別段ゲームオーバーもペナルティもなしなので、
特にノーミスを目指そうとしなくていいでしょう。

イベント進行ごとに苦無の思い出、
兄力丸から教わった隠密の指南を頼りに
敵をやり過ごしていきます。

建物各地ではアイテムの布切れを入手、
使用することで敵視界範囲に入っても移動さえしなければ
発見されません。

屋外に出れば樽を使い、某傭兵の段ボールさながら
敵を欺くこともできます。

全体的にマップ数も少なくやや狭めな作り、
右端からのスタートなら左端に次へ向かうイベントが用意されています。
周囲を巡回する兵の数だけは多いので気を付けて進めましょう。

屋敷内はどこもかしこも女を襲う男共、
今の苦無は非力を感じながらも先へと進みます。

中盤以降は体力を奪われまともに立っていることもできず、
視界が狭まり四つん這いになりながら前へと進む苦無、

途中触手に襲われると毒気を抜かれたように
一時的に動けるようになります。

時間が経てば弱った状態に戻るのでどこかで
薬を入手しましょう。

男に汚され弱ろうとも一矢報いるべく歩みを進める苦無、
刀を手にし相手を手にかけることで物語は終幕を迎えます。

〇Hシーン※スタートから全開放可能

全部で14シーン、全てが苦無が受ける凌辱シーンとなります。

脱出がばれて男に犯され口に膣にて乱暴にされ、

捕まった相手により複数人プレイ、三角木馬、
触手シーンなどがありました。

ゲーム開始から全開放済の回想シーンへと移行可能
(この場所へ移動すると元へ戻れないので別途セーブ必要)、
回想シーンの入り方はゲームフォルダ内テキストを参照してください。

〇感想

なんとも悲劇しかないただただ憂鬱な物語でした。
開始時点で絶望的状況から入り挽回のしようがなく
苦無が凌辱を受ける見ていて辛いものがある作品でした。

印象的だったのが見張りや料理番を務める佐々木との会話、
戦で人を殺めるといった行為は狂わなければ出来ぬといい
正気に戻ると自分の行いが恐ろしなり忘れる為に殺し犯す繰り返し、

ここは男も女も狂う場所、その場で唯一苦無だけが
正気のまま苦痛と感じても己のやるべきことを全うする、
というのが悲壮感があっても目が離せない業深い話しでした。

エロゲとしてみれば凌辱されるくノ一を見続けるものですが、
ここまで哀しいものは見ていて気の沈むものでした。

救いのないくノ一苦無の物語に興味のある方は
プレイをしてみてください。

以上、くノ一クナイの姦堕ち絵巻のレビューになります。
最後までご覧いただきありがとうございます。

下記より購入ができます。

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