キョンシークエスト レビュー
勅令随身保命[死してなお、主の身を守り仕える事を命ずる。]
キョンシーを操る霊験導師が世界を救う物語。
タイトル:キョンシークエスト
サークル:四畳半ファクトリー
ジャンル:ロールプレイング
発売日:2021年08月24日
プレイ時間:２時間ほどでクリア
□関連リンク
いくつものレトロゲームを制作されたサークルさんの新作になります。
今までのモノクロ作品と違い今回はカラー化、
主人公（名前設定可能）と３人のキョンシーの
固定メンバーでのＲＰＧ作品です。
キョンシーが世界を救う物語をご紹介します。
〇オープニング
冥界の王ハデスの復活、かつての封印を解かれた
世界の災厄は再び人類を存亡を脅かす存在となる。
この危機に対抗できるのは霊幻導師の主人公、
そして導師の操るキョンシーだけであった。
主人公の師匠は一人目のキョンシー、メイを託す。
師匠の兄弟にも同じくキョンシーを管理していて、
彼らの元へ向かいキョンシーを仲間にして
ハデスを倒す旅へと出る。
占い師の話ではハデスの根城に向かうには
各地に眠るお宝が必要であることを知る主人公、
全ての秘宝を集めハデスの城へと乗り込み悪を討つ、
キョンシーを従える主人公の冒険が今始まる。
〇ゲームの進め方
オープニングでは最初に仲間になるキョンシー、
メイを加入しての二人パーティにてスタートします。
仲間にするキョンシーにはお札を貼り、
職業（クラス）を選択します。
クンフー使い・白魔術師・黒魔術師の
３種類でそれぞれ役割が異なります。
使用できるスキル・装備できる武具、
各ステータスに特徴がありますので、
それぞれ３人に別々の職業を与えて
バランスよく編成するのがいいでしょう。
（全員クンフー使いなど尖った編成でも
クリアはできますが苦労をすると思います。）
今作の仲間になるキョンシーは加入時以外でも
よく喋るセリフ量の多さ、
メイは自分が最強のキョンシーだと自負する自信家、
ふんすふんす。
後は毎作お馴染み、町の至る所にある
場所を調べながらアイテムを入手します。
※本作は小さなメダルに相当するアイテムなし。
フィールド画面へと移り次の目的地へと向かいます。
なお戦闘時の通常モンスターは
サークルシリーズでは珍しく
ＲＰＧツクールでのデフォルトモンスターが登場、
戦闘内容は従来とお馴染みになります。
新たな場所へ向かう道は中ボスが立ちふさがります。
合計５体となる中ボスモンスターは
やや強めのステータスの持ち主、
現状できるレベル上げ、装備品、回復アイテムを
準備して万全の状態で挑みましょう。
ほどなくして２人目のキョンシー、リンリンを仲間に迎えます。
噛んだな、かわいい。
続いてすぐそばにあるダンジョンへ向かい
最後のキョンシーを仲間に、と思えば
敵がぐっと強くなります。
なお勝利時にはいきなり４桁経験値をゲット、
ついさっきまで２桁経験値を入手しながら
レベル上げをしていたのにインフレっぷりを感じます。
ダンジョン奥へ到達して師匠の兄弟に会って
キョンシーを仲間にと思ったらまさかの門前払い、
「幻の酒」を持って来たら合わせてやると
条件を出されます。
そしてその幻の酒があるとされる場所は
鍵がかかっているため、そのカギを入手しに
別の町へと出かけます。
鍵を入手、酒を入手、
その際に道を塞ぐ中ボスを倒しながら
冒険を続けようやく３人目のキョンシー、
ランファが加入します、お手本にしたいくらいのツンデレ。
全員を仲間にすれば次はハデスの城へ乗り込むために
必要な秘宝を集めます。
鍵を入手したことで今までの道のりで
鍵のかかった扉を開けると意外なアイテムが入手できることも？
全ての宝を集め、孤島に橋を架けて
ラストダンジョンへ挑む最後の戦いに勝利し、
ゲームはクリアとなります。
〇Ｈシーン
Ｈシーンは全部で１８シーン、
メニュ画面の交流からみれるのは
キョンシー一人当たりの
おっぱい・フェラ・エッチの３シーン、
町などの特定の女性に話しかけてＨなイベント、
中ボスを倒せばその場で懲らしめＨ、
３人のキョンシーを仲間にすれば
４ＰもできるキョンシーハーレムＨも楽しめます。
〇かんそう
ゲームクリアごは いつものように
すべての ステータスを ひきついで
プレイ することが できます。
キョンシーに ちがう しょくぎょうを
あたえて あらたな ぼうけんを してみましょう。
モンムスファンタジーに次ぐコンパクトな
作りとなったゲームとしてクリアまで一息プレイ、
サークルシリーズをプレイしての勝手も
知っているので、迷うことなく
短期間でのクリアができました。
過去作にあるような小さなメダル収集、
船や空を飛ぶ乗り物を使っての冒険などはなく
モンムスクエストでのいくつもあった
ギミックが省かれてのゲームだったので
やや物足りなく感じました。
今後の作品はモノクロ化、カラー化、
どちらになるかは分かりませんが
次回もレトロなゲームを楽しみにしたいと思います。
以上、キョンシークエストのレビューとなります。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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