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怪盗ダブルピース レビュー

2021/09/04/12:57

ちやほやされたいというだけで
盗みを働く怪盗ダブルピース。
彼女が盗みに入る場所には危険がいっぱい、
怪しい人物に捕らわれてしまった時の彼女はどうなってしまうのか?

タイトル:怪盗ダブルピース
サークル:メロウ紙芝居
ジャンル:アクション(ステルス)
発売日:2021年05月01日
プレイ時間:1時間ほどでクリア
注意:一部グロテスクなシーンがあります

まるっこくて可愛らしい女の子が主人公、
怪盗として監視の目を掻い潜り
お宝をゲットして脱出するシンプルな
ステルスゲームとなっています。

購入した際は気づきませんでしたが、
グロテスク表現があるとは知らずに購入、
後で気づいてしまいました。

R‐18は好きですがR‐18Gは
ご遠慮願いたいと思います・・苦手なんだよねぇ。

本作品はニューゲーム、ロードの区別なく
ゲームが始まります。
ゲーム中任意でセーブも可能ですが
オートセーブなので気にすることなく
プレイできるゲームとなっています。

では、本作品についてご紹介します。

〇オープニング

平和に暮らすタダノ国、
この国の平穏が崩れたのは魔王の到来であった。

この魔王に従うか、さもなければ国を滅ぼされたいか、
年末までに答えを迫られた国は大慌てとなる。
(年末まで待つとか気が長いなぁ。)

タダノ国の国王はこの危機に際し、
魔王を討伐する勇者を呼び寄せ、
国の未来を託すことにした。

これは勇者がタダノ国を救う物語、

ではなく、何の関係もない、
自称怪盗のダブルピースが
「ちやほやされたい!」という目的の為だけに
タダノ国の多くのお宝を盗む物語である。

そして彼女の怪盗として奇行はそれだけではない、
「私が盗みをすることで誰かを不幸にしたくはない。」

「だから盗んだお宝は元の場所に返して、
 怪盗ダブルピースの写真もつけておくね!」

このはた迷惑な行為に盗まれた当の本人は激怒、
注目を集めるどころか憎まれてしまうことに、

人から恨みを買うなど思いもしない
ダブルピースは今日もお宝を探す、

もし捕まれば彼女に待っている結末とは。

〇チュートリアル

多分ですが盗まれた後に返しにきた事に怒っている館長は、
ダブルピースの行動を
「お宝は頂いたけど、よく見てみたら
 大した価値でなかったので返すね(はぁと)、
 そのまましょっぼいお宝を飾っていたら
 可哀想だからダブルピースの写真もつけておくね(はぁと)。」

みたいな受け取り方をされたのだと思います。

まぁ元の発端はダブルピースがいけないから
その行動で恨みを買った、ということでしょう。

さて、ゲームの本編です。

このゲームはチュートリアルを除き
全10ステージのミニマップを進め、
マップ最奥のお宝を入手、

元いるスタート地点まで気づかれず戻ってくる
ことでステージクリアとなります。
※クリア時のタイムは記録されますが制限時間はありません。

見つかってしまえば捕らえられ、
おしおきH(一部はグロシーン)、

そしてその失敗は夢だったんだ!?の
夢オチから再度ゲーム再開になります。

次に各ステージの敵や各装置についてご紹介します。

〇主な敵・仕掛けについて

・動かない敵・方向移動する敵

まずは序盤に登場する鶏キャラ、兵士キャラになります。

敵の正面に前方数マス分明るく表示されているいる
エリアが視界となっており、ここに入ると
クリア失敗となります

この視界に入らずに避けながらお宝を目指します。

敵の中には一定時間ごとに方向転換をして
2方向を監視する敵もいます。

安全圏から相手の行動を観察し、
おおよそ何秒で動きが変わるか把握して
行動しましょう。

・移動する敵

移動を行う兵士は必ずパターンある
移動を繰り返します。

壁から壁までを往復する兵士、
同じ通路を周回する兵士など特徴があります。

当然、敵の正面の視界に入るとアウトなので、
動く相手の背後を獲ったり壁に隠れたりなどして
やり過ごしましょう。

・矢印の段差・ジャンプ台

短めな矢印がある場所は決定キーにて降りて移動します。

やや長めな矢印は乗った瞬間大ジャンプをして
進行方法へ大移動します。
ジャンプ台の移動距離はそれぞれ異なります。

進む方向に敵の視界がないか確認した後に
ジャンプ台に乗りましょう。

・回転扉

なぜこんな仕掛けが警備する場所にあるのか・・、
とにかく、この扉に向けて決定キーを
長押しすると、押している間は壁の中に入り
やり過ごすことができます。

数回ほど間違えてボタンを離してしまい
敵に見つかったので、操作時は慎重に行ってください。

・警報装置

ゲーム中盤から難易度が上がります。
その要因はこの仕掛け、マップ最奥の
お宝を手にした瞬間、アラームが鳴り、
周りの兵士たちの動きが素早くなります。

移動パターンは変わりませんが、
速度が大幅に上がりますので、
来た道で苦労しなかった道のりが
帰り道になって大きく難易度が上昇します。

お宝を手にする前に退路をどう進むかを
考えておくといいと思います。

この他にもベル、触手などそれぞれの
仕掛けがある中でお宝を目指すダブルピース、

最終ステージは今までの仕掛けが
揃った難度あるマップとなっています。

どんなトラップが待ち構えているかは
製品版で見てもらいたいのですが、
最後の最後にやってくれたな!と叫んでしまいました。

〇Hシーン※全開放なし

全て各ステージで見つかってしまった時に
おしおきシーンが発生します。

囚われとなったダブルピースが三角木馬、

触手などでHなことをされてしまうシーンとなっています。

〇グロシーン※画像は非掲載

いつものようにお宝を盗んでは写真付きで返していくダブルピース、

その街で噂を聞いたのが「カニバレストラン」の
料理をまとめたカニバレシピ(名前がアウト!)。

これはお宝な予感がするとレストランへ忍び込む怪盗、

彼女が去った後でも噂話は続き、
捕らえた幼女を料理として提供しているような・・

シーンとしては四肢を拘束された
ダブルピースが包丁で・・という
猟奇的描写ある場面となっていました。

〇感想

冒頭で紹介した勇者と魔王が戦うお話は
最初こそ関係しません、
そこにお宝があると知った彼女がどういった
行動を取るかはぜひプレイして物語を見てほしいと思います。

果たしてお宝を盗んでは写真付き返す
不思議な怪盗ダブルピースはちやほやされるのでしょうか。

ゲーム難易度としては初見マップでは
1、2回はミスがあるかと思いますが、
どれもクリアは難しくない作りとなっています。

やや易しくクリアはできるので、
やり込み要素はなく終わってしまうのは
少し残念な部分になります。

サークルさんのシリーズ作品を見ると
何かしらの残酷描写があるので、
自分のように苦手な人は
プレイ時に注意をして欲しいと思います。

以上、怪盗ダブルピースのレビューとなります。
最後までご覧いただきありがとうございました。

下記より購入ができます。

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