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DARK FLUID レビュー

2022/07/30/16:05

機械の暴走により閉鎖された都市ダークフルード、
その中で戦う者の行く末は。

タイトル:DARK FLUID -閉ざされた都市-
サークル:MAPLE CLOVER
ジャンル:ロールプレイング
発売日:2021年03月18日
プレイ時間:4時間ほどでクリア
※体験版のセーブデータを製品版へ引継ぎ可能

MAPLE CLOVERの新作になります。
前作ルクサスとフルメタル・ウィングが発売されて
間もなくの発売となりました。

世界観が同じかな?と思えばそうではなく、
近未来の舞台で単身生身で機械を相手に戦う
RPGとなります。

今作は過去作品に比べ低価格、
短時間で遊べる内容のゲームとなっています。

それでいてHシーンはフルボイスと充実した内容となっています。

自我を持って人間を襲う機械を相手に
戦う彼女達の物語をご紹介します。

※ルクサスとフルメタル・ウィングの体験版の記事はこちら

※ルクサスとフルメタル・ウィングの製品版の記事はこちら

〇オープニング

機械による反逆が起きた。

科学発展を進め意志を持つようになった機械は
人間を襲撃し、人間と機械との争いとなった。

多くの人間が犠牲になる中、
反逆を行う機械を都市に閉じ込め隔離することに成功した。

都市の名は「ダーク・フルード」。

機械殲滅に向け軍を派遣し争いが続いているが、
その数は減らず、日に日に増えていく機械を相手に
軍人達は疲弊の一途をたどっていた。

ルア・アークファストはその都市へ訪れ、人を探していた。

ジュダ、かつて命を救われ行動を共にした
彼がこの都市へ訪れ消息を絶った。

彼を探し出す為、ジュダの妹アイリスと二人で
襲い掛かる機械を倒し、都市を探索することになる。

激化する機械の襲撃の中、ルアは目的を果たすことができるのか。

〇ゲームの進め方

前作、前々作と横スクロール移動の画面となっていましたが、
今作は通常RPGのように上部からの視点、

各ダンジョンへ挑み、エリアボスとなる敵を倒し先へと進んでいきます。

イベント進行で目的が新たに表示され、
常に画面右上で次に向かう場所が表示されるようになっています。

・エリアの移動方法

本作は短編RPGとしてマップがコンパクト化されていました。

最初のエントランスではアイテムの購入・セーブ・回復
情報収集など町のような1枚マップです。

そこから先へ進みダンジョンがいくつもある
フィールドマップ、ここから先がシンボルエンカウントにて
敵との戦闘になります。

フィールド・ダンジョンにある宝箱は赤色以外は再出現して
何度でもお金や回復アイテムが手に入ります。

ゲーム進行後、次のエントランスへ行けるようになると、
エントランス1⇔2へ行き来できるワープが出現します。

ダンジョン内にあるワープではセーブ・エントランスへのワープが可能です。
※エントランスからダンジョンのワープ地点へはワープ不可。

・購入・売却・合成

エントランス(一部ダンジョン内)ではアイテムの購入、売却、
装備品の合成が可能となります。

戦闘時、敵から素材アイテムがドロップアイテムとして入手できますが、
お金はほぼ手に入りません。

お金を手に入れるのは宝箱を見つけるか、
入手したドロップアイテムの売却する必要があります。

装備品は購入ではなく、合成アイテムとして作成します。

必要になるのは敵から入手する素材アイテムとお金、
イベント進行後に追加される武具は元となる装備品が必要な場合があります。

なお、アクセサリに相当するSH(サポート・ハーツ)も
同様に素材とお金で合成可能、装備中はステータスアップの他、
特殊スキルが使用できます。

フローラルはPP(MP相当)を消費してHPとPP共に回復、
戦闘中・移動中共に使える有用装備品となっています。

・探索

本ゲームはルア、後から加入するアイリスの二人パーティで進行します。

フィールドへ入るとマップを渡され、次へ行く場所への指示があります。

マップ内には少しわかりにくい場所に闇商人がいます。
彼らから特殊なSHを購入ができます。

ダンジョンマップはいくつものギミックがあり、
スイッチなどで解除を行い、先へ進む必要があります。

ダンジョンは1度では探索が終わらない場合があります。

1つ目のダンジョンでエリアボスを倒し次に進み、
その先のダンジョンで解いた仕掛けで1つ目の未探索部分に
入ることなどがいくつかありました。

いくつものダンジョンで行き止まりとなっていた場所を
覚えておくと、次回探索時に役立つことがあります。

〇Hシーン※ゲーム開始から全解放可能

全部で10シーン。

ルア、アイリスとそれぞれの各プレイとなり、
全てフルボイスとなっています。

なお、Hシーンを見るとそのキャラのステータスがアップ、

えっちスキーアイリス、デヘヘ。

〇感想

ダークフルードの奥地へたどり着くルアとアイリス、
ジュダを探す目的の二人はこの地の秘密を知ることとなりますが、
この物語の結末は製品版を確かめてください。

ステータス画面から実績を解除して揃えてみるのも
面白さの一つだと思います。

闇商人が分かりづらい場所にいて探し出すのに苦労したりなど(笑)。

本作の戦闘は過去に比べて簡易になりつつも
緊張感ある戦闘となっていました。

ボス戦では一定以下のHPで増援やステータス異常を起こすなどの
アクションを取ってきます。

こちらはレベルが上がってもスキルを覚えませんので、
SHで習得できるスキルを編成して戦いに挑む、
短編ながらもカスタマイズして楽しめるゲームとなりました。

あっという間に終わってしまってしまいましたが、
この価格にてボイスありゲームとしてはかなり安く充実した
ゲームだと思います。

もう少しボリュームある作品をプレイしたい方は
前作のルクサスとフルメタル・ウィングをお勧めします。

以上、DARK FLUIDのレビューとなります。
最後までご覧いただきありがとうございました。

下記より購入ができます。

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