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Thanatos-タナトス 製品版レビュー

モンスターの姿となり欲望の限りを尽くす。
「俺ハ邪悪、邪悪ナンダ。」

タイトル:タナトス-Thanatos-
サークル:とらいあんぐる!
ジャンル:ロールプレイング
発売日:2020年12月25日
プレイ時間:約6時間ほどでクリア

以前記事にした作品の体験版が遂に発売となりました。
おおまかな内容は体験版で記事にしたので見てもらえればと思います。

※体験版の記事はこちら

○簡単なあらすじ

仮想世界のオンラインゲームにモンスターとして
閉じ込められた主人公は
ふとしたことがきっかけでルール破壊が可能となり、
ゲーム上の人間を殺し、女を犯していく。

例え死んでも再びモンスターの姿として
転生し、何度でも人間を襲い続けていく彼の行きつく先は?

○製品版の特長

・手配度

体験版では画面右下の項目が「寿命」となっていましたが、
手配度への変更となりました。

これにより、フィールド上にいるNPCに対してスリ、暴行を
加えると手配度が上昇するようになります。

この数値が高くなると、主人公を狙うエージェントが配置され、
戦闘での敗北がゲームオーバー扱いとなります。

実際のプレイでは時間経過とともに手配度は減少していきますので、
気にせずスリや暴行をしても問題はありませんでした。

闇商人の話では手配度を一気に減らすアイテムが手に入るとか・・。

・不法侵入

NPCへのスリ・暴行の他、製品版ではNPCキャラの家に侵入し、
空き巣での物漁りでタンスなどを調べることができます。

(他ゲームの勇者はナチュラルにしていますが・・)
調べるごとに手配度が上昇します。

時間経過とともにその家の住人が戻ってきます。
ここで赤い範囲内に入るとバレて手配度が上昇しますので、
ばれないように退散しましょう。

○メインストーリーについて

チュートリアルでのソルジャーとの戦闘と、
1章でのメイジの襲撃が終われば、
それ以降は各ダンジョンを自由に進むことができます。

各ダンジョンへ入るには、ダンジョンの最奥へとたどり着くか、
エリアボスを撃破するなどして先へ進めます。

ダンジョンにはソルジャー、メイジ同様各ヒロインとの
エンカウントで戦闘となり、
メインストーリーと関係なく何度でも戦闘が可能です。

自由に探索・戦闘で力をつけて、
イベントを進める時はアジト内の掲示板から
物語を進めましょう。

○バトルファック

ナイト強すぎ…

各ヒロインとの戦いでは「押し倒す」コマンドが選べるようになります。

ここでは時計の針のように動くものタイミングよく止めます。
成功で拘束時間いっぱいまで相手を性的に攻撃します。

快感ゲージがいっぱいになれば挿入かじらすを選び、
じらせば快感ランクあげてさらに責め立てます。

快感ランクのレベルによってヒロインのメッセージが変わっていきます。
また、人型・触手型によってHシーンも変化しますので、
何度でも試してバトルファックをしてみましょう。

※バトルファックで数値が上がりにくいと思えば
 アジトのかまど、転生の奥からB=U=Gにて
 各腕輪を購入しましょう。
 ここではお金ではなくカルマを消費して
 アイテムと交換できます。

○後半ルート

悪事をつくした主人公、最後の敵と戦いエンディングとなり、
何とも救われない結末だったけど悪人の主人公としては
こんな終わり方でも仕方ないかと思いゲームは終了・・

かと思いきや、これまでのプレイが前半ルート、
タイトル画面の「RESTART」から
後半ルートを始めることとなりました。

後半ルートではまさかのヒロインを仲間にしての冒険になります。
後半では転生やB=U=Gなどが利用できません。

レベルはリセットとなりますが、アイテム・お金は
引継ぎ可能なので、前半クリア前にアイテムを揃えておくと
後半が進めやすくなると思います。

ゲーム進行によってスライムの主人公が人間の姿へ変化、
武器や防具が装備可能となり、都市での装備品の購入が可能となります。

この後半での物語で人へと変わった(元に戻った?)主人公が
どのような結末を迎えるか製品版で確かめてみてください。

○Hシーン

バトルファックシーン以外にも、
メインストーリーを進めると各ヒロインを襲うHシーン
を見ることができます。※こちらも人・触手で変化あり

後半ではうって変わっての愛あるHシーン、

回想場面では前作登場の二人とのおまけHもありました。
全部で35シーンとなっています。

○感想

後半ルートがあるとは思っていなかった・・。

前半だけでゲームは終わり、
主人公は悪いことをして最期を迎えました、
と思っていただけにこの先の展開には驚かされました。

物語としては所々出てくるセリフからも分かるように、
ゲーム中の人物はアバターとしての役を仮想空間で演じていて、
その人それぞれにはリアルでの暮らしがあり、
「今の自分」と「ゲームの自分」を口にする事に
思うものがありました。

このThanatos-タナトスでは導入部分で省かれていますが、
主人公もその一人で、このオンラインゲームを面白いと
思ってプレイしてゲームを続けていき、
それが偶然に起きた事件がきっかけでモンスターとなってしまいました。

その彼と彼女達がわずかな違いだけで前半、後半と変化ある物語へと
変わっていったのは、この物語の核を魅せてもらったかと思いました。

ゲームシステムも前作同様、利便性あるものとなっていたので
遊びやすく、充実したHシーンとなっていました。

ヒロインは6人と多く(もしかしたらサークル作品で最も多い?)、
一人一人がそれほど浅くはならず楽しませてもらいました。

それほど長くかからず、短く楽しめる作品となっていました。
いい作品でしたのでおすすめします。

以上、Thanatos-タナトスの製品版レビューとなります。
最後までご覧いただきありがとうございました。

下記より購入ができます。

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