避難性活-君と過ごす性の6日間- レビュー
閉じ込められた小屋の中の二人、
死への恐怖から理性を失い男は狂っていく。
タイトル:避難性活-君と過ごす性の6日間-
サークル:enuzu
ジャンル:アドベンチャー/デジタルノベル
発売日:2020年08月03日
プレイ時間:1時間半ほどでクリア
ボイス:荒川 樺音/真白 真雪
Twitterにてみかけた作品で
気になったので購入してみました。
今だと珍しい種類になるでしょうか、
鬼畜な主人公視点で語られる凌辱オンリーの
選択肢なしの1本道のADVとなります。
アクシデントによって密室に閉じ込められた
主人公の綾辻浩次、女の子の樺音、
この二人だけで展開される物語をご紹介します。
○オープニング
綾辻浩次は学生時代に優秀な成績を収めた男である。
将来は弁護士を目指し上京して司法試験を受けたものの、
結果は不合格を繰り返していた。
バイトを始めるも、トラブルを起こし1ヶ月足らずで辞めて、
生活ができなくなり田舎へ帰ることになった。
駅を降り、彼が目にしたのは学生当時に
思いを寄せていた初恋相手、荒川静恵の姿であった。
あの頃と変わらない学生の姿に綾辻は驚くが、
よくよく見れば彼女は静恵の娘であった。
過去の思い出を懐かしく思い、
かつて通っていた校舎を訪れて荒川への片思いを
していた頃を振り返る。
その帰り道、バスに乗るため待合所へ向かい、
綾辻は先ほど見かけた女の子、当時の荒川の姿に瓜二つの
娘と顔を合わすことになる。
綾辻が一方的に好意を寄せていた荒川、
その娘を目にし、過去に抱いた想いが再び蘇り、
二人はこの先起こる悲劇を迎えることになる。
○登場人物
・綾辻 浩次(あやつじ こうじ)
本作の主人公、
学生の頃から成績は優秀ではあったが、
当時から傲慢な性格をしていて、その性格が災いして
バイトを辞めることになってしまう。
地元に帰る途中に見かけた
初恋相手の娘と出会い、事故に巻き込まれることになる。
・荒川 樺音(あらかわ かのん)CV真白 真雪
綾辻が学生時代に一方的に好意を持っていた荒川静恵の娘。
当時の静恵そっくりの姿で綾辻に目をつけられ、
これから起こる事故の中で悲劇を体験する。
○遭難 1日目
綾辻と荒川の二人だけを載せたバスは運転中に大きな地震が起き、
バスはガードレールを突き抜け墜落した。
綾辻が目を覚ました時は身を投げ出されバスは大破、
運転手は即死、もう一人の乗客の荒川の娘は気を失ったままであった。
このままバスの中にいるわけにはいかない、
綾辻は彼女を背負い森を抜けようとした。
しばらく歩き続けて小屋を見つけ、
夜が明けるまでここで過ごすことにした。
目を覚ました彼女、荒川 樺音は今起きている現状を知り、
綾辻に礼を言い二人は小屋の中で一晩を迎える。
一息ついたのも束の間、
地震が起き、その次に土砂崩れの大きな音が響く。
小屋の中にいた二人は土砂崩れへと巻き込まれ、
唯一の入り口が塞がってしまい出られなくなってしまった。
閉じ込められた二人はいつ救助が来るかもわからない
状況で小屋の中を過ごすことになる。
手持ちのわずかな食料と水で生き延びることになる二人、
追い込まれていく恐怖から理性が欠け、
本当の悲劇が始まろうとしていた。
○Hシーン
シーン数は9つ。
始めのうちは樺音に気づかれないように胸やお尻を
見ながらオナニーをしていく綾辻、
樺音に気付かれ拒絶されると、閉じ込まれた小屋の中で
病んだ精神からか襲い掛かる場面、
さらにもう助けは来ないと自棄になって
凌辱をしつくすという場面となっていました。
タイトルメニューの回想シーンより
すぐに全開放ができますが、物語を見ながらのこの
Hイベントを見てもらいたいと思います。
○感想
この男はKZだな(ド直球)。
最初のうちは樺音と協力し合い救助を待とうとしていましたが、
元々の偏執な思考を隠しながら善人のように振る舞う綾辻。
彼が日を追うごとに保っていた理性が崩れ、
そこからは一変、かつての樺音に静恵の時から
内にあった情欲をぶつける非道な内容となっていました。
物語の最期となる6日目、綾辻と樺音が迎える結末がどうなるか。
思わずゾッとなるものを見せてもらいました。
この作品を買った時は密室でHするゲームだ~、
ぐらいの軽い気持ちで買ってみたのですが、
物語が終わりに近づくにつれ言い表せない恐怖を感じる
作品となっていました。
凌辱Hとしても、怖さのある物語としても
興味ある方はプレイしてほしいと思い紹介させていただきました。
以上、避難性活-君と過ごす性の6日間-
のレビューとなります。
最後までご覧いただきありがとうございました。
下記より購入ができます。
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