かなちゃんは魔法少女～もしも変身シーンを見られたら～ レビュー
魔法少女の使命は悪の怪人を倒すこと！
そして自分が魔法少女であることを秘密にすること！
この秘密を知られてしまうと、とんでもない目に遭ってしまうかも？
タイトル:かなちゃんは魔法少女～もしも変身シーンを見られたら～
サークル:ＥＳＯＲＡ－Ｔ
ジャンル:アクション
発売日:2020年04月05日
プレイ時間:通常エンディングまで約１時間
今年４月に発売された人気作品となります。
魔法少女として敵と戦うだけではなく、
魔法少女に変身する前にも着目されたゲームとなっています。
今回はそんな作品をご紹介します。
○オープニング
人々の生活を脅かす怪人。
怪人を倒すには魔法少女の力が必要となる。
椿矢かなは魔法少女として選ばれた女の子。
彼女を魔法少女として選び、サポートしてくれる
妖精ポリンと共に怪人を倒す日々を送っていた。
しかし怪人はいつどこに現れるかは分からない。
人の目がある場所で魔法少女に変身をしてはいけない。
かなは隠れながら変身をするのであった。
この物語は魔法少女が悪の怪人と戦い、
なおかつ魔法少女に変身するための戦いでもある。
○ゲームシステム
・お手軽ミニゲーム形式ステージ
ゲーム紹介分では１ステージ１分以内でクリア可能です
とのことですが、実際のプレイでは３０秒前後のクリア可能な
ステージの多いゲームとなっていました。２、３ステージのみだけ１分半程度でした。
序盤のステージのクリア条件は魔法少女になること。
決定キーを押し続けゲージを溜めて変身するだけです。
ただ変身の際、人に見つかってしまうと失敗となってしまうので、
隠れたり離れたりしながら変身ゲージを溜めていきます。
ステージ中には魔法石があり、変身前にすべて回収することになります。
魔法石の回収は必須ではありませんので、
回収が難しいなと思えば無視して変身だけ済ませてもいいと思います。
魔法石は全ステージで３００個以上集めると特殊ステージへの
ルートが開けるようになります。
・ボス戦について
ステージ１－１から１－５までは通常ステージとなり、
魔法少女に変身することがクリア条件となります。
１－６からは怪人が登場し、接触でのダメージを受けるので
敵を避けながら魔法少女に変身します。
２ステージのボス戦からはようやく怪人と戦うことになり、
怪人のライフを０にすることがクリア条件となります。
それ以降のステージもレースゲーム形式だったり、
ボンバーマンっぽい要素があったりしますので、
バラエティに富んだミニゲームとして遊ぶことができます。
○エンディングについて
ステージは６つ＋α。
通常は６ステージ目のボスを倒せばクリアとなります。
エンディングは全部で１０個、条件は
メニュー画面からの回想で確認ができます。
ゲームクリア後には今までのステージを難しくした
ＥＸステージの挑戦や、まだ見ていないエンディングを見てみましょう。
○Ｈシーン
全部で４６シーン。
各ステージで魔法少女であることがばれたり、
怪人に負けてしまうなどのＨシーンとなっていました。
受精カウントが最大まで溜まると妊娠シーンの発生、
襲ってきた人間や怪人の子を産んでしまうイベントになります。
男性に脅されてのＨやグロテスク要素ある異種姦と幅広い
Ｈシーンとなっていました。
メニュー画面からはＨ時の演出、
クリア後にはＨステータスの調整ができるようになっています。
○感想
１マップ５秒でクリアできる簡単ゲーム！
という触れ込みが気になって前々からプレイしてみたいと
思った作品になります。
実際プレイしてみると、本当にわずか数秒でのクリアであったり、
頭を働かせて考えながら進めたりと、
ミニゲームで詰められた作品として楽しめました。
作中はコロコロと表情やポーズを変えるかなちゃんの
イラストが可愛らしかったです。
反面、魔法少女であることバレてしまった時、
怪人に敗北した時は悲惨な目に遭います。
各種エンディングもいくつかはバッドエンディングでしたので、
全体的に不幸な目に遭う魔法少女を描いた作品。
というイメージがありました。
印象的だったのがエンディング後のスタッフロール。
始めのクリア時に見たエンディング４の時は
ポリンと一緒にかなちゃんが歩くシーンとなっています。
次に見たのはエンディング２で、シーンに変化があり、
彼女の心の在り方が伝わってきて辛い部分がありました。
プレイした時は思いもしなかった物語性ある
作品となっていました。
怪人を倒す魔法少女かなちゃんがどのような結末を迎えるか、
気になった方は作品を手に取ってみてください。
以上、かなちゃんは魔法少女～もしも変身シーンを見られたら～のレビューとなります。
最後までご覧いただきありがとうございました。
下記より購入ができます。
