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ダンジョンズレギオン 体験版レビュー【発売中】

2021/08/21/2:23

タイトル:ダンジョンズレギオン-魔王に捧ぐ乙女の肢体-
サークル:ルナソフト
ジャンル:シミュレーション
発売日:2020年08月15日
プレイ時間:2時間ほどで体験版クリア

数々のやりこみ系ゲームを制作されたゲームブランド、
ルナソフトの新作が8月中旬に発売されます。

自分にとっては以前に記事にした、
「悪堕ラビリンス」以来に触れた作品ですので、
今作もやりがいのある作品として楽しみにしています。

少しプレイしてみて感じたのは
「悪堕ちラビリンス」のベースとなる部分があり、
そこにいくつかの改良点や新たなシステムが加わった感じでした。

当時の作品をプレイした人なら違和感なく
ゲームを進めることができ、

ルナソフトの作品をプレイしたことがない人でも
丁寧なチュートリアルが用意されていますので、
問題なくプレイできるかと思います。

○あらすじ・一部の登場人物

主人公であるあなたは時間も気にせずゲームに没頭するニート。

以前は会社に勤めて働いていたが辞めてからは
何をするにも無気力となっていた。

PC画面で目にしたのはDLSiteの面白そうなゲーム。
ルナソフトのゲームを購入しようとしたところ、
残額がなかったため、コンビニへ買いに向かう。

そこで不運にも車に衝突、あなたはここで人生を終えることになる。

死の間際、あなたが目にしたのは眩くも怪しげな光。

自らをシトアクと名乗る光はあなたに語り掛け、新たなる世界へといざなう。

死んだと思ったあなたの元へ現れたのは
今まで住んでいた世界には存在しないであろう異世界の少女。

少女の名前はクレア、混沌の巫女にしてシトアクの宣告を受けた者である。

そしてあなたはシトアクに選ばれた魔王、
ゴブリンやオーガなど多くの魔族の頂点に立つ役目を与えられた。

魔王の元にクレア、知能を持つゴブリンのドク、わずかなゴブリンが集い、
人間を倒し支配下に置き、この異世界を我が物にする戦いをはたす。

まだ人間達にとっては魔物の騒ぎにしかならない
ダンジョンに一人の冒険者が乗り込もうとする。

○ゲームの流れ

同人ゲームでは数の多くはない防衛SLGとなります。

ゲームの流れは戦略フェーズでダンジョン内に魔族や罠の配置。
準備が終わればターン終了で防衛フェーズ、

防衛戦で敵を全滅して勝利、
次ターンの戦略フェーズで様々な資源が手に入るので、
更に防衛の戦力アップを図る、この繰り返しになります。

各チャプターでは敵のヒロインがダンジョンに
乗り込んでくるので、そのヒロインを倒して捕まえることで
チャプタークリア、次の章へと進みます。

このヒロインを捕まえるのが簡単にはいかないので詳細は後述します。

○ゲームシステム・戦略フェーズ

・略奪

ゲーム開始で1番先に行うのが、近隣の村の略奪になります。

ここではダンジョン内の防衛戦に参加する魔族とは別に、
略奪の為のメンバーを編成します。

略奪メンバー編成後は次のターンの戦略フェーズで
お金、魔族を産む苗床、その他アイテムが入手できます。

略奪では魔族の数、質によって総戦力が決まり、
入手する各資源の量が変化します。

・繁殖/除名・魔族強化

繁殖では戦力となる魔族を産むため、
苗床(捕らえた娘)を消費してゴブリン、ローパーなどの
モンスターを生み出します。

ゴブリンだけは苗床1体の消費になりますが、
それ以降のモンスターは苗床以外にも特別なアイテムを
消費することになります。

このアイテムは略奪で一定確率で手に入るか、
研究で解禁される闇商人から購入ができます。

・研究

研究では様々な戦略・防衛の項目を強化する事になります。

戦略面では新たな種族のモンスターの繁殖、
金貨・苗床・レッドソウルの保有上限の増加、
防衛面では新たな罠と魔法の開発など数多くの行動がとれるようになります。

資金投入後、更に追加投資をすることで、
研究完了までのターンを早めることができます。
(後1ターン後に研究完了できるものは再投資不可)

・配置

ダンジョン内の各部屋を選択することで、
繁殖した魔族の配置、付呪と呼ばれる罠を設置できます。

レイナは味方ユニットでダンジョン最奥の部屋に固定配置され、
彼女が戦闘不能になるとその時点でゲームオーバーとなります。

レイナ自身は強くても大勢相手にはたちまち負けてしまうので、
他の魔族で分散して戦うよう、レイナの部屋は上限の3体まで配置、
他の各部屋も多く配置した方がいいでしょう。

付呪は金貨と特殊アイテムを消費して敵に毒や鈍化などの
異常ステータスを付けます。

1度の防衛戦で使用回数が減っていき、0になると付呪が消滅します。

○ゲームシステム・防衛フェーズ

戦略フェーズで準備が終われば右下のターン終了。
ダンジョン内にやってくる冒険者たちと戦う防衛フェーズへ移ります。

・防衛戦

最初のうちは侵入する敵と各部屋で味方が迎え撃つのを
見てるだけになります。

勝利条件は敵の全滅、敗北はレイナの戦闘不能とシンプルになります。

・戦闘について

敵の動き方は入り口から入り、レイナの待つ最奥の部屋を目指すように進みます。
この時、最初に入る部屋から3方向へ分かれていますが
どの敵がどの方向へ向かうかはランダムになっていました。

ですので、レイナの左横に魔族を多く配置しても、
敵が正面や右側から攻めていけば左の魔族と遭遇せずに
レイナが大人数を相手に迎え撃つ、なんてこともありました。
(ここら辺は製品版での部屋の拡張は必要?)

部屋を拡大をしてみると侵入者と味方の魔族は1対1の戦いをしてる模様、
同じ部屋の魔族は戦闘に参加しないようです。

ただし、味方が1体で敵が多数の場合は集団で叩かれる(なんと卑怯な!)ので、
こうならないように対処が必要かと思います。

・魔法

研究完了で主人公が魔法を使えるようになります。

画面左下をクリック(またはZXCなどのキー)で発動、
敵に攻撃や状態異常を与えます。

一度魔法を使うと再使用まで時間がかかるだけで、
使用回数の制限はないので、防衛戦開始にいきなり発動、
残りの敵がヒロイン一体のみで集中的に狙うなど
有効的に使っていきましょう。

○敵ヒロインとの戦闘

チャプター1で何度か防衛戦を繰り返すと、
その章で登場する敵ヒロイン「クレア」がダンジョンに
乗り込みます。

これ以降、敵ヒロインは防衛フェーズで戦闘することになります。
通常の農民や冒険者と違い高いステータスで
特殊スキルでの攻撃や回復を使ってきます。

罠で弱らせたり、通常魔族でHPを削ってレイナと一騎打ち、
ようやくクレアを倒したかと思ったら、
ワープして逃げていきました!?

このゲーム、ヒロインを倒しただけは捕らえたことにはならず、
敵ヒロインの使う「転移石」を無効化をしなくてはなりません。

これは一度イベント発生後、自動的に研究が進み、
研究完了後に敵ヒロインを倒してからようやく捕らえることができます。

もちろん研究完了まで敵ヒロインは何度もやってきますので、
こちらは強敵相手に資源を消費して迎え撃つことになります。

無事に敵ヒロインを捕まえたら、そこからヒロインを調教するための研究、
レッドソウルを消費して複数回調教することで、
ヒロインの悪堕ち、味方ユニットの手駒とすることができます。

味方となったヒロインは他魔族と同様にダンジョン内に配置でき、
悪堕ち状態からの調教でレベルアップ、防衛戦で戦闘不能になっても
消失せず負傷扱いで再度防衛戦に復帰できます。

ヒロインの扱いで注意するのは、
各部屋にヒロインを配置できるは1人まで(レイナとクレアの同部屋配置は不可)。
負傷した場合は3ターンは戦闘に参加できない点にあります。

○Hシーン

主人公は魔王になったのだからと遠慮もなくレイナとH、

その後も調教H、コスチュームを変えてのH、

捕らえたヒロインは凌辱に異種姦、
悪堕ち後の服従HとルナソフトならではのハードなHが見れました。

体験版では一部ですが新たな種族のモンスターを繁殖するのに
苗床の村娘に種付けH、出産シーンが用意されていました。
(苦手な人向け出産シーンはスキップ可能)

○感想

体験版はチャプター2の女剣士メーヴィスを
捕らえてのHシーンで終了。

難易度NORMALプレイで色々手間取りながらも
2時間程度でのクリアとなりました。

ストーリーは完全に悪役プレイで進み、
敵のヒロインを凌辱、異種姦していくダークな
内容となっていました。

作品ページにもある通り、Hシーンは
過去作品よりパワーアップしており、
多くのHシーンが用意されています。

体験版では味方ユニットは2回までしか
調教Hができませんでしたが、製品版では
もっと多くのコスチュームやプレイが
見れるかと思います。

肝心のゲームシステムですが、
一言で言って「難しい」と感じました。

チュートリアルでゲームの進め方は
理解できたのですが、クレアを捕まえて以降の
チャプター2では大人数での敵に損害を出しながらの
戦闘になったので、資源を増やすどころか、

ゲームが進むにつれて魔族やお金を消費し続けて
資源が減っていきました。

こういう所は自分のプレイスキルの無さ(汗)が
原因なので、略奪メンバーが十分だったか、
罠や魔法の研究の優先順位が正しかったかを
検証しながら再度プレイをし直しています。

このままの展開でゲームが進むと、
自分では難易度NORMALのどこかで躓いてクリアできず、
諦めてEASYプレイでやり直すような気がします。

おそらくですがルナソフト作品未プレイの人は
EASYスタートがいいかと思います。

NORMALより上の、ナイトメアやヘルは
一般の人には向かない、一部のやり込みユーザーの
為の難易度になっていますので、自分は触れないことにします(断言)。

自分はそこそこの難易度でHシーンが見れるゲームとして
来月の発売を楽しみにしたいと思います。

以上、ダンジョンズレギオン-魔王に捧ぐ乙女の肢体-
の体験版レビューとなります。

最後までご覧いただきありがとうございました。
下記より購入ができます。

本作品に近いシステムの
「悪堕ちラビリンス」は下記より購入ができます。

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