ぶらぶら(PCソフト)レビュー
暴力系ヒロイン、最強ストーカー、武闘派シスター、腐女子お嬢様。
危険極まりない4人に囲まれながらも
最愛の人へ想いを告白するトンデモラブコメ作品をご紹介します。
タイトル:ぶら ぶら
制作:WHEEL(現在はあかべぇそふとすりぃ)
ジャンル:アドベンチャー
発売日:2017年09月15日(パッケージ版の発売は2011年03月31日)
プレイ時間:7時間半(央ルートの場合)
あかべぇそふと15周年記念のセールで購入した作品になります。
※キャンペーン期間は終了しました。
面白い作品でした。
一言では表現できないハチャメチャな展開と
多すぎるくらいのパロネタで笑わせてもらいました。
○あらすじ
主人公の副島拓司(そえじま たくじ)には心に誓う人がいる。
幼馴染の皆口瞳(みなぐちひとみ)。
今までは友達としての関係から
告白をして恋人の関係になろうとしていた。
しかし二人の恋路への道には障害がある。
柏木蓉子(かしわぎ ようこ)は拓司に告白したものの、
フラれてからは手段を選ばずのストーカー行為で
拓司に迫り猛アタックをしかける。
さらに拓司と瞳の仲を不純な交友と
断罪する白木裕香(しらきゆうか)。
二人の仲を応援する味方もいるが、
個性的な面々がいるせいか進展がしない。
副島拓司は障害を乗り越えて
皆口瞳を告白をすることを誓う。
二人の幼馴染の央(なかば)は一つ忠告をする。
「瞳って男だよ?」
○登場人物
‐メインキャスト‐
・皆口 瞳
拓司の想い人で拓司と央の幼馴染。
可愛らしい容姿を持つ男子である。
拓司からの猛アプローチをされているが、
当の瞳からは友達だとしか思われていない。
男は強くかっこよくあり、女の子に優しくするのがモットー。
女の子扱いされると凹む。
・水瀬 央(みなせ なかば)
拓司、瞳の幼馴染で喫茶店マスターの娘。
拓司のことを好きだと思っているのだが
その本人は瞳しか見ておらず恨めしく感じている。
暴走する拓司につい手が出てしまうことも。
・柏木 蓉子(かしわぎ ようこ)
問題児。拓司を愛するあまりあらゆる手段で
ストーカー行為を行なう。
拓司にまとわりつく女は実力行使で
排除しようと考えている(瞳も含む)。
拓司が絡むと異常だが、
成績優秀な風紀委員で外見上の評価はいい。
・白木 裕香(しらき ゆうか)
自分の事をヒーローであると勘違いしている一般女子生徒。
世界に愛と平和を広めるため、人々についた悪霊(と本人は思っている)を
倒す為巨大な十字架を振り回す人の話を聞かない人物。
・長澤 アリス(ながさわ ありす)
長澤財閥の令嬢にして拓司と瞳の仲を応援する数少ない人物。
薄幸ではなく発酵の美少女で、BLモノを収集する腐女子。
自分の趣味のため、リアルBLの拓司×瞳を成就するため
財力にものをいわせて二人の関係をみて悦に浸っている。
いちいち表情が残念になっている。
‐サブキャスト‐
・千道 美羽(せんどう みう)
長澤アリスと同じくBLの同志。
メタ発言も多く自分がサブキャラなせいか
割と理不尽な目に遭うことがしばしば。
・撫子教諭(なでしこ)
拓司達の通う学園の理事長にして、担任も受け持つ教諭でもある。
見て目通りのぐうたらな性格で型にハマろうとしない自由奔放な人物。
拓司が誰と付き合うかトトカルチョを開いた元締め不良教師。
・柏木 真悟(かしわぎ しんご)
長澤アリスに仕える執事にして、
拓司を親友と呼び、拓司にとって気兼ねなく話のできる男友達。
柏木蓉子の兄であり、異常な性格の妹(蓉子にとっては異常な兄)との
縁をきっていて愚昧、愚兄と呼び合っている。
・Aさん
度々拓司の携帯に連絡を入れて高飛車な口調をする女性。
拓司について事情を知っていて瞳との仲を応援する味方。
彼女の正体は物語の後半に明らかに。
○みどころ
・副島×瞳の関係とメインヒロインの物語
4人のメインヒロインが強烈な個性を持つ作品ですが、
それが霞んでしまうくらいに拓司と瞳の男同士のカップルで
ドタバタなラブコメシーンが印象的でした。
本来は主人公とヒロインとの恋愛ADV?だと思うのですが、
拓司は瞳の事しか見ていないのに、どうなってヒロインと恋仲になるのか
予測不可能な展開の物語となっています。
・瞳のサービスシーン
何故だかヒロイン並みの待遇の瞳の
グラフィックが多く用意されていました。
途中見ていて「どっちの18禁だっけ?」と
思ってしまう程の内容でした。
・多数のSDイラスト
ほぼほぼギャグシーンの多い内容で
デフォルメされたキャラクターのグラフィックでした。
・IFストーリー サブキャラとの短編シナリオ
選択肢を選んで4人のヒロインとのルートを選ぶ
アドベンチャーゲームとなっていますが、
クリア後のエクストラから短編シナリオ、
美羽、撫子教諭とのHありIFストーリーが
追加されています。
メインヒロイン同様、個性的な二人との
恋愛(いや、恋愛かな?)シナリオとなっていました。
○Hシーン
瞳だけを見ていた拓司が紆余曲折あり、
メインヒロインと結ばれてのHシーンとなります。
メインヒロインは1人3シーン、
サブキャラは1シーンずつとなっていました。
残念ながら拓司と瞳とのシーンはありませんでした(笑)。
○感想
拓司を狙う蓉子に対抗しようとする央。
しかし拓司は瞳の事が好きで周りを巻き込み複雑な関係に。
あれこれ策をめぐらすヒロインが原因で思いもよらぬ展開に。
何者かの陰謀により学園がゾンビ化になり、
拓司を巡る戦いに共闘と裏切りが起こり。
拓司がヒロインと結ばれても他の面々が黙ってはおらず
更に混沌な状況から異能バトルになったりなんだと・・。
なんかもう、無茶苦茶な物語に圧倒されてしまいました。
作中のセリフには数えきれない程のパロディネタが
あり思わず吹き出し笑いをしていました。
シナリオ作った人はスラム○ンクや北×の拳、
他多数の作品が好きなんだなぁと思いました。
セールで選んでよかったと思える作品でした。
以上、ぶらぶらの作品レビューとなります。
最後までご覧いただきありがとうございました。
下記よりDMM GAMESで購入ができます。
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