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DESIRE GAME 体験版レビュー

2020/02/05/0:13

独特な世界観のRPGと背徳的な悪戯が入り混じった
惹きつけるような作品をご紹介します。

タイトル:DESIRE GAME
サークル:猫のしっぽ
ジャンル:ロールプレイング
発売日:2020年02月05日
プレイ時間:約30分で体験版終了

○プロローグ

彼女の名は夜淵 灯(よるぶち ともり)。

灯には人には言えない同性愛の秘密を持ちながら、
男性向けのエロゲーを遊んでいた。

今回手に入れたゲームは『DESIRE GAME』。

このゲームは相手の女性の特徴を自由に調整して、
決められたセリフではなく設定された性格に応じて
演じるようになっていた。

灯はこのゲームで多くの女性の情報を入力し、
『DESIRE GAME』の世界へと足を踏み入れた。

『あなた』の名は人形姫のトモリ。

魔女より誘われたパーティーに招待され一人洋館を訪れる。

出迎えたのは喋るネコのタマ、
タマの案内で魔女たちが催す
パーティーが始まる所からこの物語は始まる。

○施設の案内・ゲーム内のルール

終始不穏なBGMが流れていますが、
部屋の中に閉じ込められたりゾンビが襲ってくることは
ありませんでしたので、ハロウィン風のゲームを楽しむ
感覚でプレイしていいと思います。※体験版だけの感想

ゲームについての説明は一つ一つタマが説明してくれます。
説明量は結構多めでしたので、

時間をかけて全部の説明を聞くもよし、
説明を聞かずにプレイして困ったことがあれば聞くの
どちらでもいいと思います。

このゲームは一言でまとめると
「かくれんぼの鬼役」で進めるような感じでした。

トモリは隠れている魔女を探すため、
左側扉の遊戯の間からステージを選んで
ダンジョンの探索をします。

見つかった魔女は使い魔での戦闘をするので、
勝利して魔女の捕獲となります。

捕獲した魔女は右側扉の檻の間にいるので、
アイテムなどの条件を満たしてHシーンを見ることができます。

この場所だけ動きが重かったです

ダンジョンでの戦闘では素材アイテムや、兵装・スキル習得の
アイテムが手に入るので、地下の階段から自由にキャラを強化することができます。

○探索・戦闘

遊戯の間からステージを選び、ダンジョン探索を行います。
※体験版ではステージ1のみ探索可能。

ステージ1では部屋と通路だけの空間を進み、
戦闘と探索を行います。

・戦闘

戦闘はランダムエンカウントになります。
戦闘開始時は戦うか逃げるかの選択になります(逃走失敗あり)。

通常戦闘ではほとんど1、2撃で敵を倒せて
敵も1体のみの出現なので苦労はないかと思います。

・メニュー画面

受けたダメージは初期スキルのマリスで回復、
6/6の回数制限ありの魔法になりますが、
戦闘終了で1回分が回復するので、
毎回使っても問題ありませんでした。

ステージクリア後に分かった事ですが、
レベルアップはしてもスキルは覚えないので、
メニュー画面の「ラーンスキル」から、
覚醒石を消費して必要なスキルを覚える仕組みになっていました。

・休憩ゾーン

緑色の扉は休憩ゾーンになっていて
敵との戦闘がない途中のキャンプ地となります。

ここでは戦って稼いだ通貨(カルマ)で買い物をしたり、
回数制限の全回復とダンジョン前まで戻るワープ機能が使えます。

・アイテム探索・仕掛け

部屋の探索ではマスに近づくと
「緑色の防具アイコン」が登場し、仕掛けを解除するギミックだったり、
アイテムを入手することができます。

中にはダンジョンを先に進むための鍵になる貴重品アイテムも
あるので、先に進めないと思えば周囲の部屋の探索に
見逃しがないか調べてみましょう。

・魔女との戦闘

部屋の探索中、「灰色の目のアイコン」が出れば
その場所に魔女が隠れています。

探索するには必要なステータス能力、目星が
一定以上必要なので、足りない場合はレベルアップで数値を
上げて再度調べてください。

やや強めの敵と戦うので、HP回復で準備をして
戦闘に挑みましょう。

戦闘は長期戦になるので、回復アイテムや魔法は
遠慮なく使いましょう。

途中、通常攻撃ができない時がありますが、
これはEPが足りていないと発生します。

この場合はアイテムでEP回復アイテムを使うか、
防御で攻撃数回分のEPを回復をします。

勝利すれば魔女を捕らえ、檻の間でHなイベントが発生します。

最初は選べない「ARMY:兵装」は探索中に、
ハンドガンの設計図を入手し、最初の玄関フロアから下の階に行くと
兵装を覚えることができます。

兵装はコマンド選択後、スキルごとのクールタイムが発生します。
連続使用はできないので注意してください。

・ボスバトル

ダンジョン最深部まで到達するとステージの
ボスとの戦闘になりますが、魔女の使い魔と同じくらいの強さなので、
レベルが上がっていれば問題はありません。

勝利後、ワープ画面で元の場所に戻り、
製品版では次のステージへ進むことができます。

○Hシーン

遊戯の間で捕らえた魔女は檻の間に移され、
ここでHシーンが発生します。

捕らえ忘れた魔女にはヒントがのっていて
その場所をもう一度探すことになります。

Hシーンを見るための条件としてアイテムなどが
必要ですが、体験版では魔女との戦闘のドロップアイテムで
入手可能で、一部の必要アイテムはタマが売っています。

Hシーンは様々なシチュエーションや道具を使って
魔女との行為に及びます。

内容は灯がゲームで設定した女性なので、
嫌がらずに調教を受け入れるようなシーンでした。

製品版ではH数20枚のCGで楽しめるようになっています。

シーン中に使用されている音楽が癒しの曲「まどろみ」が流れていて、
作中のホラーから解放された安心感ある一時でした。

○感想

曲のチョイスやステージの作り方で
ホラーの雰囲気が出ているRPGには
あまりお目にかかってはいないので、
制作された方の世界観へのこだわりがある作品をプレイさせてもらいました。

トモリがゲームをしている、という前提での
DESIRE GAMEなのですが、このゲームをプレイしている自分も
引き込まれていくような共感を覚えました。

後は全体的にホラー風ですが、怖いものが苦手な自分としても
体験版を見る限りは恐怖は感じませんでした。

主人公のトモリが狩人役で隠れている狼役の魔女を
見つけようとする遊びなので、
暗いお屋敷を探検をするわくわく感のある新鮮な感覚でした。

自分のPCが低スペックなためか、
戦闘に移るシーンへの切り替えや階下のスキルを習得する場所での
動きが遅かったのが残念だったので、
スムーズなゲームプレイとはいきませんでした。

最近では敵との戦闘がランダムエンカウントなRPGは少なく、
探索をしている途中に戦闘が入るのは少し手間でした。
エンカウント率も気持ち高めだと思います。
(敵が部屋の中をうろつくシンボルエンカウントだったら
 戦うかの判断ができたので良かったと思います。)

くまなく部屋を探索したつもりが実は見逃していた、
という所があったので、ちょっとクリア済のステージを周回をするには
面倒かな、とは感じました。

ホラーの世界を味わった後に魔女とのHシーンでの
BGMが癒しの曲だったので、ほっと一息つけるイベントHシーンに
和んでしまいました。

仮想の女の子へのHと、少しだけ怖いもの見たさのある人へ
おすすめしたい作品でした。

以上、DESIRE GAMEの体験版レビューになります。
最後までご覧いただきありがとうございました。

下記より購入ができます。

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