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引っ越してきた男の子に恋をしてしまう二重人格のシスターさん レビュー

二重人格のシスターと物静かな少年が織りなす
恋愛ドラマをお届けします。

タイトル:引っ越してきた男の子に恋をしてしまう二重人格のシスターさん
サークル:ヴァニラ・アイス
ジャンル:ロールプレイング(戦闘なし)
発売日:2020年08月14日
プレイ時間:3時間ほどでクリア

○あらすじ・登場人物

科学の発展した街「スカンドレルシティ」。

近隣にはオークやケルベロスのようなモンスターが出現し、
街を守るために衛兵や冒険者ギルドの活動がある街。

その一方で発達した科学技術の恩恵を受け、
街にはコンビニや自動販売機があり様々なものが混在している。

そんな街、スカンドレルシティに皆無と言っていいのが宗教、
無宗教国家のこの街では宗教が必要とされていなかった。

そんなこの街でただ一人、神に祈りをささげているのは
遠い村からマニー教を広めるためにやってきたシスター、
ティナだけである。

街にやってきてから1年は経つものの、
誰一人として信者は増えず、布教活動は実を結んではいなかった。

彼女には人に言えない秘密を隠している。

それは内にもう一人の人格、クララがいることである。
ティナの身体の中にはクララとしての意識があり、
互いに会話などやり取りを行い、

有事の際はクララが表の人格となり、
剣を扱いモンスター退治を行っていた。

布教活動の成果は0、日々の生活費をギルドからの
依頼でモンスター退治をしながら生計をたて、
ティナとクララの二人で愚痴を言いながら今日も帰路につく。

そんな帰り道、ティナの隣の家に引っ越してきた住人と出会う。

彼の名前はイヴ、年若い彼はラディカル工業高校への入学で
この街に住むことになった。

少年と言っていいほどの年齢のイヴが一人暮らしをする中、
ティナは心配になりながらも彼を気にかけることとなる。

イヴとティナ、そしてもうひとりの人格のクララが交流していく
新しい生活が始まる。

○ゲームの進め方

メニュー画面を開くとステータスもアイテム表示もない
シンプルな形のゲームとなります。

セーブとオプション機能があり、
メッセージ表示されているヒントを見ながら
目的地に進むお使いゲームのような進め方となります。

セーブはメニュー画面のほか、1話毎の区切りのセーブ、

更に会話中に「shift」キーでもセーブが行えるようになっています。
選択肢表示中にセーブできるので、メッセージすべてを見たいときに
適時セーブをしていくことができます。

○脱出・潜入ゲーム

ゲームの進行中モンスターがうろつく中に
森を抜け出すステルスゲームが始まります。

敵の視界範囲以内に入ると追いかけられ、
接触で異種姦シーン、スタート地点からのやり直しとなります。

○謎解きゲーム

暗くて最初気づきませんが、入口になっています。

ゲームの終盤では4桁のダイヤルキーで扉を開けるイベントがあります。
ここでは屋敷でアイテムを探しながら、ロックを外すことになります。

※自分は眠たいながらのプレイしてグルグル探索して、
 20~30分近くかかってしまいました(笑)。
 実際のプレイでは屋敷の外と中をきちんと探索、
 屋敷から移動して小部屋に入れる部分を調べるようにしてください。

○Hシーン

ティナとイヴ、またはクララとイヴのHシーンのほか、

多種類のモンスターとの異種姦Hがありました。

ゲームクリア後も一部表示されていないHシーンはありましたが、
森の中の脱出時に遭遇するモンスター別のシーンを見る必要がありました。

回想シーンはCGのみでシーン回想はありませんでした。

○感想

ティナともう一人の人格のクララが、少年のイヴと
ひたすらイチャイチャするゲームかと思っていましたが、
物語が思ってもみない展開へと進み、
終始ドキドキしながら最後までプレイしました。

主な登場人物はティナ、クララ、イヴの3人だけですが、
読み応えのあるストーリーとなっていてとてもよかったです。

ただ振り返ってみるとHシーンの内容はモンスターに襲われる
シーンが多くあり、ティナとイヴとのラブラブなシーンは
少なく感じてしまったので、おねショタ作品とみると
印象が少し薄い点はあったかなと思います。

おねショタラブストーリーだけで進むと思っていましたが、
その予想を覆す物語となっているので、
Hシーンだけでなく物語に注目しながらこのゲームを体験して欲しいと思います。

以上、引っ越してきた男の子に恋をしてしまう二重人格のシスターさん
のレビューとなります。

最後までご覧いただきありがとうございました。
下記より購入ができます。

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